SICダイオードのメーカー8社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
SICダイオードとは、近年注目されている高性能なダイオードのことです。Si(シリコン)とC(炭素)から構成されている半導体を用いており、様々な結晶型があります。主にダイオードとして使用されるのは特性の優れた4H-SiCです。バンドギャップが大きく、原子間の結合が強固であるため絶縁破壊電圧が高いことが最大の特徴です。また、熱伝導率も高く、高速で動作することができます。性能限界が近いとされているSiに代わる半導体として非常に期待されているのです。
SICダイオードは高性能なパワーデバイスとしての利用が期待されています。例えば、電気自動車や家電、急速充電器としての利用です。しかし、様々な製品の根幹を支えるデバイスなのでどんなものにも使用されることになるでしょう。また、高速動作が可能となるためリカバリ損失を下げることができます。SiCの使用によって高効率化が図れます。さらに、逆電流が小さいためノイズを減少させるための装置が削減できます。同様に高周波動作が可能なためインダクタなども削減できます。これらの理由から組み込まれる部品が少なく済み、製品自体の小型化に成功します。
SICダイオードは今後様々な製品に利用されることが期待されているダイオードの一つです。ここでは、SICダイオードがどのように有用性を示しているか、その構造や特徴からご紹介します。SICを用いたダイオードで特徴的なのは次の二つです。
参考文献
https://techweb.rohm.co.jp/knowledge/sic/s-sic/03-s-sic/4968
file:///C:/Users/karug/Downloads/application_note_ja_20190404.pdf
https://www.rohm.co.jp/electronics-basics/sic/sic_what2
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