【2021年版】錆止め油 メーカー12社一覧

錆止め油のメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


錆止め油とは

錆は金属の表面に水分と酸素が接触する事で赤錆となるため、錆から金属を守る方法として錆止め油でコーティングし被膜を作ります。

塗布の方法としては以下の方法があります。

  • 侵せき塗布:複雑な形状の製品に適し、十分な塗布が可能です。
  • スプレー塗布:大型製品や広範囲の塗布に適しています。
  • ハケ塗り:部分塗りや繰り返し塗りが可能です。

錆の原因は水分や酸素、腐食要因ガスとしてNOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)などがあります。

錆は製品の耐久性や性能の低下を招き、事故にもつながることから発生を防ぐ事が重要で、錆による損害や経済的損失も防ぐ要因になります。

錆止め油以外にも、表面の被膜方法として、メッキ、ガラス、セラミック、化成処理などがあります。

錆止め油の使用用途

一時的な防錆や、屋外の錆止め、輸送時の防錆、指紋除去と錆止め、潤滑性を必要とする機械部品の錆止めなど、使用目的はに多岐に渡ります。

JISK2246で分類されている油種は以下の5種で、更に性質、粘度により細かく分かれています。

  • 指紋除去形防錆油:指紋除去、錆止め
  • 潤滑油形防錆油:金属材料・金属製品の錆止め
  • 溶剤希釈形防錆油:屋外での錆止め
  • 防錆ペトロラタム:高度な機械仕上げ面の錆止め
  • 気化性防錆油:密閉空間内での錆止め

錆止め油の原理

金属は採掘時には結合した酸化物・硫化物として存在し、精錬を経て高純度の金属として取り出します。
なので高純度の金属として存在するより、自然界においては酸化物としての方が安定しているため、元の状態に戻ろうと、酸化鉄の状態に戻ろうとする現象を「錆びる」と呼んでいます。

鉄が錆びる仕組みについては、鉄の原子は電子によって結合していて、そこに水分が付着し酸素が抵触すると水分に電子を取られた鉄原子は2価のイオンとなり、水酸化第一鉄へと変化します。
更に2価の鉄イオンは再び水分と酸素によって電子を取られ、3価の鉄イオンへ変化しオキシ水酸化鉄(FeOOH)となり、その一部が酸化鉄へと変化し赤錆と呼ばれます。

金属の表面に溶剤・鉱油・防錆添加物が入った錆止め油を広げると、溶剤が蒸発し鉱油や防錆添加物が金属表面に付着し、防錆膜を形成します。

その防錆膜が錆の原因となる水分やNOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)などの腐食要因ガスから接触を防ぐことで錆止めの働きをするのです。

錆止め油の効果を十分に発揮するためには、前処理が重要で、表面の洗浄(石油系溶剤洗浄、蒸気洗浄、アルカリ洗浄)、水分の除去、さび・腐食の除去をし腐食要因を取り除きます。

参考文献
https://www.yukenkogyo.jp/%E8%A3%BD%E5%93%81%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E9%98%B2%E9%8C%86%E6%B2%B9%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2/
https://www.chemicoat.co.jp/knowledge/detail_134.html
https://kikakurui.com/k2/K2246-2018-01.html

錆止め油のメーカー情報

錆止め油のメーカー12社一覧


錆止め油のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 ENEOS株式会社
  2. 2 スギムラ化学工業株式会社
  3. 3 大同化学株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 サンワケミカル株式会社
  2. 2 スターカット工業株式会社
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歴史のある会社

  1. 1 ENEOS株式会社
  2. 2 共栄社化学株式会社
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