【2021年版】横ピロー包装機 メーカー13社一覧

横ピロー包装機のメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


横ピロー包装機とは

横ピロー包装機は、製品を水平方向に流してピロー包装を行う機械の一種で、背張りが下側(正ピロー包装)の場所にあるか、上側(逆ピロー包装)の場所にあるかで分けられます。その他に製品を落下させて(縦方向に流して)包装する縦型のものも存在しますが、ここでは横型について言及します。

1枚のフィルムで筒状に内容物を包装した後、両端をシールして枕と似た形状とした形態のことをピロー包装と呼びます。 同じ包装用品であるトレーとは異なり、包装対象の形状・大きさを問わず、高速で密封状態の包装ができるという点がメリットで挙げられます。

ピロー包装機は約1世紀前にアメリカで誕生し、日本国内にはインスタントラーメンの開発の際に登場しました。

横ピロー包装機の使用用途

横ピロー包装機は製品が大量生産される様々な業界で使用されており、例えば食品や薬、雑貨などの包装で用いられています。

正ピロー包装はトレーに入った製品や固形物などに用いられています。具体的には菓子パン、インスタントラーメンやおにぎり、ソーセージ、ハム、焼売・餃子などのトレーに入れて販売する冷凍食品などに用いられます。

逆ピロー包装が用いられるのはマルチパック製品やバラ状の製品、耐熱性の低い製品などです。具体的には、惣菜、レトルト食品、サンドイッチ、乾麺、野菜などに用いられます。

横ピロー包装機の原理

横ピロー包装機の包装工程は、次のとおりです。

  1. ロール上になったフィルムを送り出す
  2. 製品をライン上に供給する
  3. フィルムで製品を包装する(正ピローは上から、逆ピローは下から包む)
  4. 中央背面部分でフィルムを合わせてシールする
  5. 底部をシールし、製品1個ごとにカットする
  6. コンベアにより製品を排出する

また、横ピロー包装機は、底部をシールする際に製品を噛み込んでしまうと自動でラインが止まる「噛み込み検知機能」や、製品の位置ズレがあった場合に当該製品の底部をシールせず、連包で排出する「位置ずれスルー機能」、製品の未供給時に自動で包装ラインが停止することでフィルムロスを減少することができる「空袋防止機能」などの機能が存在しています。 これらの機能が開発されたことによって、食品の安全意識の高まりやなどのニーズにも応える包装技術を提供できるようになりました。

その他、昨今は省人・省スペース化に対する要望も高まっており、それに応えることができるような、2台合体型の包装機も誕生しています。

横ピロー包装機と縦ピロー包装機

  • 包装方法の違い
    ピロー包装機には、横型と縦型があります。横ピロー包装機は、水平方向にコンベアで内容物を送りながら包装を行います。縦ピロー包装機は、内容物を垂直方向に落下させながら包装を行います。包装形態は、ピロー状(枕型)でどちらも同じです。フィルムを搬送しピロー状に成形、背面(センター)と両端をシールします。
  • 横型と縦型の特徴と使い分け
    横ピロー包装機は内容物をコンベアで搬送するため、内容物を整列させた状態で包装することができます。また、トレーを使用したいときにも有効で、やわらかい物体でも形状を保ったまま包装されます。例えば、スライス肉や割れやすいお菓子などの包装に向いています。粉状や液状のものを直接包装することはできません。デメリットとしては、機械の横幅が大きく、設置スペースを取る点が挙げられます。

縦ピロー包装機は充填タンク内の内容物を落下させるため、人手をかけず自動で連続包装することができます。横ピロー包装機では、人の手で内容物をコンペア上に並べている場合が多くあります。内容物は整列させる必要がなく、落下の衝撃にも強い液状や粉状、粒状です。例えば、タレや薬、豆菓子などの包装に向いています。衝撃に弱く、型崩れしやすいものの包装には適しません。

横ピロー包装機のトラブルと対処法

  • シールの接着不良
    包装後のシールが接着不良で剥がれてしまう場合があります。シールの温度が低すぎであるか、シール時間が足りていないことが考えられます。フィルムの材質により適正温度・時間は異なるため、特にフィルムを変更した際には設定を一度見直しましょう。
  • シール部分の噛みこみ
    シール部分に物質が噛みこみ、シール不良を発生する場合があります。包装機のヒートシール部に内容物やフィルムのカスが付着していることが考えられます。拭き取り清掃を行い、清潔な状態にしておきましょう。
  • シール部分のシワ
    シール部分にフィルムが寄り、シワを発生する場合があります。内容物の高さが不ぞろいであったり、高すぎて膨らんでいたりすることが考えられます。高さを出来る限り統一しましょう。シワ取り装置の導入も有効です。
  • フィルムずれ
    フィルムがピロー状に包まれた際に、きれいに重ならずセンターシール部分のフィルムずれを発生することがあります。センターに合わせてフィルムを取り付けても蛇行してくる場合は、フィルムがローラー上で滑っていたり、フィルムのテンションが弱かったりすることが考えられます。滑りにくいフィルムへの材質変更やガイドの取り付け、テンションの張り直しを検討しましょう。

横ピロー包装機のトラブルは、複数の要因が重なり合っており原因と対処法を特定することが困難な場合も多くあります。その場合は、メーカーに点検を依頼しましょう。

参考文献
https://www.orikane.co.jp/orikanelab/2102/
http://shokuhou.jp/member/kaiho_kouhou/download.php?post_id=1862&fieldname=kaiho_kouhou_pdf4
https://www.tam-tokyo.co.jp/products/pillow.html
https://www.sanko-shoji.jp/lecture/cn8/pg128387.html
https://www.kawashima-pack.co.jp

横ピロー包装機のメーカー情報

横ピロー包装機のメーカー13社一覧


横ピロー包装機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社イシダ
  2. 2 株式会社四電工
  3. 3 株式会社フジキカイ

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社M&E
  2. 2 株式会社エヌパック
  3. 3 シンテゴンテクノロジー株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社イシダ
  2. 2 株式会社精工
  3. 3 株式会社川島製作所

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