メディアコンバータのメーカー24社・385製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
メディアコンバータ(英語: Media converter)とは異なる媒質による信号を相互に変換するための装置です。
特に電気信号を光信号に変換する装置を指し、光メディアコンバータとも呼ばれます。電気信号によって通信を行う、LANケーブルをはじめとするメタルケーブルと、光を媒体として通信を行う光ファイバーケーブルを接続するための装置です。
二台のメディアコンバータを接続したいケーブルの両端に接続し、相互に通信させることによって成り立っています。
電気的な信号を伝送するメタルケーブルは、伝送距離が伸びると、信号の減衰とノイズの影響を受けやすくなります。そのため伝送可能な距離は、100 m程度に制限されてしまいます。
一方で光ファイバー通信はこうした影響を受けにくく、長距離の伝送に向いています。しかし、電圧の変動を伝えるメタルケーブルと、光の明滅を伝える光ファイバーとでは信号の媒質が異なるため、これらを接続するには信号を相互に変換することが必要です。
メディアコンバータを通して二つの信号をリンクさせることで、それぞれのケーブルの長所を生かしたネットワーク回線を構築することができます。
特にメタルケーブルだけでは物理的に届かないような端末同士で通信を行いたい場合に使用されます。
メディアコンバータは、メタルケーブル間を中継する光ファイバーの両端に設置されます。
第一の(送信側)メディアコンバータはメタルケーブルから光ファイバーへの信号の変換、すなわち電気信号から光信号への変換が行われます。
入力した電気信号はレーザー光源に伝えられ、信号に対応した強度で変調された光として放出されます。次に第二の(受信側)メディアコンバータでは送られてきた信号をフォトダイオードで検出し、電気信号に変換することで、光信号を元の電気信号に再変換します。
メディアコンバータは電気信号側の通信速度と光信号側の通信速度が同じかどうかで変換方式が異なります。
参考文献
http://www.sopto.com.cn/sp_news/show-427.html
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/convert/know.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
SI-60はLAN接続とシリアル接続RS232Cを中継する名刺ケースサイズのコンパクトなメディアコンバータです。
堅牢な金属筐体で、-10~50℃の過酷な環境でも使用可能です。
調歩同期のシリアルデータをLANプロトコルに変換するために、TCP/IP、UDP/IP、ARPなど幅広いプロトコルをサポートしています。
10Base-T/100Base-TXを自動判定し接続し、通信確認にも便利なRS232ライン表示LEDを搭載しています。
ODN-360は10 Gbイーサネットを効率よくSTM(2.4G)に変換することで10Gbイーサネットの延長を可能にするメディアコンバータです。
一般的なXFP/SFP型光モジュールを採用しているので汎用的な仕様が可能です。
警報監視・転送、Web、SNMP、telnetの機能があるのでメンテナンス中の障害の切り分けなどが簡単に行なえます。
各部位を活線挿抜によって交換することができるので低コストで保守・メンテナンスが可能です。
FND4011Aは1 Gbp対応の卓上型イーサネットメディアコンバータで、スプレイストレイを内蔵しているので余長の光ファイバーを保護収納することができます。
最大伝送距離20 kmと40 kmの二つのラインナップがあり、伝送速度は最大1000 Gbpsまで対応しています。
オートネゴシエーションに対応しているので接続先によって通信速度や通信モードを自動で切り替えてくれます。
壁面設置ネジが標準付属しているので状況に応じた設置で空間コストの削減ができます。
DMXマルチプレクサシリーズは、一台で複数台の機器をコントロール可能メディアコンバータです。
様々な通信方法に対応しており、特定チャンネルとの1対1通信や、マスターチャンネルから複数の制御器への一斉同報送信、ポーリングスキャニングを行うことができます。
さまざまなラインナップがあり、最大で1対39の40チャンネルの通信ができるモデルや、耐衝撃性能を強化した堅牢なモデルがあります。
各チャンネルはフォトカプラによって絶縁されているので、ノイズの影響を受けにくくなっています。
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