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Orion industry

【2021年版】はんだ槽5選 / メーカー12社一覧

はんだ槽のメーカー12社・26製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


はんだ槽とは

はんだ槽(英語: Solder bath)とは、溶けたはんだを容れるあるいは溶けたはんだで満たされた容器(槽)のことで、容器内ではんだを溶融状態で維持するためのヒーターを併設した機器や設備のことをいいます。

はんだ槽は、はんだポットやはんだバスとも呼ばれています。 はんだ付けする対象物の形状や数量により、実験室で使用できる卓上レベルの大きさから製造ラインで使用するような大がかりなものまで様々なサイズがあります。

はんだ槽は、槽の中ではんだが静止した状態となる静止タイプと槽内部にノズルがあり、はんだを噴流させる噴流タイプの2つのタイプがあります。

はんだ槽の使用用途

はんだ槽は、はんだ付けする際に使用します。人が手で行う手はんだに対して、はんだ槽によるはんだは、比較的単純な対象物に対して安定した品質で大量に効率よくはんだ付けを行う場合に使用されます。

はんだ槽を使用するはんだの方法は、リード線のはんだ付けや、プリント基板への部品の実装などの分野に応用されています。

プリント基板への実装は、プリント基板にチップを組み込んだものをコンベアではんだ槽に運び、溶融したはんだを噴出させて基板と部品の所定の場所に実装するというもので、自動化された製造プロセスの一部に組み込まれています。

はんだ槽の原理

はんだ槽は、溶融はんだを貯める容器とはんだを溶融状態にしておくためのヒーターから構成されています。熱量をかけてはんだを溶融した状態に保持するという単純な構造ですが、生産設備として導入されているはんだ槽は、はんだ槽の温度を細かく制御できたり、対象物をはんだ槽に運ぶコンベアやはんだを噴流させるノズルが装備されていたりするものが主流で、プリント基板製造分野でフローはんだと呼ばれる工程に導入されています。

フローはんだ工程で使用されるはんだ槽について説明します。この工程で使用されるはんだ槽は静止タイプと噴流タイプがあります。

はんだ槽のはんだは溶融状態で空気に長時間触れていると酸化し、酸化物が生成されます。酸化物は母材とはんだの濡れ性を悪化させ、はんだ不良を起こす原因となります。酸化していない溶融はんだを常に供給することが良好なはんだ付けに重要なポイントとなります。

どちらのタイプのはんだ槽もこれらの酸化物を取り除く対策が必要ですが、噴流タイプについては、ノズルではんだ槽内部の溶融はんだを噴出させて母材に酸化していないはんだを接触させる方式となっています。

はんだの使い方

はんだを使う際、「フラックス」や「ヤニ」を使います。その目的はきれいな「はんだ付け」をするためです。

「フラックス」は塩化アンモニウムや塩化亜鉛を含んだ液体です。その目的は、プリント基板上の不純物除去により基板表面の洗浄を行い、きれいにはんだ付けができるようにすることです。また、銅配線された基板面では配線面の酸化防止を行います。

「ヤニ」は「松やに」に含まれる成分により、はんだの酸化防止を行いきれいなはんだ付けの仕上げができるようにします。一般に「ヤニ」は「はんだ」に含まれていることが多く、「ヤニに入れはんだ」として販売されています。

はんだの材質

はんだ(英語:solder)は鉛とスズを主成分とする合金です。主に電子回路を構成するプリント基板に搭載した各種電子部品やコネクターを、プリント基板上の配線部と金属接合する為に使用されます。また、別の用途としては配管同士の金属結合にも広く使用されています。

はんだの歴史は、紀元前3000年ころのメソポタミア文明まで遡ります。銅製の器に銀製の取手を付ける場合に「銀-」はんだや「スズ-銀」はんだが使われていました。その後、ギリシャ-ローマ時代には現在主流となる「スズ-鉛」はんだが水道管の接合に使用されています。そして現代は、多くの電子部品を表面実装する為、大量のはんだが使用されています。

その後主流でありました「スズ-鉛」はんだは、「鉛」の有毒性が明らかになり、EUが世界に先駆けて使用規制(Rohs指令2006年施行)を実施しました。そして現代、世界のはんだメーカーと電機メーカーが主体となり「鉛フリー」のはんだを開発し広く世の中に普及しています。現在のはんだ合金の主成分は「スズ-銀-銅」系、「スズ-銅-ニッケル」系、「スズ-亜鉛-アルミ」系など、「鉛」を使用しないはんだが主流となっています。

はんだの温度

はんだの原理は2種類以上の金属で出来たはんだを使い、プリント基板上に実装された電子部品とプリント基板の接合部に合金を形成して接合する技術です。
はんだの温度は、鉛を含有するはんだで融点183度、鉛フリーはんだが210度前後であり、鉛フリーはんだの方が高い融点になっています。

一般的に鉛フリーはんだは従来の鉛入りはんだより融点が高いため、なかなか溶けづらく濡れ広がり難しいとの欠点が指摘されてきました。
但し現在は従来の「スズ-鉛」系と遜色ない製品が開発されています。
尚、代表的な鉛フリーはんだとして有名な「スズ-銀-銅」(Sn96.5%,Ag3%,Cu0.5%)、「スズ-銅-ニッケル」(Sn99%,Cu0.7%、Ni他の添加物)の融点は217~227度となります。

 参考文献
http://www.kumikomi.net/archives/2010/11/ep35pri1.php?page=1
https://www.adogawa.co.jp/%E9%83%A8%E5%93%81%E5%AE%9F%E8%A3%85/3190.html
http://technitron.co.jp/3A1flowprcs/newpage3A1.html
https://www.hakko.com/japan/hikaru/pages/story9.html
https://www.adogawa.co.jp/cat_mounting/4026.html
https://www.renesas.com/jp/ja/document/semiconductor-package-mount-manual
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj1970/28/7/28_7_301/_pdf/-char/ja
https://www.monotaro.com/s/c-124058/
https://www.adogawa.co.jp/cat_mounting/4926.html
https://www.adogawa.co.jp/cat_mounting/5669.html
https://www.adogawa.co.jp/cat_mounting/5336.html
https://www.britannica.com/technology/soldering
https://www.toishi.info/sozai/sol/
https://www.ipros.jp/technote/basic-soldering
https://www.ipros.jp/technote/basic-lead-free-soldering/
https://godhanda.co.jp/blog/kisokouza03/

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はんだ槽のメーカー情報

はんだ槽のメーカー12社一覧


はんだ槽のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社タムラ製作所
  2. 2 白光株式会社
  3. 3 太洋電機産業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社ソレックス・コーポレーション
  2. 2 株式会社古賀電子
  3. 3 須藤電機工業株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社タムラ製作所
  2. 2 株式会社石崎電機製作所
  3. 3 株式会社センスビー

はんだ槽のカタログ一覧(1件)

Metoreeに登録されているはんだ槽のカタログ一覧です。無料で各社カタログを一括でダウンロードできるので、製品比較時に各社サイトで毎回情報を登録する手間を短縮することができます。

太洋電機産業株式会社のカタログ



はんだ槽5選

卓上型噴流式ハンダ槽 NTD-01型

株式会社連取電機製作所 卓上型噴流式ハンダ槽 NTD-01型 画像出典: 株式会社連取電機製作所公式サイト

特徴

NTD-01は連取電機製作所の卓上型噴流小型はんだ槽で、はんだ量約20kgまで対応可能なモデルです。

はんだが酸化する前に連続して噴流できるため、表面をムラなく非常にきれいに仕上げることができますので、小型プリント基板や電子機器配線用ワイヤーの線端処理等に最適です。

デジタル温度調節器を使用したヒーターはニクロム線で、最大温度は350℃ですが、デジタル表示ですので温度設定が容易です。

はんだに接する内部部品にはチタン材を使用しており、鉛フリーはんだが可能です。

株式会社連取電機製作所の会社概要

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鋳物製半田槽 SG-2SF

株式会社東洋テクニカル 鋳物製半田槽 SG-2SF 画像出典: 株式会社東洋テクニカル公式サイト

特徴

東洋テクニカル株式会社の鋳物製はんだ槽 SG-2SFはバス寸法が60㎜x300㎜x25㎜と細長く、はんだ重量3.5kgまで可能なモデルです。

東洋テクニカルのはんだ槽は、最高520℃までの使用が可能で、鉛フリーはんだの連続使用にも耐え得る仕様となっています。

温度制御は別置きになりますが、PID制御です。

バスが細長く、他の金属製のはんだ槽と比較して侵食を受けにくいため、半導体パッケージに使用されるリードフレームのディップはんだ付けにとても適しています。

株式会社東洋テクニカルの会社概要

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ポンプ式チタンはんだ槽

株式会社タムラ製作所 ポンプ式チタンはんだ槽 画像出典: 株式会社タムラ製作所公式サイト

特徴

タムラ製作所のポンプ式チタンはんだ槽は、二重構造にすることにより熱伝導を抑えることに成功し、従来のはんだ槽と比較して64%も消費電力を削減したモデルです。

はんだを排出するときには、ドレンがついていますので回収、交換が容易です。

投げ込みチタン製ヒーターによる加熱方式で、内槽、槽の中の部品がすべてチタン製ですので表面の侵食に強くなっています。

ポンプ式のため、静止式と比較して対象物へのはんだの供給量が多く、安定したはんだ付けが可能です。

株式会社タムラ製作所の会社概要

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ワンポイント噴流はんだ槽 MK-210A

株式会社ソレックス・コーポレーション ワンポイント噴流はんだ槽 MK-210A 画像出典: 株式会社ソレックス・コーポレーション公式サイト

特徴

ソレックス株式会社のMK-210Aは、超小型ながらはんだ重量7kgのワンポイント噴流はんだ槽で、小ロットでの小さめの基板修正などに向いています。

他の機種よりも小さく、噴流はんだ槽でありながら圧倒的に価格が安いことが魅力で、局所噴流はんだ槽専業メーカーのはんだ槽を手軽に購入することができます。

外形寸法は150㎜x210㎜x135㎜で、本体重量は11kgです。

温度管理はアナログ方式のためつまみで設定し、±3℃の精度です。

株式会社ソレックス・コーポレーションの会社概要

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POT-50C

太洋電機産業株式会社 POT-50C 画像出典: 太洋電機産業株式会社公式サイト

特徴

角型はんだ槽POT-50Cは、PID制御による正確な温度管理が可能で、セラミックヒーターを使用しているため、温度管理の機能が優れているはんだ槽です。

太洋電機産業の角型はんだ槽シリーズの中で最も小型のはんだ槽で、トランスリード線の予備はんだや、小型プリント基板はんだ付けに適しており、鉛フリーのはんだに対応しています。

はんだツボの材質は鋳鉄なので、侵食に強くなっています。

室温~500℃までと幅広いはんだ温度に対応することができます。

太洋電機産業株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 広島県福山市山手町2丁目16-8
  • URL: http://www.goot.jp
  • 創業: 1965年
  • 従業員数: 110人

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はんだ槽の26製品一覧

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