ESIMについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ESIMのメーカー2社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。ESIM関連企業の2023年3月注目ランキングは1位:STマイクロエレクトロニクス株式会社、2位:Telefonaktiebolaget LM Ericssonとなっています。
eSIMとはEmbeded SIMのことでスマートフォン本体にSIMカードの機能を内蔵させたものを言います。SIMカードとは本体に装着されている小さなICカードのことです。このカードの中には契約者情報として電話番号や識別番号、メールアドレスなどの情報が格納されています。
SIMカードによって本体のモデル変更を行う際、契約情報を新しい機種に再度入力せずにSIMカードを差し替えるだけですぐに使えるようになります。ただしメールや写真、各種アプリの設定情報などはデータのコピーを行わなければなりません。
eSIMを使うことで店頭に行かずとも契約プランの手続きが可能になります。現状ではeSIM機能を内蔵するスマートフォンはまだ一部のみですが、これらのモデルではeSIM機能に加えSIMカードも使うことができます。
またeSIMによる契約プランとSIMカードによる契約プランの双方を契約しこれらを用途によって使い分けることも可能です。更にeSIM対応のスマートフォンによっては、仮想的に複数のeSIMを内蔵し、これをソフトウェアで切り替えて使用するという使い方もできます。
例えば海外旅行などでeSIMを使い、サービスプランを現地で使用可能できるプランに加入すればSIMカードが入るかどうかなどを気にせずに現地でスマートフォンを使用できます。なお、eSIMを含むSIMカードが提供するサービスは音声通話、データ通信、SMSから構成されています。以下、各種サービスについて簡単に紹介します。
音声通話、データ通信、SMSの全てのサービスを利用することが可能なのが音声通話サービスSIMです。一方でデータ通信のみ可能なのがデータ通信サービスSIMです。ブラウザを用いたインターネットの閲覧のみに用いる場合にはこのタイプのSIMを選択します。3つ目のサービススタイルとしてSMSに加えてデータ通信を提供するサービスがあります。このタイプは音声通話ができませんがインターネットの利用やSMSによる交流サービスを利用することができます。以上のサービスの中で、自身のスマホの利用形態に最も合ったSIMサービスを選択することが費用を抑えることにもつながります。
参考文献
https://www.qtmobile.jp/beginner/simcard/
https://umobile.jp/magazine/kno022/
https://mobile.line.me/guide/article/20190607-0002.html
https://toyokeizai.net/articles/-/260620
https://www.ntt.com/bizon/glossary/e-e/esim.html
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年3月の注目ランキングベスト2
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | STマイクロエレクトロニクス株式会社 |
75.0%
|
2 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson |
25.0%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年3月のESIMページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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