横河計測株式会社
株式会社エーディーシー

【2021年版】光波長計5選 / メーカー5社一覧

光波長計のメーカー5社・13製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


光波長計とは

光波長計(英語: Optical wavelength meter)とは、光の波長を測定するための装置です。

光の波長を測定するための装置という点で光スペクトラムアナライザとほぼ同義のものですが、一般に測定レンジを絞っているため感度が高いという特徴があります。

また光波長計で得られた結果は真空中の光の波長であり、実際に空気中で観測される波長とは空気の屈折率の分だけ(0.03%程度)のズレがあります。

また光スペクトラムアナライザは汎用性を持たせるために様々な機能が組み込まれていますが、光波長計は最小限の機能に留められているため装置の価格が安いということも特徴の一つです。

光波長計の使用用途

光波長計は光学部品などの特性評価において、より高い精度が求められる場合に利用されます。

例えば、レーザーやLEDなどバンド幅の狭い光源の波長特性を正確に測定するために利用されます。

また、光ファイバー通信で用いられる光の波長特性の評価などにも用いられます。

もともと光通信に使われる光の波長を測定するためによく使われていたので、1000~1800 nmの光を測定できるようにレンジが設定されているものが多くあります。

光波長計の原理

光波長計はフィゾー干渉計やマイケルソン干渉計を利用して波長特性の測定をします。

フィゾー干渉計を用いたものは、コリメーターレンズと参照面と呼ばれるガラス板と測定用ミラーからなる非常にシンプルな光学系です。

フィゾー干渉計に入射した光はコリメーターレンズによって平行光となった後、参照面を通過する際にその一部が反射されます。参照面を通過した光は測定用ミラーで反射され、参照面で反射した光と干渉し、縞のようなパターンを形成します。この干渉縞は光の波長と干渉する光の光路差によって固有のものが形成されます。

参照面と測定用ミラーとの距離(光路差)は既知なので、干渉縞パターンから波長を算出することができます。また、マイケルソン干渉計を用いたものは、入射した光をビームスプリッタによって二本に分け、さまざまに光路差を変えることで干渉光強度の変化を測定します。これを逆フーリエ変換すると光のスペクトルを算出することができます。

 

 参考文献

https://telecomteststation.com/wavemeter-or-optical-spectrum-analyzer/

https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/optical-devices/interferometer/knowledge#

https://www.rp-photonics.com/wavemeters.html

光波長計のメーカー情報

光波長計のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 横河計測株式会社
  2. 2 株式会社エーディーシー

設立年の新しい会社

  1. 1 ハイフィネス・ジャパン株式会社
  2. 2 Bristol Instruments、Inc.
  3. 3 株式会社エーディーシー

歴史のある会社

  1. 1 横河計測株式会社
  2. 2 株式会社エーディーシー
  3. 3 Bristol Instruments、Inc.

光波長計のメーカー5社一覧


光波長計5選

光波長計

横河計測株式会社 光波長計 画像出典: 横河計測株式会社公式サイト

特徴

横河計測株式会社の「光波長計AQ6150B」は高性能かかコストパフォーマンスに優れた光波長計です。

マイケルソン干渉タイプであり、高分解測定が可能です。

測定波長範囲は使用用途によって3種から選択可能。900~1700nm、1200~1700nm、1270~1650nmの3種です。

最大1024波長を同時に測定可能なマルチ波長タイプながら、正確に測定することができるため、ウエハーやLDチップ出力の検査向けでシングル波長タイプもラインナップされています。

横河計測株式会社の会社概要

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光波長計 8471

株式会社エーディーシー 光波長計 8471 画像出典: 株式会社エーディーシー公式サイト

特徴

株式会社エーディーシーの「光波長計8471」は高性能かつ高速測定可能な光波長計です。

マイケルソン干渉計方式を採用したHe-Neレーザを用い、高確度2ppm、高分解能0.001nm、0.1秒で光波長を測定可能です。

高速測定により、温度変化の影響による影響も受けにくく、波長変化も正確に測定することが出来ます。波長範囲は630~1650nmで測定可能です。

分光器や光スペクトラム・アナライザの校正用波長標準用途としても使用可能。

株式会社エーディーシーの会社概要

  • 会社所在地: 埼玉県比企郡滑川町大字都77-1
  • URL: https://www.adcmt.com/
  • 創業: 1971年
  • 従業員数: 70人

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CW・パルス 高精度波長計

ハイフィネス・ジャパン株式会社 CW・パルス 高精度波長計 画像出典: ハイフィネス・ジャパン株式会社公式サイト

特徴

ハイフィネス・ジャパン株式会社の「CW・パルス高精度波長計」は高精度、高感度かつコンパクトな光波長計です。

非常にラインナップが豊富な点が特徴で、波長は全8種あり、紫外、可視、遠赤外領域まで対応しています。

波長領域は192~最大11000nmまでです。

他にもデータ取込スピード最大950Hz、表示桁数最大小数点以下は6桁、マルチチャンネルは1から8入力、外部電源不要(WS-8、IRは除く)など測定精度だけでなくユーザビリティも優れています。

ハイフィネス・ジャパン株式会社の会社概要

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86122C 光波長計

Keysight Technologies 86122C 光波長計 画像出典: Keysight Technologies公式サイト

特徴

KeysightTechnologiesの「86122C光波長計」は光通信テスト用としては最高クラスの光波長計です。

一番の特徴は絶対波長確度±0.2ppm、相対確度±0.15ppmで、破調計の中でも最高クラスの性能を有しています。

波長レンジは1270nm~1650nmで、安定したHeNe基準レーザーを採用しており、光源寿命は従来の二倍。

さらに測定器とすべての部品は5年間保証がつくため、購入後も安心してご利用いただけます。

Keysight Technologiesの会社概要

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828シリーズ高速光波長計

Bristol Instruments、Inc. 828シリーズ高速光波長計 画像出典: Bristol Instruments、Inc.公式サイト

特徴

BristolInstruments、Inc.の「828シリーズ高速光波長計」は光トランシーバーのテストに利用可能な最速の光波長計です。

828光波長計には2種ラインナップがあり、モデル828Aは±0.3pmと高い精度を有しており、モデル828Bは±1.0pmの波長精度を持ち、828Aに比べて低価格の位置付けとなります。

波長レンジは1250~1650nmです。

頑丈な設計により、5年間保証がついており、信頼性の高い装置です。

Bristol Instruments、Inc.の会社概要

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光波長計の13製品一覧

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