熱風発生装置のメーカー23社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
熱風発生装置とは、熱風や温風を発生させるヒーターなどの装置のことをいいます。
瞬間的に大量の熱風を生成することができるため、作動後、短時間で目的とする用途に使用することが出来ます。
シンプルな構造をしており、容易に風量や温度を調節することが出来、操作性に優れています。
用途に応じてノズルと併用できる設計の熱風発生装置もあり、外付けで送風口に用途に合った形状のノズルを取り付けることで、送風の方向や、範囲を決めることができるので、より効果の高い使用性を得ることが出来ます。
ここで、熱風発生装置の使用用途について説明します。
高温の熱風を利用して、空調などで、室内の温度を上昇させるほか、乾燥や、加熱、殺菌、溶解などを行うことができるので、食品製造の分野や、薬品製造の分野、工業分野などで幅広く使用されており、用途例には、乾燥設備や、食品・薬品などの製造設備、製鋼・化学などの製造設備や、空調設備などがあります。
具体的には、高温な熱風を吹きかけることによって、ビンなどの内部を熱殺菌したり、塗装をすばやく乾燥させたり、化学繊維や金属や熱可塑性の樹脂などを高温で溶解させたりすることに使用しています。
また、室内の空気を上昇させる目的で、暖房などの空調設備として利用される場合もあります。
続いて、熱風発生装置の原理について説明します。
熱風発生装置は、温度調節部分と送風部分で構成されています。
外部から取り込んだ熱を温度調節部分の熱源で加熱し、加熱された空気を送風部分から外部に放出することで熱風を送り込んでいます。
温度調節の部分にはさまざまな方式があり、バーナーと燃焼ガスによって直火を熱源として熱風を生成する方式や、燃焼炉からの熱を取り込んで間接的に空気を加熱する方式や、電気を熱源とする電気方式などがあります。
燃焼による加熱方式よりも電気方式の方が安全性が高い点や、細かい温度調節が行える点で優れています。
参考文献
https://www.nekken-sangyo.co.jp/product/fireplace/
https://www.nekken-sangyo.co.jp/product/fireplace/indirect.html
https://www.nekken-sangyo.co.jp/product/fireplace/fire.html
https://nnh-kk.jp/products/hot-air/
https://teitokusha.co.jp/haga/
https://www.nippon-heater.co.jp/products/gas/hotwind/
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