【2021年版】M2Mルータ4選 / メーカー5社一覧

M2Mルータのメーカー5社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


M2Mルータとは

M2M( Machine to Machine )ルータとは、末端のセンサーデバイスで収集した各種データをサーバに集めてデータ処理を行う際に、これらデバイスとサーバの間に入り、中継の役割を果たす機器のことを言います。

例えば、河川などの水位を常時監視するために複数の観測地点に水位センサーを複数設置した場合、センサーデバイスからのデータをサーバに送ろうとすると、3GやLTEといった無線のインターフェースを搭載する必要があり、1つ1つのセンサーデバイスが非常に高価なものになってしまいます。

これを回避するために、センサーデバイス側では、例えば、比較的安価なWi-Fiや、もしくは有線のインターフェースのみを搭載することによりシステムのコストを抑えることが可能となります。

M2Mルータは、厳しい環境条件下で使われることも想定し、使用温度範囲が広く、防塵性に優れた

特性が求められます。

M2Mルータの使用用途

M2Mルータが使用される分野は非常に幅広く、監視用、工場内における機器制御用、防災用、物流倉庫、農業などが挙げられます。

監視用途としては、町中やマンションなどの建物周辺、スーパーマーケットなど、更には駅などに複数のカメラを設置し、主に防犯を目的として設置されています。

工場内では、各種機器を制御する場合や、生産ラインにおいて製品の生産状況、生産数等をカウントしたり監視したりする場合等に使われます。

物流倉庫においては、在庫品の有無確認や数量の確認と管理などに使われます。

M2Mルータの原理

M2Mルータを利用したシステムにおける基本的な動作について具体例を挙げて説明します。

監視用途の例として、最近、特に目に付くのが防犯等の目的で、町中に設置されている監視カメラシステムです。この場合、監視カメラがセンサーデバイスになり、このデバイスがWi-Fi等の無線インターフェースを内蔵し、カメラ画像をM2Mルータに送ります。

M2Mルータは、このような複数地点からのカメラ画像を受信し、画像データを圧縮し画像の属性を示すデータと共に、サーバ側で処理しやすいデータ形態に加工すると共に暗号化してこれを保護し、3GやLTE等の回線でサーバに送信します。

M2Mルータから送られてきたデータを必要に応じて、加工したりした後に、分析可能な状態にしてディスプレイなどに表示します。

以上は、センサーデバイスからサーバ側へデータを転送する場合の流れですが、逆方向もあります。

例えば、表示された監視映像を見たところ不審な人物を発見した場合、更に追跡が必要となった

場合などです。この場合は、センサーデバイスの1つの監視カメラを向きを変えて、不審者を

追跡します。そのため、サーバからこの監視カメラに対して「向きを変える」ためのコマンドを発行します。コマンドは、3GまたはLTE等の回線を経由してM2Mサーバに届きます。

このコマンドを受信したM2Mサーバは、複数台の監視カメラの中からサーバから指示のあった監視カメラを特定し、指示のあった監視カメラに対してのみ、コマンドを転送します。この場合、コマンドは、監視カメラが解釈できるコマンドに変換されることが一般的です。このサーバから送信されたコマンドを受信すると監視カメラは、自らを制御しカメラの向きを変えるという流れになります。

以上によりセンサーデバイスとサーバはM2Mルータを介して、相互に通信を行います。 

参考文献
https://www.i-netd.co.jp/glossary/m2m_router/
https://mono-wireless.com/jp/tech/M2M.html
https://forcenet.jp/m2m/ 

M2Mルータのメーカー情報

M2Mルータのメーカー5社一覧


M2Mルータのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 サン電子株式会社
  2. 2 ユークエスト株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社MI
  2. 2 株式会社iND
  3. 3 ユークエスト株式会社

歴史のある会社

  1. 1 サン電子株式会社
  2. 2 ユークエスト株式会社
  3. 3 株式会社iND

M2Mルータ4選

LM-200

株式会社iND LM-200 画像出典: 株式会社iND公式サイト

特徴

LM-200はRS-232Cプロトコル変換機能を搭載したM2M/IoTルーターです。

国内の大手通信キャリア、NTTドコモ・DDI・SoftBank・MONOのサービスを利用することができます。

LTEの800MHz、900MHz、2.1GHz帯に対応しており、受信時は最大で150Mbps、送信時は最大で50Mbpsの高速通信が可能です。

また、環境耐性が高いため屋外でも使用することが可能で、駐車場の精算機やEMS、輸出用機器のデータ収集に用いられます。

株式会社iNDの会社概要

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IR730B

株式会社IDY IR730B 画像出典: 株式会社IDY公式サイト

特徴

IR730Bは5GNRとSub-6GHzに対応した5G対応M2Mルーターです。

高度化されたアプリケーションの搭載を可能にした機能が備わったいるため、高速通信に特化した特徴を持っています。

また、自身の異常を検出し、自動で復旧する機能を備えているため、安定性が高い製品です。

使用用途としては、光回線の無線化や4K、8K画像の送受信、PHSやISDN、3Gへの置き換えなどの目的で用いられます。

株式会社IDYの会社概要

  • 会社所在地: 東京都千代田区神田佐久間町二丁目8番地1シャンピア秋葉原ビル5F
  • URL: https://idy-design.com/

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UMsQuest-LTE(UMSQ04KO)

ユークエスト株式会社 UMsQuest-LTE(UMSQ04KO) 画像出典: ユークエスト株式会社公式サイト

特徴

UMsQuest-LTE(UMSQ04KO)はNTTドコモのLTEモジュールが内蔵されたM2Mルーターです。

下りで最大112.5Mbps、上りで最大37.5Mbpsの高速データ通信に対応しています。

通信ソフトウェアは車載機器などに搭載実績のあるミドルウェアをベースに自社で開発しており、信頼性が高くサポートが充実している点が魅力です。

また、ニーズに合わせたカスタマイズが可能で、ハードウェアの改造やアプリケーションの移植などができます。

ユークエスト株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都台東区上野1-10-12商工中金・第一生命上野ビル7F
  • URL: https://www.uquest.co.jp/
  • 創業: 2003年
  • 従業員数: 53人

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RX230

サン電子株式会社 RX230 画像出典: サン電子株式会社公式サイト

特徴

RX230は基本的なルーター機能はもちろん、ドコモ光などの有線回線やVPN機能に対応したIoT/M2Mルーターです。

高機能ながらコンパクトな設計で、小型の上にローコストである点も優れています。

NTTドコモのLTEユビキタスモジュールを搭載しているため、下りで最大112.5MHz、上りで最大37.5MHzの高速通信が可能です。

また、自律接続維持機能を備えているため、無人環境でも安定した運用が可能となります。

サン電子株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番12グローバルゲート20階
  • URL: https://www.sun-denshi.co.jp/
  • 創業: 1971年
  • 従業員数: 353人

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