ダイヤルシックネスゲージについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ダイヤルシックネスゲージのメーカー5社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。ダイヤルシックネスゲージ関連企業の2024年2月注目ランキングは1位:株式会社エスコ、2位:株式会社尾崎製作所、3位:株式会社テクロックとなっています。
ダイヤルシックネスゲージはダイヤルゲージを用いて物の厚さを正確に測定する器具です。
ダイヤルゲージとは円形のゲージに伸縮するスピンドルと言われる棒と、その棒を操作するレバーが取り付けられた器具であり、棒の伸縮具合により厚さがゲージに表示されます。ダイヤルゲージは単体では使用できずに設置台に設置したりして使用されています。
ダイヤルシックネスゲージはこのダイヤルゲージをコンパクトなハンディタイプの厚さ測定器として構成された機器を言います。
ダイヤルシックネスゲージは紙など薄い物の厚さを正確に測れますので、製品の製造現場では非常に重宝します。
製品には製造の過程で不具合品が混ざる場合や、製造過程で温度などのパラメーターが変化してしまい、製品の厚さが変わる場合があります。これらの不具合をいち早く検出するために品質チェックが行われますが、ダイヤルシックネスゲージを用いると簡単にチェックができます。
ダイヤルシックネスゲージは片手で操作できますので、右手にダイヤルシックネスゲージを持ち左手に製品サンプルを持って手際よく確認を行います。
ダイヤルシックネスゲージはダイヤルゲージとフレーム部分から構成されています。
ダイヤルゲージは手でつかめるハンドルを持つフレームに取り付けられており、ダイヤルゲージのスピンドルの先端はアンビルと接触しています。ダイヤルシックネスゲージを使用する際に非常に大切なことはマメに校正を行うことです。ゼロ点がずれているとその分が誤差となってしまい正確な測定ができません。そのために、スピンドルがアンビルと接触して安定している位置をゼロ点であると校正を行います。
スピンドルはレバーにより上下させることができ、これは親指で操作可能です。親指でスピンドルを上にあげて測定したいものをアンビルに載せてレバーを戻すことで測定したいものがスピンドルとアンビルによって挟まれます。その時の厚さはゲージに表示されますのでその値を読み取ります。
ゲージは一昔前は針が目盛りを指すアナログタイプがありましたが、最近ではデジタルタイプですのでアナログタイプのような読み間違いによるミスが無くなります。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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