ディスプレイエクステンダのメーカー3社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ディスプレイエクステンダとは、通常のディスプレイケーブルでは届かない距離にあるディスプレイに映像信号を送るために使われる装置です。
ディスプレイエクステンダはパソコンの近くにある映像信号送信用のエクステンダと、映像を表示させたいディスプレイの近くにある映像信号受信用のエクステンダ、およびその間を結ぶケーブルから構成されます。
ディスプレイケーブルにはアナログ信号を送信する方式と、デジタル信号を送信する方式があります。
一般に、デジタル信号方式の方が高画質な映像を出力可能です。
ディスプレイエクステンダは、病院などにおいて同じ映像を離れた場所にあるディスプレイに表示させる目的で利用されます。
病院ではスペースの都合上壁面に設置したディスプレイに映像を表示させることが多いため、大がかりな映像出力装置を置きづらい傾向にあります。
またディスプレイエクステンダは、同じ映像を多数のディスプレイに表示させる目的にも利用可能です。
送信・受信用のディスプレイエクステンダを結ぶケーブルとしてLANケーブルが多用されます。
LANケーブルはディスプレイケーブルよりも曲げやすいので柔軟な配線が可能です。
映像をパソコンからディスプレイに出力するさい、一般的なディスプレイケーブルでは数mの距離までしか映像を送信できません。
ディスプレイケーブルの中には数十mまで映像を送信する製品もありますが、特注品となるためコストがかかります。また一度決めた距離を短縮・延長することもできません。
それに対して、ディスプレイエクステンダを利用すれば、比較的安価に百数十m離れたディスプレイに映像を出力できます。
理由はディスプレイエクステンダの送信機・受信機間を、LANケーブルで結んでいるからです。
LANケーブルの配線や長さを変えれば、ディスプレイの距離が変化した場合にも対応可能です。
またディスプレイエクステンダの中には、複数のLANケーブルを接続でき、複数の離れたディスプレイに映像を送信できるものもあります。
病院など複数のディスプレイを利用する場合、ディスプレイエクステンダとLANケーブルにより映像送信網を構築することが多くなります。
社員数の規模
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