信越化学工業株式会社

【2021年版】シリコン消泡剤 メーカー14社一覧

シリコン消泡剤のメーカー14社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


シリコン消泡剤とは

シリコン消泡剤は極めて低い表面張力を有している液体で、主な成分はポリシロキサンです。あらゆる物質、溶剤に対して不溶性または難溶性を示し、水との界面張力も小さいので水系・非水系ともにごく少量で良好な消泡剤として機能します。

幅広い温度で液状を保ち、粘度以外は物性が大きく変化しないので、耐熱性・耐候性に優れており過酷な条件下でも使用可能です。また、化学的・生理的に不活性かつ無味無臭のため食品用途にも使用できます。

シリコン消泡剤の使用用途

用途は幅広く、化学、石油、発酵、印刷、製紙、繊維、排水処理等、あらゆる工業分野で発生する泡の消泡に使用されています。食品添加物としても使用されています。

水系で使用されるのは疎水性の高いシリコンオイルのエマルジョン型が大半です。非水系ではオイル型、溶液型、コンパウンド型に分類され、用途によっては各種有機基を導入した変性シリコンオイルを主成分とするものが使用され、含まれている不相溶性成分がごく少量であっても非常に高い効果を得られます。

シリコン消泡剤の原理

界面活性剤が吸着している泡の表面(ラメラと呼ばれる液層)には空気側には疎水基が、水中側に親水基が並び空気を囲んで安定している構造です。シリコン消泡剤はこの界面活性分子の秩序を壊す働きをします。

  • 泡の表面粘度を低下させます。
    泡表面の粘性は界面吸着物質がお互いの相互作用で擬似的な橋かけ構造を作っていることに由来します。シリコンの表面粘度は非常に低く、シリコンが吸着することによって表面張力は著しく低下し、消泡に至ります。
  • 表面弾性を低下させます。
    界面活性剤の吸着密度に偏りがあると表面張力に勾配が生じますが、薄くなった部分に再び界面活性剤が移動してくる弾性をマランゴニ効果と言い、泡の安定に寄与しています。このときに分子間力の小さなシリコンが界面活性剤層を置換することによって泡は弾性を失い、消泡に至ります。
  • 泡内部のガスを透過し拡散させます。
    内圧の高い小さい泡は、内圧の低い大きな泡に連続的に吸収されて行くことをガス拡散と呼びます。界面活性剤が存在していると、ラメラ層のガス拡散速度は低下して泡が安定してしまいます。シリコンはガス透過性が高いので、表面に吸着するとガス拡散を促して消泡させることができます。

参考文献
https://www.silicone.jp/products/type/defoaming/index.shtml
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jos1956/42/10/42_10_762/_pdf
https://www.tetsutani.co.jp/wp-content/uploads/2015/12/23.pdf

シリコン消泡剤のメーカー情報

シリコン消泡剤のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 信越化学工業株式会社
  2. 2 ダウ・東レ株式会社
  3. 3 長瀬産業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社
  2. 2 長瀬産業株式会社
  3. 3 サンノプコ株式会社

歴史のある会社

  1. 1 多木化学株式会社
  2. 2 共栄社化学株式会社
  3. 3 信越化学工業株式会社

シリコン消泡剤のメーカー14社一覧


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