基板実装用ヒューズについての概要、用途、原理などをご説明します。また、基板実装用ヒューズのメーカー18社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。基板実装用ヒューズ関連企業の2022年7月注目ランキングは1位:株式会社高木商会、2位:株式会社オサダ、3位:リズム協伸株式会社となっています。
基板実装用ヒューズとは主に電源回路に不可欠な電気および電子回路用部品です。
基板に実装できるようはんだ付け可能な端子が用意されているものや専用のソケットに挿入して使用するタイプのものがあります。
回路に過剰な電流が流れることを抑止する働きがあります。よく、ヒューズが飛ぶという言い方をしますがこれはヒューズの筐体内の結線が断線することを意味します。
回路上のヒューズに過剰な電流が流れた場合、内部に発生する熱によってヒューズの接続が切れます。これにより以降に実装されている部品が保護されます。
ヒューズは電源回路を有する多くの機器のプリント基板に実装されています。ヒューズがないと、それ以降に接続された内部回路に過剰な電流が流れ、場合によっては部品の発熱により発火に至る可能性があります。
一般的に各種装置の安全規格では、過剰な電流が回路に流れようとした場合、これを抑止して製品を発火から防ぐための過電流保護機能や過熱防止機能の実装が義務付けられています。
ヒューズは、このような安全規格に対応する目的もあり多くの機器で使用されています。よって、ヒューズは、回路における安全装置と言うことができます。
ヒューズは民生用機器でよく使用される透明のガラス管の形をして、中にリード線が走っているタイプのガラス管ヒューズが良く知られています。
このタイプのヒューズはAC100~200Vの電圧範囲で、最大500Aのタイプまでラインナップされています。国内における商用電源のAC100Vを想定し、この入力に十分対応可能な範囲の入力電圧品がラインナップされています。
各機器ごとの許容可能な最大電流値が存在します。その最大電流の範囲内の規格のヒューズを回路に実装することにより機器の保護を行うことが可能となります。
ガラス管ヒューズはガラス管の中にリード線が封入されており、入力電流はこのリード線を通って、出力側に流れ出ていきます。従って、もし過大な電流が流れようとするとこのリード線が熱によって焼き切れて回路はオープン状態となります。
この際に、リード線はガラス管でその周辺が保護されていますので、仮にリード線が焼き切れても周辺の部品に影響を及ぼすことはありません。
参考文献
https://kurashi-no.jp/I0017408
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基板実装用ヒューズのカタログ一覧はこちら企業
エス・オー・シー株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社高木商会 | 10.3% |
2 | 株式会社オサダ | 10.3% |
3 | リズム協伸株式会社 | 10.3% |
4 | 株式会社ターミナル | 10.3% |
5 | パナソニック株式会社 | 6.9% |
6 | エス・オー・シー株式会社 | 6.9% |
7 | KOA株式会社 | 6.9% |
8 | 株式会社立山科学ハイテクノロジーズ | 6.9% |
9 | Littelfuse, Inc. | 6.9% |
10 | 内橋エステック株式会社 | 3.4% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年7月の基板実装用ヒューズページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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