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熱伝導率測定器のメーカー13社一覧や企業ランキングを掲載中!熱伝導率測定器関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社日立ハイテクネクサス、2位:NETZSCH Japan株式会社、3位:メイワフォーシス株式会社となっています。 熱伝導率測定器の概要、用途、原理もチェック!
熱伝導率測定器とは、物質の熱伝導率を測定するための装置のことです。
熱板や熱線、レーザーを使うものなど様々な種類があります。熱伝導率とは物質の中での熱の伝わりやすさの値で、材質を特徴づける1つのポイントです。例として鍋やフライパンを挙げると、熱伝導率が高ければ早く加熱することが可能で、低ければ保温性が高いと言えます。
2025年4月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社日立ハイテクネクサス |
13.8%
|
2 | NETZSCH Japan株式会社 |
13.1%
|
3 | メイワフォーシス株式会社 |
11.7%
|
4 | アドバンス理工株式会社 |
11.0%
|
5 | 株式会社レスカ |
8.3%
|
6 | 三弘エマテック株式会社 |
6.9%
|
7 | グロッツ・ベッケルトジャパン |
6.2%
|
8 | 横浜電子株式会社 |
6.2%
|
9 | 株式会社アイフェイズ |
5.5%
|
10 | 株式会社豊伸電子 |
4.8%
|
21 点の製品がみつかりました
21 点の製品
京都電子工業株式会社
120人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
23.5時間 返答時間
くっきり見やすい、タッチパネル式5.7型TFTカラー液晶ディスプレイ。センサを駆使することによって、多種多様な材料の熱伝導率測定が可...
三弘エマテック株式会社
140人以上が見ています
返信の比較的早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
30.2時間 返答時間
■製品説明 ・温度範囲:50~280℃ ・試料寸法:①角25mmX厚1.5~8mm、②φ25mmX厚1.5~8mm、③角50mmX厚1.5~12mm、④φ50mmX厚1.5~12mm ・測...
グロッツ・ベッケルトジャパン
650人以上が見ています
100.0% 返答率
40.8時間 返答時間
テキスタイルや生地の温かさと冷感を定量化するASTM D7984に準拠した唯一の測定器 熱伝導率測定 ・接触冷感・温感 Q-Maxに替わる接...
株式会社マイセック
150人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
15.2時間 返答時間
レーザフラッシュ法でしか測定できなかった金属、合金、セラミックス等の高熱伝導率材料の熱伝導率を簡単に測定可能。さらに小型化を実...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
350人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の早い企業
100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
FOX 200ヒートフローメーターは熱伝導を測定するための正確で使いやすい装置です。ASTM C518およびISO 8301.スタンドアロンまたはPC制御...
アルバック販売株式会社
210人以上が見ています
最新の閲覧: 8時間前
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 高分子から金属まで幅広い材料の熱伝導率測定。比熱容量・熱伝導率を測定する装置です。ファインセラミックスや金属の試験装置のJ...
京都電子工業株式会社
180人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
23.5時間 返答時間
断熱材からセラミックス,金属等の固体,液体,粉体,ペースト類,ゲル状試料等の熱伝導率、熱拡散率の測定及び単位体積あたりの比熱容...
株式会社プレテック
60人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
■特徴 ・超⾼圧・⾼温の条件下で (常圧~100MPaで、室温~+500℃) 気体の熱伝導率を測定する装置です。 ・⾮定常細線法の⽩⾦プローブを...
株式会社ベテル
270人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
100.0% 返答率
196.4時間 返答時間
■特徴 ・高速な測定。従来数時間かかる測定を10~20分に短縮 ・試料を置くだけの簡単設置 ・"荷重一定モード"と"厚さ一定モード"の2パタ...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
360人以上が見ています
返信の早い企業
100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
FOX 801ヒートフローメーターは熱伝導を測定するための正確で使いやすい装置です。ASTM C518およびISO 8301.スタンドアロンまたはPC制御...
アルバック販売株式会社
200人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 測定時間を大幅短縮。レーザフラッシュ法によって熱電材料、セラミックス、カーボン、金属など均質な固体材料の熱3定数 (熱拡散率...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
290人以上が見ています
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100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
DTC 300はASTM E1530 Standardに従って室温で熱伝導を測定する保護熱流計です。測定のために、下部スタックにカロリメーターを1つと、端...
株式会社プレテック
50人以上が見ています
■特徴 ・短細線法による熱伝導率を測定する装置です。 ・圧⼒1MPa未満、約80K~300Kの温度の条件下で⽔素の熱伝導率を測定する事ができ...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
250人以上が見ています
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100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
FOX 50ヒートフローメーターは熱伝導を測定するための正確で使いやすい装置です。小さいフットプリントで短期間に結果を出します。この...
アルバック販売株式会社
190人以上が見ています
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100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 最高3,000℃までの超高温領域での熱拡散率測定。超高温域における材料の熱拡散率測定をレーザフラッシュ法で実現。カーボン材料や...
アルバック販売株式会社
180人以上が見ています
最新の閲覧: 15時間前
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 熱伝導性高分子材料の研究開発・品質管理に。放熱フィルムなどの厚さ方向や面内異方性評価測定が可能です。レーザフラッシュと比...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
310人以上が見ています
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100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
FOX 600ヒートフローメーターは熱伝導を測定するための正確で使いやすい装置です。ASTM C518およびISO 8301.スタンドアロンまたはPC制御...
アルバック販売株式会社
210人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 フラッシュ法では測定が難しい薄いフィルム試料を簡便に評価。交流ジュール加熱法を用いてフィルム状高分子、紙、セラミックスな...
アルバック販売株式会社
200人以上が見ています
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 各種フィルム状膜の面方向の熱伝導性評価。レーザを交流的に照射AC法 (Angstrom法) により、薄板材料の面方向熱拡散率を測定する...
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
240人以上が見ています
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100.0% 返答率
6.7時間 返答時間
FOX 314ヒートフローメーターは熱伝導を測定するための正確で使いやすい装置です。ASTM C518およびISO 8301.スタンドアロンまたはPC制御...
アルバック販売株式会社
200人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
100.0% 返答率
336.9時間 返答時間
■概要 高分子、ガラスなどの熱伝導性評価。本装置は、米国規格ASTM E1530に準拠した熱流計方式定常法熱伝導率測定装置です。50~280℃ま...
熱伝導率測定器とは、物質の熱伝導率を測定するための装置のことです。
熱板や熱線、レーザーを使うものなど様々な種類があります。熱伝導率とは物質の中での熱の伝わりやすさの値で、材質を特徴づける1つのポイントです。例として鍋やフライパンを挙げると、熱伝導率が高ければ早く加熱することが可能で、低ければ保温性が高いと言えます。
熱伝導率測定器は、製品の製法評価や新たな材料や製品の開発に使用されます。
例えば、保存容器の保温性能の評価があります。熱伝導率が低いほど断熱性が高く、長時間温かさを保つことができます。その性能の指標として熱伝導率を測定します。
最近では、放熱素材の開発に使用されることが増えました。CPUなどにおいては発熱による熱暴走を防ぐため、放熱が重要な要素です。
例えば、放熱性の向上のために使われる熱伝導性グリースは、熱伝導率が高いほど放熱性が高くなります。
図1. 定常法と非定常法
熱伝導率測定器には、大きく分けて定常法と非定常法があります。
定常法とは、定常的な熱勾配を発生させて熱伝導率を直接測定する方法です。試料の片面を高温、もう片面を低温にすることで定常的な熱の流れを発生させます。
熱流束計や既知の熱伝導率の材料と温度から熱流束を測定することで、試料で生じた温度差から熱伝導率を測定できます。単純な原理なので正確な測定が可能になりますが、試料表面の温度調節や周囲への放熱などが誤差の原因になります。また、定常状態に至るまでに多くの時間がかかるのもデメリットです。
非定常法とは、非定常的な熱を試料に与えて熱伝導率を測定する方法です。熱を加えてからの試料温度の時間変化を計測することで、計算によって熱伝導率を算出できます。熱を与える方法としては、レーザー光を用いたレーザーフラッシュ法やヒーター線などを用いた熱線法などがあります。
レーザーフラッシュ法では、レーザー光を用いて試料を加熱し赤外線センサで検出します。熱伝導率の小さすぎるものは、検出が難しいのが欠点です。また、熱線法では試料内部に熱線を通して加熱します。固体や液体の区別なく測定できる方法です。
図2. 熱拡散率と熱伝導率
熱拡散率は一般的にレーザーフラッシュ法を利用した装置で測定されますが、熱伝導率を直接測定することはできません。熱伝導率は、レーザーフラッシュ法の測定装置で得た熱拡散率に、比熱と密度を掛けること求めることが可能です。
比熱は示差式熱分析装置 (DSC) で、密度はアルキメデス法で知られる水中置換法等で測定された値を利用します。レーザーフラッシュ法では、ゴムやプラスチックなどの高分子材料やセラミックス材料、また金属材料まで幅広く熱拡散率を測定可能です。一方で、試験条件に制約あり、測定する材料は多孔質でなく緻密です。
金属材料でよくある引け巣などの欠陥や割れなどないことが求められます。従って、繊維や粒状物質の複合材料や積層材料は測定することができません。
熱拡散率測定装置には、レーザーフラッシュ法とは別に周期加熱法もあります。この方法では、周期的に変化させた熱エネルギーを与えた際に、ある一定距離だけ離れた場所での温度の応答や位相差から求めます。しかし、こちらも熱伝導率を直接測定することはできません。
図3. 非定常法細線加熱法
迅速に熱伝達率を測定したい場合は、非定常法細線加熱法という方法を利用した迅速熱伝達率計が有効です。センサー部分は、直線状に張られた加熱線と熱電対により構成されていて、一定電流を流し加熱温度を上昇させることができます。
例えば、セラミックスなどの熱伝導率が高い試験片であれば、試験片に熱が急速に拡散して加熱線の温度が低下します。逆に熱伝導率の低い試験片では加熱線の温度が上昇するので、この時の昇温グラフの傾きから熱伝導率を求めることが可能です。
均一な試験片であれば、熱伝導率が迅速かつ簡単に測定可能で、測定器自体も小型化で持ち運べます。そのため、現場ですぐに測定できる点も大きなメリットです。工業用の建築材料から食品や服飾品まで幅広く利用できます。
なお、測定可能な試験片例は以下の通りです。
参考文献
https://www.ibieng.co.jp/analysis-solution/g0014/
https://www.kyoto-kem.com/ja/learn/heat/heat05/
https://www.agne.co.jp/analysis/gijutsu_001.htm
https://www.cerij.or.jp/service/05_polymer/thermophysical_property_01.html