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残留塩素計のメーカー29社一覧や企業ランキングを掲載中!残留塩素計関連企業の2025年6月注目ランキングは1位:オルガノ株式会社、2位:水道機工株式会社、3位:株式会社磯村となっています。 残留塩素計の概要、用途、原理もチェック!
残留塩素計 (英: Residual chlorine meter) とは、塩素処理済みの用水中に残っている遊離型有効塩素やクロラミンなどの結合型有効塩素量を測定するための装置です。
上水道をはじめ各種用水において、塩素殺菌・消毒処理を行うことは安全性を確保する上で不可欠です。また、微生物や藻類などの再繁殖を防ぐためには、微量の塩素が残存している必要があります。
しかし、残留塩素が過量に存在する場合は塩素臭を生じる他、配管に使用されている金属などを腐食させたり、トリハロメタンなどの発ガン物質の生成原因となることもあります。特に水道水においては残存する塩素を残留塩素と呼んでこの下限が規定されています。残留塩素計は、水質管理、点検のため、正確な残留塩素を測定することに用いられる装置です。
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2025年6月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | オルガノ株式会社 |
21.4%
|
2 | 水道機工株式会社 |
17.9%
|
3 | 株式会社磯村 |
10.7%
|
4 | 株式会社タクミナ |
7.1%
|
5 | 株式会社イワキ |
7.1%
|
6 | 大都工業株式会社 |
3.6%
|
7 | 株式会社アースプロテクト |
3.6%
|
8 | 株式会社カスタム |
3.6%
|
9 | 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 |
3.6%
|
10 | 柴田科学株式会社 |
3.6%
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26 点の製品
荏原実業株式会社
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返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
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本器は、水中の残留塩素を測定する、3電極式ポーラログラフ法の無試薬型残留塩素計です。 ■特長 ・センサは、3電極式ポテンシャルパル...
株式会社イワキ
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■IR-11-35 (上水専用) の特長 浄水・配水・給水専用の遊離残留塩素を連続測定するコストパフォーマンスに優れた残留塩素濃度計です。フ...
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株式会社イワキ
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■データロガー機能を搭載 SDHC/SDカードを利用したデータロガー機能を搭載しました。 ■測定方式 3電極ポーラログラフ法 ■ゼロ点の安定...
株式会社イワキ
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返信の早い企業
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■特長 食品工場などで殺菌、消毒のために使用される300mg/L (標準) までの有効塩素を連続測定するための装置です。 フローセルは、回転...
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■特長 ・フルスケール:1.00~5.00mg/Lの範囲で任意設定可能 ・濃度制御方式:電磁定量ポンプ用比例制御機能搭載 ■各種塩素剤に対応 次...
株式会社イワキ
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■データロガー機能を搭載 SDHC/SDカードを利用したデータロガー機能を搭載しました。 ■測定方式 3電極ポーラログラフ法 ■無試薬式なが...
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■IR-31-27Aの特長 ・食品工場などで殺菌、消毒のために使用される50mg/Lまたは300mg/Lまでの有効塩素を連続測定します。 ・測定部は駆動...
株式会社イワキ
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返信の早い企業
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株式会社柳生商会
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株式会社タクミナ
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返信の早い企業
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HACCP対応食品工場用高濃度残留塩素 (~200mg/L) を安定連続測定。 特長 ■安定した連続高濃度残留塩素測定が可能 最大 200mg/L までの濃...
オプテックス株式会社
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上水道・簡易水道などの残留塩素計のコストパフォーマンスモデルです。 無試薬型残留塩素計 ■3電極式ポーラログラフ方式センサー採用 ...
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ハンナインスツルメンツ・ジャパン株式会社
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株式会社コクゴ
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ポータブル残留塩素計 RC-31P-F 採水・投込測定用 ■特長 ・無試薬で、水道水やプール水などの残留塩素を簡単測定。 ・試薬の取扱い、処...
残留塩素計 (英: Residual chlorine meter) とは、塩素処理済みの用水中に残っている遊離型有効塩素やクロラミンなどの結合型有効塩素量を測定するための装置です。
上水道をはじめ各種用水において、塩素殺菌・消毒処理を行うことは安全性を確保する上で不可欠です。また、微生物や藻類などの再繁殖を防ぐためには、微量の塩素が残存している必要があります。
しかし、残留塩素が過量に存在する場合は塩素臭を生じる他、配管に使用されている金属などを腐食させたり、トリハロメタンなどの発ガン物質の生成原因となることもあります。特に水道水においては残存する塩素を残留塩素と呼んでこの下限が規定されています。残留塩素計は、水質管理、点検のため、正確な残留塩素を測定することに用いられる装置です。
残留塩素計は主にビル、マンション、共同住宅、学校、病院、公民館などの公共施設や食品、飲料工場、調理施設、プール、高架水槽、温泉などの水質管理が必要な所で使われています。
使用例は以下の通りです。
残留塩素計の測定方法には、ヨウ素滴定法や比色DPD法、DPD吸光光度法のような試薬を利用した測定法やポーラログラフ法という、貴金属電極を利用したセンサで微弱な電流を通し、電導度を計測する無試薬測定法が用いられます。
残留塩素とは、塩素処理後の水中に残っている酸化力を有する塩素のことです。(有効塩素) 具体的には、次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンなどの遊離残留塩素と、クロラミンなどのアンモニアや有機性窒素化合物などと結合した塩素が該当します。塩素イオンCl-はこれらには該当しません。
ヨウ素滴定法はpH4以下の条件でヨウ化カリウム溶液を添加して、遊離塩素と結合塩素をヨードに置き換えた後、全残留塩素を測定する試薬型測定法です。試薬形は浄水場内の工程管理用として使用されます。
図1. 比色式残留塩素計のイメージ
DPD法とは、DPD (ジエチルパラフェニレンジアミン) の化学反応を利用して比色定量で塩素を測定する方法です。DPD (ジエチルパラフェニレンジアミン) は塩素によって酸化されると、無色のキノンジイミンを経由した後に更に未反応のDPDと反応し、N,N-ジエチル-セミキノン中間体を生じて桃赤色 (マゼンタ) に呈色する性質があります。
比色法では発色の程度を比較しながら比色盤に刻まれている数値を読み取ることにより測定ができます。測定現場などで手軽に行える最も簡単な方法です。
図2. ポーラログラフ式残留塩素計のイメージ
試料中に2つの電極を静置して電圧をかけると、電極間に電流が流れます。このとき、残留塩素の濃度によって流れる電流量が変化します。ポーラログラフ式とは、この電流量を測定することにより、サンプル内の塩素濃度を測定する方法です。ポーラログラフ法を使った残留塩素計では、微小回転白金電極と比較的面積の大きい静止白金電極とが用いられています。
図3. 投げ込み式残留塩素計のイメージ
残留塩素計は、前述する測定原理による種類がある他、形状や大きさ・用途に様々な種類があります。大型の据え置き型の機械や、持ち運び式の小型の機械の他、プールなどの水質管理に使用可能な投げ込み型の装置もあります。
特に海水中や排水中の残留塩素を測定する装置は大型であることが多いです。試薬を用いるDPD法の測定は手軽ですが、試薬を用いるランニングコストがかかるのと、数値で計測したい場合などの場合はポーラログラフ式など他の種類のほうが適切である場合もあります。用途に合わせて、適切な製品を選択することが必要です。
参考文献
https://www.toadkk.co.jp/product/search/item.html?item=chl