SIMのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
SIMカードとはスマホに装着されている小さなICカードのことです。このカードの中にはスマホを契約した人の契約情報として電話番号やスマホの識別番号、メールアドレスなどの情報が格納されています。
SIMカードによってスマホ本体のモデル変更を行う際にいちいち契約情報を新しいスマホに再度入力しなくてもSIMカードを新しいスマホに差し替えるだけですぐに使えるようになります。
メールや写真、各種アプリの設定情報などは、新たなスマホに置き換える際には、データのコピーを行わなければなりません。
SIMカードが提供する各種サービスはその種類によって異なります。SIMカードが提供するサービスは音声通話、データ通信、SMSの各種サービスから構成されています。
音声通話、データ通信、SMSの全てのサービスを利用することが可能なのが音声通話サービスSIMです。
データ通信のみ可能なのがデータ通信サービスSIMです。ブラウザを使ってインターネットを閲覧する目的にのみ利用する場合にはこのタイプのSIMを選択します。
3つ目のサービススタイルとしては、SMSに加えてデータ通信を提供するサービスがあります。このタイプは、音声通話が出来ないだけでブラウザによるネットの利用やSMSによる交流サービスを利用することができます。
自身のスマホの利用形態に最も合ったSIMサービスを選択すると費用を抑えることにもつながります。
従来、スマホサービスは大手通信キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクのみから提供されていました。これら大手通信キャリアの通信回線を借用して、独自のサービスを格安で展開する事業者が出てきています。この事業者のことを仮想移動体通信事業者(MVNO: Mobile Virtual Network Operator)と言います。
MVNOは自社で通信回線を保有していませんので彼らの生命線は特徴あるサービスの提供です。音声通話、データ通信、SMSの各サービスを組み合わせることにより、独自の格安サービスを提供しています。この様な特徴あるサービスを格安で提供するSIMのことを格安SIMと呼んでいます。
大手通信キャリアの場合、スマホの標準的なユーザをターゲットにしたサービスプランを中心に展開しています。したがって、ネットを閲覧する通信サービスの利用がほとんどで電話をかけることはないような特殊な使い方をする利用者にとってはMVNOのサービスが有利です。
例えば、大手通信キャリアの場合、2年縛りなど契約開始してから2年以内に解約した場合に違約金を取るなどのルールがあったりしますが、MVNOのサービスでは、自由に契約および解約できるケースが大勢です。
参考文献
https://www.qtmobile.jp/beginner/simcard/
https://umobile.jp/magazine/kno022/
https://mobile.line.me/guide/article/20190607-0002.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社