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スプレードライヤ
【2021年版】スプレードライヤ メーカー14社一覧
スプレードライヤのメーカー14社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
スプレードライヤとは

スプレードライヤとは、溶液を噴霧することで乾燥を可能にする装置です。噴霧により溶液が微粒子化します。粒子になることで溶液のままより熱風に触れる表面積が増えるため、短時間での乾燥につながります。
短時間で乾燥できるため、熱による変性の影響を少なくすることができます。また通常の乾燥よりも、工程数が少なくなるというメリットもあります。
作製された粒子は食品、医療品、合金、ファインセラミックスなど幅広い分野で使われています。
スプレードライヤの使用用途
スプレードライヤの用途は多岐に渡っていますが、代表的なものを紹介します。
- 食品
用いられているものとしては、インスタントコーヒーがあります。インスタントコーヒーは長期間保存できるように、乾燥させます。
スプレードライヤでコーヒー液を噴霧することで、粉末状のコーヒーが製造されます。冷たい水でもすぐ溶けることが特徴です。
- 医薬品
新薬候補になる化合物で、水への溶解性がよくないために開発が進まないケースがあります。
有機溶剤には溶けるものの、有機溶媒は可燃性であるものが多く、熱による乾燥に制限がありました。スプレードライヤを用いることで、水に対して難溶性を示す化合物でも、薬剤化が可能になりました。
スプレードライヤの原理
スプレードライヤの構成は大まかに、原料タンク、送風機、乾燥室、フィルタで成り立っています。
原料タンクから溶液が流れ、乾燥室に供給されます。乾燥室内の溶液は送風機からの熱風と乾燥室での噴霧により、粒子になります。製造された粒子は、フィルタで捕捉されます。
乾燥室での噴霧には2つの方式があります。
- ロータリーアトマイザー方式
穴が開いた円盤を回転させ、遠心力により溶液を飛び散らせて乾燥します。円盤形状や回転数より、粒子径を調節することが可能です。
- ノズル方式
圧力をかけてノズルから溶液を噴射し、熱風で乾燥させます。ノズルにも種類があり、一流体ノズルと二流体ノズルがあります。
一流体ノズルは、装置の設置面積があまりとれない時に使われます。150ミクロン以上の、比較的大きい粒子が得られます。
二流体ノズルは、ロータリーアトマイザー方式よりも小さい粒子を得ることができます。一流体ノズルよりも、低い圧力で粒子を作製することが可能です。
参考文献
https://www.preci.co.jp/spray-dryer/spray-dryer-profile/
http://www.makino-co.co.jp/products/kansou/kansou01/
https://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/manufacture_02.html
https://tech.fujichemical.co.jp/csd/
http://nikkakasei.com/spraydry
https://www.spray.co.jp/services/nozzle_basics/overview.aspx
スプレードライヤのメーカー情報
スプレードライヤのメーカー14社一覧
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創業: 1947年
従業員数: 162人
本社: 愛知県
会社詳細
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創業: 1973年
従業員数: 176人
本社: 徳島県
会社詳細
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創業: 1921年
従業員数: 371人
本社: 東京都
会社詳細
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創業: 1960年
従業員数: 2,417人
本社: 東京都
会社詳細
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創業: 1938年
従業員数: 160人
本社: 大阪府
会社詳細
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創業: 1980年
従業員数: 90人
本社: 神奈川県
会社詳細
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創業: 1889年
従業員数: 759人
本社: 東京都
会社詳細
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創業: 1968年
従業員数: 47人
本社: 東京都
会社詳細
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- Yenchen Machinery Co., Ltd.
会社公式サイト
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スプレードライヤのメーカーランキング
社員数の規模
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1 東レエンジニアリング株式会社
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2 ヤマト科学株式会社
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3 柴田科学株式会社
設立年の新しい会社
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1 株式会社パウダリングジャパン
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2 株式会社プリス
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3 大川原化工機株式会社
歴史のある会社
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1 ヤマト科学株式会社
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2 柴田科学株式会社
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3 日本化学機械製造株式会社
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