ドアセンサーのメーカー6社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ドアセンサは、ドアやパネルなどの開閉状態を検出するセンサでドアスイッチと呼ばれることもあります。
大きくわけると、接触式と非接触式があり、接触式ではメカニカルな接点をもち、物理的におされたかどうかで判断するマイクロスイッチや、電気のながれで判断するスイッチ付マグネットキャッチなどがあり、非接触式は光学的に遮蔽しているかどうかで判断するホトセンサ、電磁力の有無で判断する電磁式ドアセンサなどがあります。
FA機器システムなど装置動作中に特定エリア内に人がはいったら危険な場合や、加工機などのように稼働中に手をいれるとけがをする危険性が高い装置のドア開閉確認のために使われます。
また、産業用ロボットシステムなど安全柵の中に人が入らないようにドアやカバーなどの可動部の開閉確認に使用され、センサによっては、ロック機構も有し、装置が止まるまではドアをあけることができない安全性の高いドアセンサもあります。
ドアセンサによりドアの開閉確認を行うことができますが、作業者のけがを防ぐなど機械安全を実現するための重要な機器であるため、安全に関連する規格が多数存在します。たとえばISO14119やISO13849などがあり、これらに対応したドアセンサをセーフティドアセンサとよび、このようなドアセンサにより保護されたシステムをインターロックシステムといいます。
インターロック機構までつけると数万円するドアセンサもありますが、一般的なマイクロスイッチやスイッチ付マグネットキャッチは数百円から購入することができます。
安価でインターロック機構をもたないドアセンサでも故障した時は、ドアが開いた状態と判断するようにしておけば事故の発生を防ぐことができ、最低限の機能ははたします。
最近は、ドアの開閉状態を簡単に確認できるよう、センサ自身に発光部品がとりつけられ、色によって開閉状態が視認できるようになったものもあります。
参考文献
https://www.keyence.co.jp/products/safety/safety-door/
社員数の規模
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