コンクリート用ドリルのメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
コンクリート用ドリルは、コンクリートやレンガ等の素材の穴あけ用として販売されているドリルです。コンクリートドライバーには幾つかの種類があり、主なものとしてハンマードリル、振動ドリルなどが存在します。どちらのドライバーもドリルを回転させるだけではなく、同時に振動させて穴あけするのが特色です。
これらの機種の機能の違いは主にコンクリートに開けられる穴径の違いです。コンクリートにより大きな穴を開けたい場合には、ハンマードリルを使用する必要があるなど、用途により最適な機種の選択を行う必要があります。
コンクリート用ドリルの主な用途は、名前通りにコンクリートなどのセメント素材の穴あけ作業になりますが、大理石などの石材に対しても穴あけを行うことが出来ます。
コンクリート用ドリルはドリルの回転と振動(打撃)で穴あけを行いますが、一部の機種では振動動作を停止させて回転のみをドリルに行わせることで、金属や木材の穴あけを行うことが出来るコンクリート用ドリルも存在します。また、電動ドライバーとして使うことも可能な機種もあります。
コンクリートドリルはコンクリートに穴あけを行うため、ドリルに振動を加える必要があります。ドリルを振動させる方法は二種類あり、カムとスプリングを使用して振動を起こす方法と、ピストンで空気を圧縮してドリルに衝撃を加える方法があります。前者の方法は振動ドリルに使用され、後者の方法はハンマードリルに使用されています。
ハンマードリルは強力な衝撃を発生させるために、非常に大きな騒音や振動が発生します。このため、作業者もグローブやイヤーマフ、耳栓などの騒音対策が必要です。また、作業時間など周辺環境への十分は配慮が必要です。
振動ドリルは騒音や振動に関する心配はそれほど必要ありませんが、その代わりハンマードリルに比べて力が弱いため穴あけ出来る穴径は小さく、穴あけ速度もハンマードリルに比べると低下します。このため、コンクリートに対して多くの穴あけを行う場合など、作業効率を考えるとやはりハンマードリルの使用を検討しなければならないケースは多くあります。
参考文献
https://www.bildy.jp/mag/shindoudriver-guide/
https://www.bosch.co.jp/pt/miss-campus/nejishime/article-06.php
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/028/
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