マルノコについての概要、用途、原理などをご説明します。また、マルノコのメーカー14社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。マルノコ関連企業の2022年12月注目ランキングは1位:株式会社新興製作所、2位:株式会社谷テック、3位:京セラインダストリアルツールズ株式会社となっています。
木材加工を行う際に非常によく使用する工具がマルノコです。
木材加工にはチェーンソーや電動のこぎりなどありますが、これらは丸太や枝を切断するのに適しており、木材の板などをまっすぐに切断する用途には向いていません。この木材をまっすぐに切断する目的でマルノコはよく使用されますが、もちろん丸太の切断にも使用できます。しかし、のこぎりのように刃がむき出しではなく、円形のブレードの半分以下しか露出できないために深く切りこむという用途には向いていません。
マルノコは木材加工の際によく使用されますが、金属の切断に使用するタイプもありますので多岐にわたっています。
手で持つタイプのものは使いやすいですが、手で扱いますので木材を正確な寸法でまっすぐ切断するという用途には向いておらず、どうしても少しはずれてしまいます。もちろんのこぎりと比較するとマルノコの方がまっすぐに切れるのですが、正確にまっすぐ切断したければ固定式のマルノコを用いてガイドに沿ってまっすぐに切断します。
その他にも石膏ボードの切断なども行えます。
のこぎりは反復運動で切っていくのに対してマルノコはモーターが回転することで円形のブレードを回転させ、回転力により木材を切断します。
回転力を利用しているので機構が単純であり、モーターの生み出すトルクを活かして強力な切断力を生み出します。このため切り粉や粉塵が大量に飛び散りますので集塵タイプのマルノコや集塵機に接続できるタイプのマルノコもあります。
マルノコの動力には電気を使用しますが、充電式とコード式から選べます。コード式は100Vの電圧が常時供給されますのでバッテリー切れの心配はありませんが、コードの長さに制限があり使用範囲が狭いことと、コンセントがない場所では使用できないというデメリットもあります。充電式は持ち運びに便利ですが電圧が低く、パワー不足に感じるかもしれません。
マルノコはブレードの直径により切りこめる深さが決まりますので、どういった用途でどれだけの深さを切りたいのかでマルノコの大きさが決まります。
電動式の丸ノコを表現すると、きれいに速く木材などを切断できるが、とても危険な工具であるということです。
正しく使えば非常に便利な電動工具ですが、一歩間違えれば大きな事故につながるので、正しい電動丸ノコの使い方を解説します。
1.まずは切断対象となる木材などに丸ノコを当てて刃の角度調整を行います。適切に刃の角度調整を行っていないと切った断面が90度にならないため注意が必要です。このときツマミネジが緩んでいないか確認します。
2.刃の上下の深さ調整を行います。適当な長さで大丈夫ですが、材料の厚みにプラス1cm程度出ていることを目安にしましょう。
3.刃の安全カバーは、材料に刃が当たると自然開閉するようにできています。ですので人が操作することはありませんが、作業前に安全カバーが正常に開閉するか確認はしておきましょう。
4.引き金を引いて、材料を切断していきます。
注意点として、電動工具を扱うとき軍手を嵌める人がたまにいらっしゃいます。軍手の繊維が丸ノコに巻き込まれて事故につながりますので、作業時は素手で使用します。
便利な電動丸ノコですが、場面によって使用する種類が異なってきますので、おすすめ電動丸ノコの選び方について紹介します。
電動丸ノコを選ぶときの基準は、切断する材料、最大切込み深さ、軽さの3つになります。
一般てきに丸ノコと言うと、木材用ことを指しますが石膏ボードや金属を切断するものもあります。材料によって刃の加工や形状が違いますので、どの材料にしようするか確認してから購入しましょう。
最大切込み深さは材料の厚さで異なってきます。むろん刃の径が大きいほど、切込みも深くなっていきますので、基本刃の径が大きいものを選ぶとよいです。ただし刃の径が大きいものは重くなるため、作業がしづらくなることに注意です。
軽さに関しては作業効率につながります。軽い丸ノコですと作業時に疲れにくくなるのでおすすめです。実際に店頭で重さを比較してから購入しましょう。
参考文献
https://www.bildy.jp/mag/round_saw/#i
https://www.uedakanamono.co.jp/blog/%E4%B8%B8%E3%83%8E%E3%82%B3#i
https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/slidecircularsaw_howtouse/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年12月の注目ランキングベスト10
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社新興製作所 | 25.6% |
2 | 株式会社谷テック | 17.9% |
3 | 京セラインダストリアルツールズ株式会社 | 10.3% |
4 | 株式会社マキタ | 10.3% |
5 | 株式会社パオック | 7.7% |
6 | 日本ヒルティ株式会社 | 7.7% |
7 | DCMホールディングス株式会社 | 5.1% |
8 | 中島工機株式会社 | 5.1% |
9 | 株式会社ウェーブ | 2.6% |
10 | ビルディ株式会社 | 2.6% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年12月のマルノコページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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