セキュリティツールについての概要、用途、原理などをご説明します。また、セキュリティツールのメーカー10社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。セキュリティツール関連企業の2022年4月注目ランキングは1位:キャロルシステム株式会社、2位:BlackBerryJapan株式会社、3位:株式会社ユビキタスAIコーポレーションとなっています。
監修: キャロルシステム株式会社
セキュリティツールとは、危険や障害、脅威などから守るための手段のことを指します。このトピックでは、情報セキュリティについて取り扱います。
情報セキュリティーは、インターネットをはじめとする情報通信技術が急速に普及してきたことから、その重要性が高まっています。情報セキュリティの取り扱う枠組みは、広く、プライバシーや個人情報、不正アクセス、情報漏えいなどが挙げられます。また、セキュリティ対策を実施した時点では、問題が生じなくとも、日々、新しい脅威が発生しているため、対策を講じる必要に迫られることも少なくありません。
企業や組織におけるセキュリティ対策は、多様でセキュリティ対策もさまざまな種類があります。例えばウイルス対策としては、ウイルス対策ソフトの導入やソフトウェアの更新、危険なWebサイトのフィルタリングなどがあります。
そして、不正侵入の対策としては、パスワードの管理やファイアウォールの導入、侵入防止システムの導入、ソフトウェアの更新、ログの取得と管理などが挙げられます。
また、情報漏洩の対策としては、ファイアウォールの導入や顧客データなどの管理、資料・メディア・機器の廃棄ルールの徹底、無線LANのセキュリティ設定、ユーザー権限の管理、パスワードの管理などがあります。
さらに、災害などによる機器障害の対策として、バックアップや無停電電源装置の設置、設備の安全管理などが大切になります。
これらのリスクに備えるために企業や組織では、情報セキュリティの方針と規則をまとめた情報セキュリティポリシーを定める必要があります。そして、情報セキュリティポリシーに沿った行動を行えるように社員や職員に対して、情報セキュリティに関する教育や定期的なポリシーの見直しを行うことも大切になります。こうした活動全体を情報セキュリティマネジメントと呼びます。
情報セキュリティの概念とは、企業や組織における情報資産(顧客情報や販売情報)を「機密性:Confidentiality」「完全性:Integrity」「可用性:Availability」といった観点から脅威を保護する点にあります。これらは、それぞれの英単語の頭文字をとって情報セキュリティのCIAと表現されることがあります。
機密性は、許可を受けた者だけがアクセス可能で、閲覧や書き換えといった操作を許可することを指します。また、許可を受けていない者は、閲覧以外の操作を禁止するなどの設定を行います。
完全性は、保有している情報が正確であり、情報の改ざんや破壊が行われていないことを指します。
可用性は、許可を受けた者だけがいつでも情報にアクセス可能で、情報を提供するサービスが常に動作していることを指します。
この3つのバランスを考慮しながら、情報セキュリティ対策を行うことが大切です。
国内における情報セキュリティの転機は、2000年とされており、日本の省庁や公的機関のWebサイトが改ざんされた事件がきっかけになっています。同年、民間企業においては、まだWebやインターネット技術の活用に取り組み始めたころであり、情報セキュリティ対策が追いついていませんでした。
しかし、2001年には、民間企業を対象にしたサイバー攻撃が頻繁に発生するようになり、その必要性に迫られることとなりました。また、2005年には個人情報保護法が本格的に施行され、個人情報を取り扱う企業などにおいて、情報セキュリティの意識が向上しました。特に2007年にはWinnyやShareといったファイル共有ソフトウェアを通じて情報の漏えいが発生し、内閣官房長官が国民に向けてメッセージを発信する事態にまで発展しました。
近年ではテレワークという新しい働き方が浸透している為、テレワークに起因するセキュリティの弱点を狙ったランサムウェア攻撃も増加しています。
こうした問題を受けて情報セキュリティ対策は、最重要事項として活発に実施されるようになりました。
本記事はセキュリティツールを販売するキャロルシステム株式会社様に監修を頂きました。
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キャロルシステム株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年4月の注目ランキングベスト6
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | キャロルシステム株式会社 | 40% |
2 | BlackBerryJapan株式会社 | 20% |
3 | 株式会社ユビキタスAIコーポレーション | 13.3% |
4 | 三菱電機株式会社 | 13.3% |
5 | イーセットジャパン株式会社 | 6.7% |
6 | エレコム株式会社 | 6.7% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年4月のセキュリティツールページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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