リングポンプのメーカー4社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
リングポンプとは、チューブポンプの一種です。
チューブポンプの利点は下記のとおりです。
しかし、どうしてもチューブに負担のかかる機構のため、チューブの高寿命化が期待されていました。
その弱点を、リング状のローラーを採用することで補ったものをリングポンプと呼んでいます。
リングポンプは広く液体の搬送に使用されます。
吐出量も選択でき、チューブの素材次第で薬液にも使用可能なため用途はさまざまです。
【使用される液体例】
【用途、利用分野】
リングポンプは、液体の搬送経路となるチューブと、液体を吸い上げるためのローラーで構成されています。
チューブポンプは、チューブを小さな複数個のローラーでしごいて液体を吸い上げる仕組みです。
まず、チューブを複数個のローラーからなる回転部の周囲に沿って取り付け、偏芯ローターを回転させます。
すると、ローラーとの接触部はローラーと外側の壁に挟まれ、チューブが押しつぶされた状態になります。
ローラーが上流側から順にチューブを圧迫することで、チューブ内に真空状態が発生し、液体が吸引される仕組みです。
こうした機構のためチューブにかかる負担は大きく、チューブ交換が短いスパンで必要になるのがデメリットでした。
このデメリットを補おうと、チューブへの負担軽減によりチューブを長寿命化したものがリングポンプと呼ばれています。
複数個のローラーを組み合わせると、ローラーとの接触部と非接触部の痛みに差が出ます。
そこで、直径の大きな1つのリングを用いて上流側から連続的にチューブを圧迫する仕組みを採ったのがリングポンプです。
チューブにかかる負担が均されることで、従来のものよりチューブへの負荷が小さくなり、長寿命を実現しています。
参考文献
https://ringpump-aquatech.co.jp/ring_pump/about.html
http://www.three-peace.com/product/detail/?lId=5&mId=10
https://www.surpassindustry.jp/%E6%8A%80%E8%A1%93%E6%83%85%E5%A0%B1/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E/
https://www.watson-marlow.com/jp-ja/support/how-do-peristaltic-pumps-work-industrial/
社員数の規模
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歴史のある会社