チューナについての概要、用途、原理などをご説明します。また、チューナのメーカー11社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。チューナ関連企業の2023年1月注目ランキングは1位:船井電機株式会社、2位:株式会社ピクセラ、3位:ヤマハ株式会社となっています。
チューナとはテレビやラジオにおいて放送される複数のチャンネルの中から任意のチャンネルを選択する装置のことを言います。
一般的にはテレビやラジオの中に内蔵されるものです。
しかし、受信したい放送波の受信機能を機器に内蔵していない場合は、外付けで専用のチューナを接続することもあります。
例えば、地上デジタル放送とBSデジタル放送の受信機能はテレビに内蔵されているけど、CSデジタル放送の受信機能を内蔵していない場合には、CSデジタル放送を受信する専用のチューナを別途用意してテレビの外部入力に接続するといった使い方を行うこともあります。
一口にチューナといった場合、テレビなどに内蔵されたタイプのものに加えテレビの外側に用意して放送波を受信して、その出力をテレビに出力するタイプもあります。
このタイプのチューナはSTB(Set Top Box)と呼ぶこともあります。テレビの上において使うという意味からつけられた名前ですが、現実的には、テレビの下側のラックの中に収納して使う場合の事の方が多いと思います。
チューナを内蔵する機器としては、テレビ、ラジオに加え上記のSTBやDVD/BDレコーダーやHDDレコーダー等があります。
これらの機器では、地上デジタル放送受信用、BSデジタル放送受信用、CSデジタル放送受信用
を1セットにして、複数セットのチューナを内蔵するものもあります。
特に各種レコーダーの場合、裏録に対応する必要があるからです。
地上デジタル放送のあるチャンネルを見ながら、他のチャンネルの同時間帯の番組を録画したい場合には、2つの地上デジタル放送チューナを内蔵している必要がります。
更には、地上デジタル放送のあるチェンネルを見ながら、2つの異なる地上デジタル放送を同時に録画できるようなレコーダーも存在します。
加えてBSデジタル放送チューナ、CSデジタル放送チューナも同様の理由で複数個同時に内蔵するレコーダーも存在します。
テレビの場合、現状では地上デジタル放送受信用、BSデジタル放送受信用、CSデジタル放送受信用に合計3種類のチューナを内蔵しています。
1つのチューナでこれら3種類の放送を受信することができないからです。それは、これらの放送周波数帯が夫々大きく異なるためです。
地上デジタル放送は、従来アナログ放送においてUHF放送が行われていた周波数帯を利用して放送されています。470~710MHzの範囲で放送されています。
BSデジタル放送はパラボラアンテナで受けた受信波が、アンテナ内で変換されBS-IFと言われる周波数帯1022~1522MHzにダウンコンバートされた信号がBSデジタル放送用のチューナに入力されます。
テレビに内蔵されるCSデジタル放送は110度CSデジタル放送と呼ばれます。BSデジタル放送同様に、CSデジタル放送受信用のパラボラアンテナで受けた受信波が、アンテナ内で変換されCS-IFと言われる周波数帯1572~2072MHzにダウンコンバートされ、CSデジタル放送用のチューナに入力されます。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年1月の注目ランキングベスト10
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 船井電機株式会社 | 21.1% |
2 | 株式会社ピクセラ | 15.8% |
3 | ヤマハ株式会社 | 13.2% |
4 | マスプロ電工株式会社 | 10.5% |
5 | 株式会社慶洋エンジニアリング | 7.9% |
6 | TOA株式会社 | 7.9% |
7 | チューナー株式会社 | 5.3% |
8 | ハイセンスジャパン株式会社 | 5.3% |
9 | 株式会社プレクス | 5.3% |
10 | セイコーインスツル株式会社 | 5.3% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年1月のチューナページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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