鎌長製衡株式会社
浜松ホトニクス株式会社
株式会社豊伸電子
株式会社日立製作所
株式会社堀場製作所
富士電機株式会社
メジャーワークス株式会社
セイコー・イージーアンドジー株式会社
キヤノン電子管デバイス株式会社

【2023年版】放射線検出器8選 / メーカー9社一覧

放射線検出器についての概要、用途、原理などをご説明します。また、放射線検出器のメーカー9社一覧企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。放射線検出器関連企業の2023年11月注目ランキングは1位:鎌長製衡株式会社、2位:株式会社堀場製作所、3位:株式会社日立製作所となっています。

目次

この記事の監修者

1993年~2019年に日本化薬株式会社医薬研究所にて医薬品の研究開発、各種生体試料の分析に従事。危険物取扱者、放射線取扱主任者として施設管理業務も担当。2019年に同業他社に転職、現在まで同様の業務を担当。専門書執筆・翻訳・校閲活動も行っている。
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/makoto-niwa-25331040/ 
Researchmap: https://researchmap.jp/0000-0002-2355-1222/

丹羽誠のプロフィール

放射線検出器のメーカー9社一覧

*一部商社などの取扱い企業なども含みます。

企業の並び替え

  • 標準
  • 従業員数順
  • 資本金の大きい順
  • 設立年古い順
  • 設立年新しい順
  • 上場企業順

放射線検出器 2023年11月のメーカーランキング

*一部商社などの取扱い企業なども含みます

注目ランキング導出方法について

注目ランキングは、2023年11月の放射線検出器ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。

社員数の規模

  1. 日立製作所: 29,485人
  2. 富士電機: 26,757人
  3. 堀場製作所: 8,432人

設立年の新しい会社

  1. メジャーワークス: 2006年
  2. セイコー・イージーアンドジー: 1983年
  3. 豊伸電子: 1980年

歴史のある会社

  1. 鎌長製衡: 1880年
  2. 日立製作所: 1910年
  3. キヤノン電子管デバイス: 1915年



放射線検出器8選

鎌長製衡株式会社
KRM1000シリーズ

KRM1000シリーズ 画像出典: 鎌長製衡株式会社公式サイト

特徴

本放射線測定器KRM1000シリーズには、積み荷の搬入時に放射性物質かどうかをモニタリングできかつ車両速度も確認できる放射線検出器のDPタイプ、検出した放射線量を表示かつ放射線警報レベルの設定も可能なLDタイプがあります。

また、測定データをグラフ化し放射物質の分布を視覚的に確認することができるタッチパネル操作可能なLCタイプ、測定データとトラックの外観情報を一緒に管理できるVMSタイプなど、沢山の機能も搭載されているシリーズになります。

本放射線測定器は、トラックの大きさに合わせた大型タイプになっており、設置した検出器の間をトラックが通過することで積み荷の中の放射性物質を検出することが可能となります。

鎌長製衡株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 香川県高松市牟礼町牟礼2246番地
  • 会社サイト
  • 創業: 1880年
  • 従業員数: 165人
  • 資本金: 80,000,000円

製品を見る

浜松ホトニクス株式会社
Siフォトダイオード

Siフォトダイオード 画像出典: 浜松ホトニクス株式会社公式サイト

特徴

X線モニタ用検出器やX線モニタ用とX線非破壊検査及び一般工業計測などで使用される2タイプのSiフォトダイオードがあります。

X線モニタ用検出器は、低価格Cslシンチレータ付Siフォトダイオードと高感度・高信頼性のセラミックシンチレータ付きフォトダイオードの2種類あり、前者はX線エネルギー100keV以下の検出に適しており、後者はX線か感度がCWOの1.8倍ありCslより残光が少なく潮解性を持たない特性を持ちX線分析・検出に向いている製品になります。

一方、X線非破壊検査用検出器は、感度波長範囲が400~1100nm、裏面入射型フォトダイオードのため受光部にワイヤがなく、シンチレータをフォトダイオードに直接実装することが可能になっております。

なお、このX線非破壊検査用検出器も2種類あり受講面サイズが9.5nm×9.5nmと6.0nm×6.0nmの2タイプになります。

浜松ホトニクス株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 静岡県浜松市中区砂山町325-6 日本生命浜松駅前ビル
  • 会社サイト
  • 創業: 1953年
  • 従業員数: 3,884人

製品を見る

株式会社豊伸電子
大型CsI放射線検出器

大型CsI放射線検出器 画像出典: 株式会社豊伸電子公式サイト

特徴

ケース寸法はφ54×63mm、ケース測定面はアルミ0.5mm、結晶材質はCsI(Tl)、結晶サイズは25×25×25mm、センサーは受講面は28×28mmの仕様になっています。

y線~100keV以上を検出でき、y線の検出に向いている検出器になります。

波高分析インターフェースにダイレクトで接続できるチャージアンプ内蔵の製品になります。

検出器においては、電源が±12V、バイアスは+24V、極性は正極性出力、時定数は10μsまで、出力インピーダンスは50Ωとなっております。

株式会社豊伸電子の会社概要

  • 会社所在地: 神奈川県川崎市宮前区宮前平3丁目9番地12
  • 会社サイト
  • 創業: 1980年

製品を見る

メジャーワークス株式会社
放射線検出器

特徴

こちらの導体検出器は、ガンマ線スペクトル測定に用いた場合に高いエネルギー分解能を示すことができます。

相対効率は10%~150%まで、特注でさらに高い効率に対応可能になっています。

温度サイクル可能な高純度Ge検出器で、イオン注入法による電極構造のため安定した性能を保持することができます。

優れたピーク対称性を持ち、更にストリームライン、PopTopどちらでも供給でき、高いカウントレートインジケータが付いている製品になります。

メジャーワークス株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都新宿区山吹町339番地グランディルエスエイ1F
  • 会社サイト
  • 創業: 2006年

製品を見る

セイコー・イージーアンドジー株式会社
ゲルマニウム半導体検出器 GEMシリーズ【同軸型検出器】

ゲルマニウム半導体検出器 GEMシリーズ【同軸型検出器】 画像出典: セイコー・イージーアンドジー株式会社公式サイト

特徴

GMXシリーズの検出器は、イオン注入による非常に薄いボロンの入射窓をもち、測定可能なエネルギー範囲が3keV~10MeVと非常に広く、ベリリウム窓・アルミ窓・カーボンファイバー窓での供給、またストリームライン、PopTopどちらでも供給ができる製品になります。

結晶構造はスィン・ウィンド同軸型(N型)の同軸型検出器になります。

温度サイクルは可能、中性子損傷に対する高い抵抗力を持ち、標準エネルギー分解能は1.8~2.5keVといった仕様です。

セイコー・イージーアンドジー株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区八丁堀2-26-9グランデビル6F
  • 会社サイト
  • 創業: 1983年

製品を見る

セイコー・イージーアンドジー株式会社
ゲルマニウム半導体検出器 GMXシリーズ【同軸型検出器】

ゲルマニウム半導体検出器 GMXシリーズ【同軸型検出器】 画像出典: セイコー・イージーアンドジー株式会社公式サイト

特徴

結晶構造はプレナ型、結晶材料はP型の高純度Ge、標準結晶サイズはφ6~36mm、小さい面積での低エネルギー光子の測定に向いている検出器になります。

測定可能なエネルギー範囲は3keV~300keV、標準エネルギー分解能は165~385eV(5.9keV)/480~595eV(122keV)と低~中間のエネルギー領域に対して非常に高い分解能を有しています。

PIXE、セーフガード、原子核構造研究における低いエネルギー光子の測定には非常に向いており、優れたタイミング特性を持っている製品になります。

セイコー・イージーアンドジー株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区八丁堀2-26-9グランデビル6F
  • 会社サイト
  • 創業: 1983年

製品を見る

セイコー・イージーアンドジー株式会社
ゲルマニウム半導体検出器 GLPシリーズ 【プレナ型検出器】

ゲルマニウム半導体検出器 GLPシリーズ 【プレナ型検出器】 画像出典: セイコー・イージーアンドジー株式会社公式サイト

特徴

結晶構造はウェル型、結晶材料はP型の高純度Ge、標準結晶サイズは~450cc有感体積、放射能の低い小型の試料において効率的に測定できるよう設計された検出器になります(測定方法は検出器中心部の穴に試料を入れて測定)。

イオン注入法により不感層が非常に薄く形成されるため、測定可能なエネルギー範囲は10keV~10MeVと広いエネルギー範囲で測定が可能となっています。

また、測定試料の真下は5mmの結晶に覆われるため、この4Πに近い幾何学形状の結晶により最大絶対計算数効率での測定も可能となっています。

セイコー・イージーアンドジー株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区八丁堀2-26-9グランデビル6F
  • 会社サイト
  • 創業: 1983年

製品を見る

キヤノン電子管デバイス株式会社
比例計数管

比例計数管 画像出典: キヤノン電子管デバイス株式会社公式サイト

特徴

こちらの比例計数管は、X線を入射して内部のガスと電離作用を起こすことを利用した検出器になります。

内部の中心電極に高い電圧を加えることでX線により発生するイオン対の数が増加し、それによって大きい信号を抽出することができるようになります。

また、あわせて入射したX線のエネルギーに比例したパルス高を持った信号を得ることができます。

これらより、X線比例計数管はメッキの厚み測定などに向いている製品になります。

キヤノン電子管デバイス株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 栃木県大田原市下石上1385
  • 会社サイト
  • 創業: 1915年
  • 従業員数: 403人
  • 資本金: 10,000,000円

製品を見る

放射線検出器の関連カテゴリ

カテゴリグループから探す

Copyright © 2023 Metoree