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オイルコンパウンドのメーカー13社一覧や企業ランキングを掲載中!オイルコンパウンド関連企業の2025年9月注目ランキングは1位:株式会社エスケー、2位:株式会社フロンケミカル、3位:日硝産業株式会社です。 オイルコンパウンドの概要、用途、原理もチェック!
オイルコンパウンドとは、電子部品の絶縁、放熱、撥水、真空シールなどを目的に塗布されるペースト状のオイル製品です。
基油となる成分に様々な増調剤を混ぜて増粘化させ、さらに用途にあった添加物が加えられています。オイルコンパウンドは、撥水性や熱酸化安定性などが高く電気特性を持ち、広範囲の温度帯にわたって特徴を発揮することができます。
なお、コンパウンドとは、車のボディの細かいキズを目立たなくさせる研磨剤として広く知られています。英語の「compound」は、2つあるいはそれ以上の要素や部分が結合したものという意味です。オイルコンパウンドも基油に、さまざまな添加物が混ぜられています。
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2025年9月の注目ランキングベスト9
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社エスケー |
28.6%
|
2 | 株式会社フロンケミカル |
21.4%
|
3 | 日硝産業株式会社 |
7.1%
|
4 | 株式会社タイカ |
7.1%
|
5 | 株式会社森部商店 |
7.1%
|
6 | 協立電業株式会社 |
7.1%
|
7 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 |
7.1%
|
8 | 株式会社ニッシリ |
7.1%
|
9 | 株式会社アルファ |
7.1%
|
業界別
🔩 金属加工項目別
基材種類
鉱物油系
合成油系
添加成分
極圧剤配合型
摩擦低減型
物性特性
高粘度型
低粘度型
低揮発型
使用環境
高温対応型
低温対応型
食品接触対応型
電気絶縁型
熱伝導率 W/mK
0 - 1
1 - 2
2 - 4
4 - 6
6 - 8
8 - 10
使用温度範囲 ℃
-60 - 0
0 - 100
100 - 200
200 - 400
粘度 Pa・s
0 - 100
100 - 500
500 - 4,000
4,000 - 20,000
絶縁破壊強さ kV/mm
0 - 10
10 - 50
50 - 150
150 - 250
250 - 300
300 - 400
熱抵抗値 ℃-in2/W
0 - 0.01
0.01 - 0.04
0.04 - 0.07
0.07 - 0.14
揮発分 %
0 - 1
1 - 3
油分離率 %
0 - 1
1 - 3
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■特徴 ・熱伝導率7.5W/m・Kのシルバーコンパウンドです。 ・発熱体 (CPU等) と放熱体 (ヒートシンク等) の間に塗り使用します。 ・CPU、M...
冨田マテックス株式会社
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検索結果 61件 (1ページ/2ページ)
オイルコンパウンドとは、電子部品の絶縁、放熱、撥水、真空シールなどを目的に塗布されるペースト状のオイル製品です。
基油となる成分に様々な増調剤を混ぜて増粘化させ、さらに用途にあった添加物が加えられています。オイルコンパウンドは、撥水性や熱酸化安定性などが高く電気特性を持ち、広範囲の温度帯にわたって特徴を発揮することができます。
なお、コンパウンドとは、車のボディの細かいキズを目立たなくさせる研磨剤として広く知られています。英語の「compound」は、2つあるいはそれ以上の要素や部分が結合したものという意味です。オイルコンパウンドも基油に、さまざまな添加物が混ぜられています。
オイルコンパウンドは電子機器や、真空のシール部分などに塗布して使われます。
電子部品においては、主に放熱を促進させるために使われます。電子素子は電気を消費することによって発熱しますが、熱を溜め込んだままだと正常な動作を継続することができません。
そこで、早く熱を放出できるように、オイルコンパウンドが塗布されています。具体的には、トランジスタやサーミスタといった半導体素子などの放熱用に塗布されています。私たちの身近な製品での使用例は、家電製品や自動車、パソコンなどです。
シールを目的に塗布されるオイルコンパウンドは、真空を扱う機器の摺り合わせ部分、ガスケットやパッキンなどに塗布されます。真空用のオイルコンパウンドは揮発する成分を減らすことによって、高真空の環境においても、オイルコンパウンドの成分が揮発するのを防いでいます。
オイルコンパウンドは、基油にシリコーンオイルを用いる場合が多いです。充填剤には、金属石鹸以外の材料である非石鹼系の化合物を用いてグリース状の製品にしています。シリカの微粉末状のものや、金属粉などが代表的です。
オイルコンパウンドには、鉱物油由来から作られるオイルコンパウンドと、シリコーンオイル由来から作られるオイルコンパウンドがあります。鉱物由来のものは極圧潤滑に優れているのが特徴です。
一方で、シリコーン由来のオイルコンパウンドは、耐熱、耐寒、耐水、耐候や電気特性などにも長けている上、化学的に安定しているため、よりさまざまな用途で用いられています。
オイルコンパウンドのカタログには、倜度 (ちょうど) と滴点というデータが記載されています。倜度とは、オイルコンパウンドの硬さ、柔らかさを示す尺度です。倜度の数値が大きいほど柔らかいオイルコンパウンドで、数値が低いほど硬いことを意味します。
なお、滴点は耐熱性を示すデータです。オイルコンパウンドは加熱されると軟化し、いずれ成分が分離してしまいます。耐熱性を評価する測定試験機において、オイルコンパウンドが柔らかくなり液化し、滴下に至った温度を滴点として評価しています。
使用環境が高温である際には、特に倜度や滴点のデータから目的にあった製品であるかどうかを見極めることが大切です。
オイルコンパウンドと類似したものに、シリコーングリスがあります。両者は明確に区別されるものではありませんが、シリコーングリスは主に潤滑や粘着を目的に用いられることが一般的です。対してオイルコンパウンドは、主に放熱やシール用に使われます。
なお、シリコーン (Silicone) は、ケイ素樹脂のことで、ケイ素が含まれている有機化合物を指します。有機化合物なので、自然界に存在するものではありません。
一方で、シリコン (Sillicon) はケイ素です。元素記号のSiで表される元素であり、主に岩石や土壌などに存在しています。日常生活で混同されていることが多いですが、両者は別物です。
参考文献
https://www.silicone.jp/contact/qa/qa103.shtml
https://www.silicone.jp/products/type/grease/index.shtml
https://www.monotaro.com/g/00018493/
https://www.shinetsu.co.jp/jp/products/silicones-business/silicone-greases-silicone-oil-compounds/
https://www.moribe.biz/silicon/534.html