光ファイバーケーブルのメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
光ファイバーケーブルは、光信号により情報を伝える光ファイバー通信などで使用されるケーブルです。現代のインターネットはADSLなどの電話回線を用いた通信から光ファイバー通信へと移行しており、光ファイバーケーブルの重要性はますます高まっています。
光ファイバーケーブルは、光ファイバーとよばれる繊維を複数束ねてその周囲に被覆を施したものを指します。光ファイバーは高純度のガラス繊維からできた透明度の高い繊維であり、遠距離であっても元の光信号をほぼ減衰させずに伝搬させることができます。そのため、光ファイバー通信では電話回線などよりも高速な通信が可能です。
光ファイバーケーブルは、いわゆるインターネット用の光回線以外にも様々な用途に使用されています。主なものとしては、各種計測器やイルミネーションなどの照明、医療用・工業用のファイバースコープなどが挙げられます。
ファイバースコープは、簡単にはアクセスできない装置・人体の内部を観察するために使用される機器です。医療用の内視鏡もファイバースコープの一種であり、光ファイバーを伝搬する光情報を元に患部をリアルタイムで観ることが可能です。
光ファイバーケーブルを構成する光ファイバーは、中心部の「コア」とその周囲の「グラッド」という2種類のガラスで作られており、光信号はコア内部を進みます。コアは高屈折率、グラッドはやや低屈折率のガラスで作られているため、ケーブル内の光信号はコアとグラッドの境界で全反射します。これにより、光信号をほぼ減衰させずに遠くまで伝えることができます。
また、光ファイバーケーブルを構成する光ファイバーは、コアの直径によりシングルモードファイバーとマルチモードファイバーの2種類に分類されます。
参考文献
https://global.canon/ja/technology/s_labo/light/003/08.html
https://www.sanwa.co.jp/product/network/hikaricable/index.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社