【2021年版】気化性防錆剤 メーカー17社一覧

気化性防錆剤のメーカー17社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


気化性防錆剤とは

気化性防錆剤とは、錆の発生の防止に使われる防錆剤のうち、気化性を持つものを指します。VCIやVRIなどの略称でよばれることも多いです。屋内や密封された空間において、防錆効果を発揮します。

気化性防錆剤は、常温で気化する性質があります。気化した防錆剤は、防錆対象の金属に対して吸着もしくは反応し、錆の発生を抑制するのです。金属と直接吸着・反応するのではなく、金属が錆びにくい雰囲気にすることによって防錆を行う製品もあります。

防錆油や防錆フィルム、防錆紙など、さまざまな形状・性質の防錆製品に利用されています。 

気化性防錆剤の使用用途

気化性防錆剤は、金属製品の錆を防止する目的で使用されます。

金属製品が錆びると部品として使用できなくなったり、見た目が悪くなったりするため、商品としての価値が低下してしまいます。このような商品価値の問題だけではなく、錆による部品の劣化は、事故や災害につながってしまう恐れもあるのです。気化性防錆剤により金属製品を錆から守ることで、これらのリスクを回避できます。

気化性防錆剤は、自動車部品やエンジンなど、少しの劣化が事故の原因となるような部品の錆対策にも広く用いられています。 

気化性防錆剤の原理

金属製品が水と酸素に接触すると、錆が発生します。すなわち、防錆対策としてはこれらを金属製品と触れないようにすればよいといえます。気化性防錆剤では、防錆剤の種類ごとにさまざまな方式で水と酸素を金属製品と接触させないようにしているのです。

気化性防錆剤は主に鉄鋼用、銅および銅合金用の2種類があります。鉄鋼用の気化性防錆剤としては、亜硝酸塩類のDICHANが代表的です。DICHANは金属面に結露した水の中に溶け込み、酸素や水との反応を妨害することで防錆効果を発揮します。

アミンのカルボン酸塩類、アミンのクロム酸塩類、カルボン酸のエステル類なども主流の鉄鋼用防錆剤です。このほかには、亜硝酸ソーダと尿素の混合物のように、単独では気化しないものを組み合わせた混合系も用いられています。

銅および銅合金用の気化性防錆剤は、トリアゾール環やピロール環といった複素環を有する化合物、チオ尿素類、メルカプト基を持つものなどです。このうちベンゾトリアゾール(BTA)、トリルトリアゾール(TTA)などのトリアゾール環化合物は、ベンゾトリアゾール銅塩の皮膜を作って金属製品を保護し、錆を抑制すると考えられています。 

参考文献
https://www.juntsu.co.jp/rust/rust_kaisetsu01.php
https://www.threebond.co.jp/ja/technical/technicalnews/pdf/tech18.pdf

気化性防錆剤のメーカー情報

気化性防錆剤のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 リックス株式会社
  2. 2 株式会社イーパック
  3. 3 極東貿易株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社コスペックジャパン
  2. 2 サンプラスチック株式会社
  3. 3 ニッペトレーディング株式会社

歴史のある会社

  1. 1 堀富商工株式会社
  2. 2 共栄社化学株式会社
  3. 3 株式会社イーパック

気化性防錆剤のメーカー17社一覧


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