中ぐり盤のメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
中ぐり盤とは、ドリルなどで開けた穴をさらに大きく広げる(これを中ぐり加工という)ための工作機械のことです。
中ぐり加工はフライス盤やマシニングセンター、タレット旋盤などでも可能ですが、大きな工作物を加工する場合や深穴の中ぐり加工をする場合には、中ぐり盤を使用するケースが多いようです。
中ぐり加工に使用される工具を「ボーリングバー」と呼びます。深穴に対応できるものや超硬でできたものなど、種類も豊富にあります。
ここでは、中ぐり盤の使用用途について解説します。
中ぐり盤は、旋盤やマシニングセンターなど、他の工作機械では加工不可能な工作物を中ぐり加工するために使用されます。
たとえば、旋盤の場合は主軸チャックで把握できるサイズのものしか加工することはできません。また、把握できたとしても、ボーリングバーを工作物に寄せた時に干渉する部分があれば加工は不可能になります。
中ぐり盤はツーリングゾーンを広くとっているものが多いので、様々な工作物の加工に対応できます。
ここでは、中ぐり盤の原理について解説します。
中ぐり盤の基本構造は、主軸頭、コラム、テーブル、サドル、回転ベース、ベッドから構成されています。主軸頭に設置されたボーリングバーを回転させ、工作物または主軸に直線送り運動を与えることで、切削を行います。
中ぐり盤の種類は、次の4つに分けられます。
参考文献
https://monoto.co.jp/boringmachine/
https://www.maruei-u.co.jp/word/word_1611/
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社