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ダイアルインジケーターについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ダイアルインジケーターのメーカー10社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
ダイアルインジケーターはワークの長さや振れを測定する測定機器です。形状・機能は同一でダイヤルゲージとの名前の商品もあります。
土台の上で所定の位置に設置し、ワークを測定することで、模範(ブロックの長さゲージ等)との寸法の違いを測ることができます。測定する目盛りは百分の一ミリメートルや千分の一ミリメートルがあります。温度管理・測定方法・土台とワークの状態等を管理しないと、望んだ精度での測定にならず、大きな誤差が出る可能性があります。
使用用途は、精密機器に使用される部品や比較的小径の部材を測定する時、円形部材の振れを測定する時です。
まず、土台の上に固定する台座をセットし、先端にダイアルインジケーター又はゲージを設置します。
次に、土台に所定の寸法の模範を配置し、先端に接触させて測定できる範囲の中に調整し、表示の針を0(ゼロ)にセットします。
寸法模範を取り出し、測定ワークを土台と測定子の間に入れます。その際の針の表示が、模範との寸法差となるので、ワークの該当部の寸法が測定できます。
これらには、棒状の測定子が長さ方向に上下して寸法差を表示するスピンドル式と、棒状の測定子が傾く方向に前後して寸法差を表示するてこの原理を用いた方式とがあります。
スピンドル式が一般的で、シンプルな形状の寸法を測定するにはこちらを使用します。使用方法もシンプルで、測定子は上下に動くので、測定子が土台に垂直になるように調整し固定するだけで、比較的容易に測定することが可能です。
てこ式は、スピンドル式では測定子が入らない狭い部分の測定に使用することが多いです。使用方法は、注意が必要です。測定子は根元を中心に傾く構造をしています。ワークの測定位置での寸法が増減する方向に対して、測定子が直角に近い角度で設置しないといけません。
どちらも、測定子が上下又は前後することで、針が時計の様に振れます。模範で所定の寸法を0(ゼロ)設定し、ワークの測定部分がセットされた状態で針の表示を読むことで、模範との差がわかります。特に注意することは、表示の分解能(1目盛りが何ミリメートルなのか)と針が何週しているかは目視で確認しながら測定する必要があることです。
測定方法・温度管理を決めて作業することで、千分の一ミリメートルであっても、精度良く測定できます。
参考文献
https://www.imao.co.jp/catalog/categoryviews/?categorycode=&category=$790020&page=1
https://www.mitutoyo.co.jp/products/dialgauge/dialgauge.html
https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/measurement-selection/type/dial-gauge.jsp
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td06/x0062.html
https://www.imao.co.jp/files/on-cat/pdf/jp/d-r_d-l_d-c.pdf
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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新潟精機株式会社
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