【2021年版】イーサネットスイッチ4選 / メーカー13社一覧

イーサネットスイッチのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


イーサネットスイッチとは

イーサネットスイッチとは複数のコンピュータ間で通信を行うためのネットワークを構築するときに、その中継を行うとともに、効率的な通信をサポートするスイッチングハブのことです。

コンピュータがネットワーク上で通信を行うときに、通信データの単なる中継を行う機器のことをハブと言います。このために複数のイーサネット端子が接続できるボックスの形をしています。あるコンピュータから通信データがハブに入力された場合、無条件でハブに接続された全ての機器にこの通信データを再送出します。

他方、スイッチングハブもハブと同様の形状をしていますが、スイッチングハブの場合、コンピュータからの通信データが入力されると通信データの中に含まれる相手先機器のMACアドレスを読み出して読み出したMACアドレスを有する機器がつながっているポートにのみ通信データを再送信します。 

イーサネットスイッチの使用用途

前述の通りハブは、入ってきた通信データをそのまま、無条件で接続された全ての機器に再送信し、通信相手以外も届いてしまうことからネットワークのトラフィックが上がってしまいます。

これに対しスイッチングハブは相手先の機器を特定して、必要なポートにのみ通信データを出力するため、いたずらにネットワークのトラフィックを上げることはありません。

スイッチングハブは、ネットワーク上における機器間の通信を効率的に行うことをサポートする機器であると言えます。 

イーサネットスイッチの原理

スイッチングハブは通信機器のMACアドレスを判断して通信を行います。

MACアドレスはOSI 7階層参照モデルのレベル2(データリンク層)の中で定義されていることからスイッチングハブのことをレイヤ2スイッチまたはL2スイッチとも呼ばれます。

OSI7階層モデルはISO(国際標準化機構)によって定義されたネットワーク上で異なる機器が通信を行う際に相互接続を実現するための規格として標準化されたものです。

物理的な接続方法を定めた第1層(物理層)から、相互に通信する機器間のデータの受け渡しを定めた第2層(データリンク層)、更に第3層(ネットワーク層)、第4層(トランスポート層)、第5層(セッション層)、第6層(プレゼンテーション層)、第7層(アプリケーション層)、以上の7レイヤから構成されています。

スイッチングハブは1990年代に製品が発売されました。その頃のネットワークは10Gbpsが一般的なスピードでしたが、現在では100Gbpsやそれ以上の通信速度に上がっており、スイッチングハブもこのスピードに対応した製品が発売されています。 

イーサネットスイッチのICとは

イーサネットスイッチのICとは、イーサネットスイッチに必ず必要となるパーツで、イーサネットスイッチのスイッチング機能を担う部品です。イーサネットスイッチの基盤に設置することで、スイッチングを実現する最も大切な部品です。

ポートより入力された信号は、イーサネットスイッチICにてハードウェア的に処理がされ、他のポートへ送信されます。イーサネットスイッチICは、入力された信号に存在するMACアドレスを確認し、自身のMACアドレステーブルと比較することで伝送先のポートを判断します。

どのようなデータが送られてきてもすべてのポートに全送信するハブとは違い、イーサネットスイッチはスイッチICにて転送先のポートを判断することができるため、より効率的に通信を実現することができます。

イーサネットスイッチとルーターの違い

イーサネットスイッチとルーターの違いを一言でいうと、動作するプロトコルが異なります。具体的には、イーサネットスイッチはデータリンク層で動作するのに対して、ルーターはより上位のネットワーク層で動作します。

イーサネットスイッチは、入力されたフレームのMACアドレスを確認して、機器レベルで伝送を行います。一方で、ルーターはIPアドレスによってパケットをルーティングします。ルーターのほうがより広域のネットワークでのファイル転送を実現します。各機器で役割を分担することで、効率的にファイルの送受信を行えるようになっています。

あるデータが転送される際には、端末からイーサネットスイッチにファイルが送られ、イーサネットスイッチからルーターにファイルが送られ、ルーターから宛先のルータにファイルが送られ、そして宛先のルーターから宛先のイーサネットスイッチにファイルが送られ、最後に宛先の端末にファイルが伝送されます。LAN内ではイーサネットスイッチによって高速かつ近距離の通信を行い、より広域の世界ではルーターによって通信を行うように設計されています。

参考文献
https://ja.wikipedia.org/wiki/OSI%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB
https://jp.rs-online.com/web/c/semiconductors/interface-ics/ethernet-switch-ics/
https://thinkit.co.jp/story/2015/04/30/5800

イーサネットスイッチのメーカー情報

イーサネットスイッチのメーカー13社一覧


イーサネットスイッチのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 日本モレックス合同会社
  2. 2 日商エレクトロニクス株式会社
  3. 3 アライドテレシス株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 アライドテレシス株式会社
  2. 2 FXC株式会社
  3. 3 日本ヒューレット・パッカード株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社ケーメックス・オートメーション
  2. 2 Intel Corporation
  3. 3 日商エレクトロニクス株式会社

イーサネットスイッチ4選

ファイバーイーサネットスイッチ

深センJHA技術有限公司 ファイバーイーサネットスイッチ 画像出典: 深センJHA技術有限公司公式サイト

特徴

JHA-SWG812MG-20BC高速性と大容量を兼ね備えたファイバーイーサネットスイッチです。

258Gbpsのスイッチング容量と192Mppsの転送性能を誇っており、L2/L3のフルワイヤスピードの転送が実現できます。

また、ポートベースのユーザー認証やネットワークシールドを採用しているため、セキュリティ面でも安全で信頼性の高い構造をしています。

さらに、12個の光ポートと、電気ポート、コンソールポート、OOB管理ポートを備えているため、データの集約やデータ交換のための十分な帯域幅を提供可能です。

深センJHA技術有限公司の会社概要

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産業用イーサネットスイッチ

日本モレックス合同会社 産業用イーサネットスイッチ 画像出典: 日本モレックス合同会社公式サイト

特徴

産業用イーサネットスイッチは複雑な産業用ネットワークを広範囲で制御・監視するために利用されるイーサネットスイッチです。

小面積でコンパクトな設計でありながら、高速でデータ伝送を行うことができます。

金属エンクロージャーを採用している点が特徴で、過酷な条件に対抗するロバスト性を備えているため、セットアップや統合を容易に行うことが可能です。

また、耐環境性も優れているため、高速で頑丈なイーサネット接続を得られます。

日本モレックス合同会社の会社概要

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レイヤー2+ 10/100Mメトロイーサネットスイッチ D-Link DES-3200シリーズ

日商エレクトロニクス株式会社

特徴

D-Link DES-3200シリーズはメトロイーサネットサービスに焦点を当てたマネジメントスイッチです。

低コストでありながら、高い信頼性と耐障害性を兼ね備えています。

また、ポートベース・ホストベース認証やTACACS+認証などの機能によりネットワーク上のアクセス制限を厳密に行っているため、セキュリティ面でも非常に安心です。

さらに、UTPや光ファイバー接続によるファーストイーサネットの静音設計になっているため、デスクサイドでも使用できる点が優れています。

日商エレクトロニクス株式会社の会社概要

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ファーストイーサネット・スイッチ

アライドテレシス株式会社 ファーストイーサネット・スイッチ 画像出典: アライドテレシス株式会社公式サイト

特徴

CentreCOM FS710シリーズは省エネ機能とEAP透過機能を兼ね備えたファーストイーサネット・スイッチです。

0℃~50℃までの幅広い温度で使用することが可能で、動作時に高温となる環境下でも使用することができます。

また、リングダウン中のポートは自動的に電力消費が抑えられるシステムであり、効率的に省エネを実現します。

さらに、電源内蔵型と外部電源型の2種類があるので、電源の確保など使用環境に応じた機種を選択できます。

アライドテレシス株式会社の会社概要

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