メーターリレーのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
メーターリレーとは、通常のメーターとは異なり、接点出力機能付きのメーターゲージのことです。通常のメーターゲージと同様の部分は、視覚的に値を知ることができることです。
それに加えて接点出力機能を有することで、値が警報点まで上がってきた場合などに、必要に応じて警報として知らせることができます。また、接点を出力するために機器へ電源線があり(通常2本)、ここへケーブルを接続することで接点を出力することができます。
メーターリレーは温度や圧力の監視などさまざまな箇所へ使用されています。
温度の監視であれば、該当部分へメーターリレーの温度検出部を接続します。その温度がメーター(針)にて設定した警報点まで上昇(下降)すれば、温度計内部の接点の状態を変え、外部へその信号を出力します。メーターリレーを用いることで、危険の予兆であることを知らせる警報や、設備保護の役割で設備を停止させることができ安定稼働を行うことができます。
メーターリレーの原理はさまざまありますが、最も一般的なものは、指針の動きに連動して内部接点が動作するものです。
検出した値をリニアに表示する指針とは別に、警報点用の指針があり、この指針を、接点を動作させたい値へ合わせておきます。実際の値を示す指針が、この接点用の指針と重なることで、内部のばねなどの作用により接点が動かされ動作し、その動作を、ケーブルを通じて出力します。
メーターリレーには、検出していない状態で接点が「開」であるa接点のものや、「閉」であるb接点のものがあります。使用箇所により用途が異なってくるため、注意が必要です。a接点であれば設定した警報点になることで、接点が閉となりメーターリレー内で導通し、外部へ電気信号を流すことになります。b接点はそれとは逆で、通常時に通電しており、警報点に達すると接点が開くため、電気を遮断することになります。通常、重要設備へはb接点が用いられます(フェイルセーフとなるため)。
参考文献
http://www.toyokeiki.co.jp/product/analog_instrument.html
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