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ダイヤフラムバルブのメーカー37社一覧や企業ランキングを掲載中!ダイヤフラムバルブ関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:株式会社鈴木製作所、2位:株式会社フジキン、3位:ビュルケルトジャパン株式会社となっています。 ダイヤフラムバルブの概要、用途、原理もチェック!
ダイヤフラムバルブとは、ゴム等で作成された可とう性のダイヤフラムで流路を制御するバルブです。
他のバルブに比べて構造がシンプルである為、バルブ本体を金属で製作して内部をゴムやFRP等でライニングすることで耐食性、耐薬性に優れたバルブを作ることができます。
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2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社鈴木製作所 |
11.4%
|
2 | 株式会社フジキン |
10.2%
|
3 | ビュルケルトジャパン株式会社 |
10.2%
|
4 | 東横化学株式会社 |
9.1%
|
5 | エース技研株式会社 |
5.7%
|
6 | ニチアス株式会社 |
5.7%
|
7 | 大阪サニタリー株式会社 |
4.5%
|
8 | 旭有機材株式会社 |
4.5%
|
9 | 株式会社サンヨー |
3.4%
|
10 | NGKケミテック株式会社 |
3.4%
|
項目別
バルブタイプ
2方弁N.O. 2方弁N.C. 3方弁圧力 MPa
-100 - 0 0 - 100 100 - 200 200 - 300 300 - 600 600 - 700オリフィス mm
0 - 1 1 - 2 2 - 3シール材質
FFKM FKM PTFEボディ材質
PTFE PCTFE PEEK POM PPS HPVC SUS316流体温度 ℃
0 - 10 10 - 40 40 - 60 60 - 70周囲温度 ℃
0 - 10 10 - 40 40 - 50 50 - 60 60 - 70消費電力 W
1 - 3 3 - 5電圧 V
0 - 20 20 - 90 90 - 11072 点の製品がみつかりました
72 点の製品
高砂電気工業株式会社
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外径Φ26.0 mm、高砂電気の代表的なダイアフラム式耐食電磁弁です。ダイヤフラムはPTFE切削加工で、耐薬品性に優れています。 バルブ本...
72種類の品番
ダイヤフラムバルブとは、ゴム等で作成された可とう性のダイヤフラムで流路を制御するバルブです。
他のバルブに比べて構造がシンプルである為、バルブ本体を金属で製作して内部をゴムやFRP等でライニングすることで耐食性、耐薬性に優れたバルブを作ることができます。
ダイヤフラムバルブは主に耐食性や耐薬性などが要求される配管で使用可能です。そのため、化学工場や半導体工場の他、食品工場などで使用されています。
例えば化学プラントなどで耐食性が要求される場合は、ダイヤフラムをEPDMとして内部を硬質ゴムライニングとする事で塩酸などの腐食性流体のラインで使用しています。
他にも半導体工場ではシランや三フッ化窒素などの危険な流体を取り扱うため、気密性に優れ、内部形状がシンプルなダイヤフラム弁が最適です。
また、構造がシンプルであるため製造ラインの洗浄やバルブの分解清掃も可能です。ダイヤフラムバルブに滅菌処理などができる材料を用いて医薬品製造工場、バイオ産業でも使用されています。
ダイヤフラムバルブの原理は非常に単純です。ダイヤフラムバルブは弁体部品の代わりに耐食性のライニング弁体と耐食性のダイヤフラムを使用し、ダイヤフラムを動かして媒体を制御します。
ダイヤフラムを上に上げると通路が開き、ダイヤフラムを下げるとバルブボディに押し付けられ、バルブが閉じます。ダイヤフラムの上下動のみで流体を制御します。
流路に堰 (セキ) を持つ内部構造があり、ダイヤフラムを密着させて流路を制御します。バルブハンドル自体は回転させる形でも、ダイヤフラム自体は往復動しか動かないので他のバルブのようにシール部分が非常に少ない構造です。そのため、密封性に優れています。
ダイヤフラムバルブには手動式と自動式があります。自動ダイヤフラムバルブには空気圧式、油圧式、電気式のアクチュエータと電磁弁、リミットスイッチ、ポジショナのような付属品が使われることがあります。
ダイヤフラムバルブの特徴として、弾性体であるため、シール性に優れています。その為、遮断能力が非常に高く少しの漏れも許されない腐食性流体や、薬品などの配管で多く使用されています。
弁本体とエラストマー製のダイヤフラム、およびダイヤフラムが弁を閉じるための弁座から構成されていて、弁本体はプラスチック、金属、木材など使用目的に応じて材質の種類が異なります。
ダイヤフラムバルブは外部リークが少なく、危険な流体も流すことができます。シンプルな構造から液溜の原因となる箇所がないので、特に半導体業界などで危険なガスを完全に排出したい場合に役立ちます。
ハンドルなどの駆動部以外はバルブ本体とダイヤフラムしかないため、メンテナンスも非常に簡単です。消耗品はダイヤフラム以外に存在しません。
一方で、注意しなければいけないデメリットもあります。ダイヤフラムバルブが使用できる範囲は狭く、圧力域はダイヤフラム材料によりますが、中程度 (20気圧程度) まで、温度域は-50℃~230℃までとなり、あまりに高温・高圧な流体を扱うラインでは使用できません。ダイヤフラムの摩耗が進み、従来のバルブと比較してメンテナンスの頻度も多い傾向です。
また、ダイヤフラムバルブはCV値と呼ばれる流れの係数が低いので圧力損失が大きくなります。そのため、圧力損失が問題となる場合、特に液体の場合は配管口径と同じダイヤフラムバルブを取り付けると問題が発生する場合があります。