KVMエクステンダについての概要、用途、原理などをご説明します。また、KVMエクステンダのメーカー7社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。KVMエクステンダ関連企業の2023年1月注目ランキングは1位:ATENジャパン株式会社、2位:富士通コンポーネント株式会社、3位:株式会社ラウンドとなっています。
KVMエクステンダとは、キーボード(Keyboard)・ディスプレイ(ビデオモニター:Video)・マウス(Mouse)を、コンピュータから離れた場所で使うための機器です。
通常、キーボード・ディスプレイ・マウス(KVMステーション)とコンピュータを接続するケーブルは、約10m以内で使えるように設計されています。
約10m以上のケーブルを使うと、デジタル信号の質が低下すると言われています。
KVMエクステンダを利用すれば、CATxの場合約150mまで、光ファイバやIP経由の場合はさらに遠くまでの距離を、デジタル信号の品質を保ったまま接続可能です。
KVMエクステンダは主に、コンピュータ本体をセキュリティーおよび保守上の理由から、人間の目の届かない場所に隔離するために利用されます。
コンピュータは特性上、熱や騒音を発生させ、スペースを取ります。
またコンピュータの電源を誤って落とすと、状況によっては深刻な被害が生じかねません。
具体的には、サーバルームに騒音と熱を出すコンピュータを集めたり、危険な場所に産業用のコンピュータ本体だけを設置したり、巨大なスクリーンがあるライブイベント会場から離れた場所にコンピュータを設置したりすることがあります。
通常、キーボード・ディスプレイ・マウスとコンピュータはケーブルにより直接接続します。
キーボードおよびマウスとコンピュータをUSBケーブルで接続し、ディスプレイとコンピュータをVGAまたはHDMI規格のケーブルで接続することが一般的です。
KVMエクステンダを利用する場合の接続方法は以下の通りです。
KVMエクステンダには送信機(ローカル)と受信機(リモート)があります。
まずコンピュータと送信機を専用ケーブルで接続します。
次に接続するのは送信機と受信機です。送信機と受信機を接続するケーブルには複数のタイプがあります。
最後に、受信機とキーボードおよびマウスをUSBケーブルで、ディスプレイをHDMIなどで接続します。
送受信機の接続ケーブルはアナログ型またはデジタル型です。
アナログ型には一般ケーブル型とLANケーブル型があり、デジタル型は映像信号や操作信号をIPパケットにして送信する方式です。
一般ケーブル型は小~中型・短距離、LANケーブル型は大型・中距離、デジタル型は長距離というように使い分けます。
参考文献
https://www.blackbox.co.jp/ja-jp/page/24052/Information/Technical-Resources/Black-Box/KVM/KVM
https://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/changer/qa/index.html
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年1月の注目ランキングベスト7
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | ATENジャパン株式会社 |
20.7%
|
2 | 富士通コンポーネント株式会社 |
17.1%
|
3 | 株式会社ラウンド |
14.6%
|
4 | 株式会社サイバネテック |
14.6%
|
5 | サンワサプライ株式会社 |
14.6%
|
6 | ブラックボックス・ネットワークサービス |
11.0%
|
7 | ベイテクノロジーズ株式会社 |
7.3%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年1月のKVMエクステンダページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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