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ワイヤカット放電加工機
【2021年版】ワイヤカット放電加工機 メーカー6社一覧
ワイヤカット放電加工機のメーカー6社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ワイヤカット放電加工機とは
ワイヤカット放電加工機とはワイヤー放電加工機とも呼ばれていて、放電加工を行うことが出来る機械のことです。
極細のワイヤーに電気を流し、工作物を溶かしながら加工を行います。
原理的には、電気が通る材質のもの(導電性のあるもの)であればどんなものでも加工可能です。
ただし加工法としては貫通のみとなっており、熱によって溶けた加工部は変質層になります。
ワイヤカット放電加工機の使用用途
ワイヤカット放電加工機の一般的な使用用途としては、金型や歯車、治具などといった比較的高度な加工精度が必要な加工に利用されます。
また、鋼板(鉄板)やステンレス板、銅板、アルミ板、真鍮版、などの薄板金属(板金材料)のさまざまな加工などにもよく利用されています。
加工が困難な薄い材質ものから、超硬素材のような硬い金属まで導電性のあるものであれば
どんなもでも加工が可能です。
また、ワイヤ電極は電気を放電させるだけで、工作物には接触しない非接触加工です。
これにより、切削加工では加工が難しい金属でも容易に加工することが出来ます。
ワイヤカット放電加工機の原理
ここではワイヤカット放電加工機の原理について説明します。
- まず、工作物にワイヤカット加工を始める位置を決めるためのスタートとなる場所に穴を開け、その穴を通るようにワイヤーを通します。
- 次に予め入力しておいたNCデータに従って工作物(またはワイヤー)がXY方向(平面方向)に移動することにより
所定の加工形状に、工作物を一筆書きのように加工していきます。この時、機械は自動運転で加工されます。
- ワイヤカットを行う際、加工液と呼ばれる誘導体の液体を使います。
主に水や油が用いられていますが、水を加工液として使用する機会が多くなっています。
理由としては、取り扱いが容易、火災の心配が無く安心して夜間の放置運転ができる、ワイヤ電極と加工部分の間のできる熱を良好に冷却できる、加工する際に出てしまう加工粉の除去が容易である、等の理由で油よりも水を使用することが多くなっています。
- 水を加工液とする機械には、吹き掛け方式(かけ流し)と浸透方式(ドブ漬け方式)の2種類があります。
主流の方式としては、浸透方式が一般的です。
理由としては、水が途切れることがなく安定して加工を行うことが出来るからです。
参考文献
http://www.bk83.com/bankin/bankinf05.html
https://mitsu-ri.net/articles/wire-cut
ワイヤカット放電加工機のメーカー情報
ワイヤカット放電加工機のメーカーランキング
社員数の規模
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1 三菱電機株式会社
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2 ファナック株式会社
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3 大阪鋼機株式会社
設立年の新しい会社
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1 エクセテックジャパン有限会社
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2 株式会社サツキ精工
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3 ファナック株式会社
歴史のある会社
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1 三菱電機株式会社
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2 大阪鋼機株式会社
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3 ファナック株式会社
ワイヤカット放電加工機のメーカー6社一覧
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創業: 1975年
従業員数: 7人
本社: 愛知県
会社URL
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創業: 1941年
従業員数: 40人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1921年
従業員数: 146,518人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1972年
従業員数: 7,866人
本社: 山梨県
会社URL
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