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熱伝導率測定器
【2021年版】熱伝導率測定器 メーカー12社一覧
熱伝導率測定器のメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
熱伝導率測定器とは
熱伝導率測定器とは、物質の熱伝導率を測定するための装置のことです。熱板や熱線、レーザーを使うものなど様々な種類があります。熱伝導率とは物質の中での熱の伝わりやすさの値で、材質を特徴づける一つのポイントです。この熱伝導率の高さは製品として機能する上で非常に重要な値のため、熱伝導率測定器を用いて確認されます。身近な鍋やフライパンで考えてみると、熱伝導率が高ければ早く加熱することが可能で、低ければ保温性が高いと言えます。
熱伝導率測定器の使用用途
熱伝導率測定器は製品の製法評価の際や、新たな材料や製品の開発の際に使用されます。
例えば、保存容器の保温性能の評価です。熱伝導率が低ければ熱が外に逃げにくく、長時間温かさを保つことができます。
また、塗装やコーティングの耐熱性の評価にも用いられます。熱伝導率が高すぎると、熱に弱い塗料などは溶けてしまう可能性があります。
さらに、放熱素材の開発です。熱を多く発生させる機械には、ゴムや樹脂を用いた放熱部分が存在します。より熱伝導率が高い素材の方が素早く熱を冷ますことができるのです。
熱伝導率測定器の原理
熱伝導率測定器には定常法と非定常法があります。ここではこの二つの原理から特徴までをご紹介していきます。
- 定常法
定常法とは、定常的な熱勾配を発生させて熱伝導率を測定する方法です。試料の片面を高温、もう片面を低温にすることで定常的な熱の流れを発生させます。一般的に熱勾配の発生には熱板が使用され、二つの熱板で試料を挟むことによって温度差を生じさせることができます。単純な原理なので正確な測定が可能になりますが、試料表面の温度調節が難しい方法です。
- 非定常法
非定常法とは、非定常的な熱を試料に与えて熱伝導率を測定する方法です。熱を加えてからの試料温度の時間変化を計測することで、計算によって熱伝導率を算出することができます。熱を与える方法としてはレーザー光を用いたレーザーフラッシュ法やヒーター線などを用いた熱線法などがあります。レーザーフラッシュ法では、レーザー光を用いて試料を加熱し赤外線センサで検出します。熱伝導率の小さすぎるものは検出が難しいという欠点もあります。また、熱線法では試料内部に熱線を通して加熱します。固体や液体の区別なく測定できる方法です。
参考文献
https://www.djklab.com/service/koubunshibunseki/200
https://www.ibieng.co.jp/analysis-solution/g0014/
https://www.kyoto-kem.com/ja/learn/heat/heat05/
熱伝導率測定器のメーカー情報
熱伝導率測定器のメーカーランキング
社員数の規模
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1 ダイトロン株式会社
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2 杉本商事株式会社
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3 メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
設立年の新しい会社
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1 株式会社アイフェイズ
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2 株式会社IBS
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3 メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
歴史のある会社
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1 金子産業株式会社
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2 杉本商事株式会社
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3 株式会社北浜製作所
熱伝導率測定器のメーカー12社一覧
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創業: 1919年
従業員数: 93人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1967年
従業員数: 79人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 1948年
従業員数: 130人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1997年
従業員数: 105人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1921年
従業員数: 411人
本社: 大阪府
会社URL
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- メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
会社情報
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創業: 1983年
従業員数: 170人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1952年
従業員数: 823人
本社: 大阪府
会社URL
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- アドバンス理工(旧:アルバック理工)株式会社
会社情報
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創業: 1962年
従業員数: 88人
本社: 神奈川県
会社URL
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