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【2021年版】硫化水素計 メーカー10社一覧

硫化水素計のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


硫化水素計とは

 硫化水素計は労働安全衛生法の「酸素欠乏症防止規則等」で定められた箇所でその日の作業を行う前に際必ず硫化水素の濃度を測定することが定められておりその時に使用します。交代制勤務の場合でもその作業前に使用しなければなりません。また作業中の作業者の近くで常に硫化水素を測定します。測定箇所は見取り図に記録しなければならないことが定められており、3年間保存する義務があります。測定箇所は空気中の硫化水素の濃度の分布があるため、適切な場所に5点以上とする必要があります。

硫化水素計の使用用途

硫化水素計は、硫化水素が空気より重く水に溶けやすいという性質があるため作業者の呼吸器より下で測定することが必要です。脱臭装置の効率検査のための専用据置式や、常時監視用の定置型のものもありますが、作業中の作業者の近くの硫化水素濃度をモニタリングするため腰ベルトや胸に取り付けることができる小型のものもあります。安全衛生法により酸素欠乏危険場所に定められている箇所のうち海水が滞留する熱交換器の内部、汚水等腐敗分解しやすい物質を入れていあるタンク等の内部は硫化水素が発生する箇所と規定されているため、硫化水素計は主にこれらの場所で使われることになります。

硫化水素計の原理

 硫化水素計は、定電位電解式で硫化水素濃度を測定します。硫化水素計の内部には、ガス透過膜、作用電極、参照電極、対電極、電気質溶液が含まれています。硫化水素透過膜を通り電気室溶液に入ると作用電極では硫化水素と水が反応して硫酸と水素イオンと電子が発生する反応がおき、対電極では酸素と水素イオンと電子により水ができる反応が起きます。参照電極に対して作用電極でどのくらい電解電流が起きたかで濃度を測定することができます。硫化水素の濃度が高いと電流は高くなります。硫化水素計のセンサー感度は経時劣化するため定期的(通常は1月以内毎に1回)に校正ガスを用いて構成することが必要です。

 硫化水素計は硫化水素濃度が10ppmの任意の濃度で警報が鳴る機能が必要です。さらに設定以上の濃度になると警報が鳴り続ける機能が必要です。10ppmは目の粘膜の刺激下限界濃度で、50ppm〜100ppmになると気道刺激、結膜炎が発症してしまいます。100ppmから200ppmで嗅覚麻痺が起きてしまい300ppmで1時間で亜急性中毒症状、600ppmで1時間で致命的中毒、1000ppmになると即死濃度と言われています。そのため小型携帯用の硫化水素計は50ppmを上限にしたものが多くなっています。

参考文献
https://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/03siryou/1hourei/19720942.pdf

http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-43/hor1-43-5-1-0.htm

http://www.tech.nagoya-u.ac.jp/archive/h24/Vol08/hon_secur/PKAN-1-s.pdf

https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb2057&dataType=1&pageNo=1

http://kikakurui.com/t8/T8205-2018-01.html

硫化水素計のメーカー情報

硫化水素計のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 メトラー・トレド株式会社
  2. 2 株式会社堀場製作所
  3. 3 株式会社アクティオ

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社メジャー
  2. 2 株式会社佐藤商事
  3. 3 株式会社テクネ計測

歴史のある会社

  1. 1 新コスモス電機株式会社
  2. 2 株式会社堀場製作所
  3. 3 メトラー・トレド株式会社

硫化水素計のメーカー10社一覧


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