数取器のメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
数取器(Tally counter)は度数計とも呼ばれる道具で,数量を迅速に数え上げるための計測用に使われ、ボタンを1回押すとカウントされ、計測した数量は数字で表示されます。
機械式と液晶にデジタル表示ができる電子式があります。
桁数は4~5桁が一般的です。
台などにビスで取り付けるタイプ、分類計数に便利な2~10連式まで可能な多連式、暗い場所でも数字が見やすいバックライト付タイプ。カウント音付、指に取り付けるタイプなど様々なので、用途により見やすさと使いやすさを考慮して選べます。
数取器は機械、量産、加工、開発、印刷、スポーツ分野などで、数量計測の目的で使用されます。
使用例は以下の通りです。
数取器は加算ボタンとリセットつまみで操作するようになっており、数字の表示窓の上にある加算ボタンを押すと一つずつ加算され、0000から9999まで4桁の数字が計測出来ます。
9999以上の数字は左側に1つずつ数取器をつなぎ、2連式から10連式までの多連式を作る事で、1億以上の数字まで計測できます。
機械式数取器の場合、加算ボタンを押すたびに計数機構に力が伝わり、数字のドラムが動くラチェット機構を採用しています。
加算ボタンの中には4本の長さの異なるツメがあり、数字ドラムには数字の文字盤のすぐ横にそれぞれのツメに引っかかる溝がついています。 大きい桁の数字に行くほど溝の深さが大きくなります。 加算ボタンを押したときは、内蔵のバネによって最も溝の深い加算ボタンの溝が引っ張られながら数字のドラムが動き桁上げを行う仕組みです。機械式数取器は機能面で大きな差はありませんが、形や重さなど使いやすさは少しずつ違います。
電子式数取器は乾電池で作動し、電子式押しボタンとワンタッチゼロボタンなどで構成されています。
液晶パネルを使ってマイナスの数値を表示出来るもの、複数の数字を同時に表示できるもの、過去の計測値を記録しておくメモリー機能があるもの、パソコン接続が可能なものなどもあります。
電子式数取器は機械式数取器に比べて重量が軽いので、多連式を使用する時軽量化できるメリットがあります。
また、押しボタンを軽く押すだけで加算される電子式数取器は、非加算現象が起こることがあり、加算時に音が出るようになっている製品もあります。
参考文献
https://www.shinwasokutei.co.jp/?post_type=products&s=%E6%95%B0%E5%8F%96%E5%99%A8
https://www.line.co.jp/product/tally/
社員数の規模
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