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カネテック株式会社

【2021年版】脱磁器5選 / メーカー11社一覧

脱磁器のメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


脱磁器とは

脱磁器とは物体に発生した磁気を取り除く装置のことです。鉄などの磁性体は磁場の中に置かれると磁気を発生させます。この磁器を取り除くことは脱磁と呼ばれ、製品の製造過程で重要な工程の一つです。なぜなら、磁気を持つ金属は磁石となり望まない性質を持つことがあります。例えば周辺の金属を引きつけたり電子機器に不具合を発生させたりします。予期せぬ磁力は製品の不具合となるため、脱磁器を用いて事前に取り除いておかなければならないのです。

脱磁器の使用用途

脱磁器は様々な物質の磁力を取り除くために使われます。例えば工具です。磁場中に置かれた金属製の工具は磁力を持ってしまうことがあります。磁力を持つと金属と引きつけ合ったり反発し合ったりして作業に支障をきたします。このような場合には小型の脱磁器を用いて磁力を取り除きます。また、金属製品の製造過程にも用いられます。加工の最中に細かな鉄粉や不純物が付着すると不具合の原因になるからです。この場合には大型の脱磁器が生産ラインに導入されます。

脱磁器の原理

脱磁器は磁区をばらばらにすることで磁力を取り除きます。磁区とは磁性体の中にある磁力を持つ細かな区画のことです。磁性を帯びているとき、磁区は一定方向に力を持ち磁力を持っています。脱磁器はこの磁区をばらばらにして力の向きを変えることで磁力を0に近づけているのです。

脱磁器は交番磁界というものを発生させることで磁区の向きを不揃いにします。交番磁界は位相が反転して徐々に減衰している次回です。これを磁性体に与えることで均一な方向を向いた磁区は磁気エネルギーを与えられます。エネルギーによって磁区は乱されて様々な方向を向くようになるので、対象の磁力はなくなります。また、交番磁界を発生させる電流は次の二つです。

  • 交流電流
    脱磁コイルに交流電流を流すことで磁力を取り除きます。表面の脱磁に適した方法です。
  • 直流反転電流
    正負を繰り返し減衰する電流を用いて磁力を取り除きます。内部の脱磁に適した方法です。

参考文献
https://www.j-ndk.co.jp/product/index_datsuji.html
http://kanetec.co.jp/guide.pdf

脱磁器のメーカー情報

脱磁器のメーカー11社一覧


脱磁器のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 ユアサ商事株式会社
  2. 2 カネテック株式会社
  3. 3 電子磁気工業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 directindustry
  2. 2 株式会社テクノプラン
  3. 3 株式会社エーイーエム

歴史のある会社

  1. 1 ユアサ商事株式会社
  2. 2 カネテック株式会社
  3. 3 日本電磁測器株式会社

脱磁器5選

脱磁器

株式会社エーイーエム 脱磁器 画像出典: 株式会社エーイーエム公式サイト

特徴

脱磁機器は金属や工業製品の加工工程の最中に帯びた残留磁器を製品から省磁・脱磁することができます。

機械部品や自動車の部品を始め、スクリュー・ベアリング・プレスの金型などの金属部品、さらには電気部品や鋳物製品などの消磁・脱磁に適切に使用することができます。

脱磁にかかる時間は対象のものにもよります、基本的に1〜2秒程で十分な脱磁を行うことが可能です。

脱磁には対象物を挿入またはテーブルに置いた後に、機器から離すことで容易に脱磁することができます。

株式会社エーイーエムの会社概要

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コンデンサー式脱磁電源装置

東洋磁気工業株式会社 コンデンサー式脱磁電源装置 画像出典: 東洋磁気工業株式会社公式サイト

特徴

コンデンサー式脱磁電源装置は主にマグネット・磁石の脱磁を目的としている装置で、商用交流電源による脱磁器が使用できないようなBHエネルギー積の大きいマグネット等に対し、使用することができます。

サマコバ、アルニコ、フェライト、希土類(焼結、ボンド)ネオジウム磁石などのあらゆる磁石となる材質を始め、ドリルなどの工具やベアリングなどの鉄鋼材、磁石成型時における金型内の脱磁、テレビやディスプレイなどの消磁など使用用途は多岐に渡ります。

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脱磁装置 交流方式 貫通型(空芯型)LOシリーズ

日本電磁測器株式会社 脱磁装置 交流方式 貫通型(空芯型)LOシリーズ 画像出典: 日本電磁測器株式会社公式サイト

特徴

脱磁装置は鉄を素材とする製造業において非常に重要な装置で、貫通型(空芯型)LOシリーズは磁性を帯びた脱磁性の対象となるものを交流磁界が発生しているコイルから遠ざけることで脱磁を行うことができます。

被脱磁物をその自重を利用してステンレス製のシュータ内を通過させるシュート式、コンベアに被脱磁物を載せてコイルの空芯を通過させるコンベア式などが選択できます。

鋳鍛鋼品・棒鋼材など鉄鋼業における脱磁に適切です。

日本電磁測器株式会社の会社概要

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小型・省エネタイプ脱磁装置 ベアリング専用コンデンサ式Eco型

マグネットフォース株式会社 小型・省エネタイプ脱磁装置 ベアリング専用コンデンサ式Eco型 画像出典: マグネットフォース株式会社公式サイト

特徴

ベアリング専用コンデンサ式脱磁器は通常では難しいベアリングの完成品やハブベアリング・テーパーローラーベアリングなどの脱磁にも対応しています。

ほとんどの対象物に対して3ガウス以下まで脱磁を行うことができます。

従来のものと比較すると、最大で90%のエネルギーを削減することができ、騒音や振動も極めて少ないため対象物の損傷も抑えることができます。

コンデンサ式のため、無駄な発熱をおさえ高いコイルの耐久性もあります。

マグネットフォース株式会社の会社概要

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テーブル形脱磁器 KMD

カネテック株式会社 テーブル形脱磁器 KMD 画像出典: カネテック株式会社公式サイト

特徴

テーブル形脱磁器KMDはギャップ特性と厚みのある対象物における脱磁性に優れており、コンパクト・軽量なので省スペースにも対応している脱磁装置です。

交流電源により、テーブル上に磁界が発生しこの磁界中に脱磁対象物(ワーク)を通過させることで脱磁することが可能です。

ハイス鋼・べアリング鋼・ニッケルクローム鋼・バネ鋼・ダイス鋼などの磁性が強くまた保磁力が大き材質に対しても高精度の脱磁を行うことができます。

カネテック株式会社の会社概要

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