株式会社ニコンソリューションズ

【2021年版】万能投影機3選 / メーカー1社一覧

万能投影機のメーカー1社・4製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


万能投影機とは

万能投影機は、測定対象を正確な倍率でスクリーン上に拡大投影し、その形状や寸法を観察・測定する装置です。

大きいものでは、スクリーンの直径が1000mm以上になるものもあります。

対象をスクリーンに拡大投影するため、複数の人が同時に観察することができ、取り扱いも簡単というメリットがあります。

光学測定機ですので、非接触で測定・観察することができるので、測定対象物を傷つけることがありません。

また、構造が単純で安価な測定機であり、場所を選ばず導入できるため根強い需要があります。

万能投影機の使用用途

万能投影機の使用用途は、物体の輪郭形状の観察や寸法測定です。

電源投入後、即使用できる上、スクリーン上に拡大投影されることから、テンプレートを用いた比較測定の場面でもよく使われます。

主には金属部品や樹脂成型品などが測定対象となりますが、光学測定のため、生物など、光と透過するものの観察に用いることもできます。

また、簡易的ながら表面の観察をする機能を備えた機種もあるため、幅広い場面・用途で使用することができます。

万能投影機の原理

投影機は、測定対象に光を透過させて作った影をレンズを通すことでスクリーンに拡大した像を投影します。

そのため、ステージの測定対象を置く部分は、ガラスなどのように光が透過できるよう透明体で透過率が高いことが求められます。

投影機の透過照明の光学系にはテレセントリック光学系が採用されています。

これは、光源からの光をレンズで光軸に平行にし、物体を透過させた後、再びレンズで集光させるものです。

テレセントリック光学系の採用により、投影機は焦点が合っていない状態でも像がぼやけるだけで大きさを変えることがないというメリットがあります。

また、投影機は焦点から結像までを1つのレンズユニットで行うため、レンズの大きさと倍率により、焦点からスクリーンまでの距離が自然と決まるため、スクリーンや装置の大きさに限りがあります。

投影機には照明の位置や方向によってさまざまなタイプがありますが、基本的な照明方法や投影原理にほとんど差はなく、測定対象物や投影する倍率、範囲によってどの機種を選択しても同じような結果が得られます。

万能投影機の誤差要因

万能投影機で測定する際の誤差要因として代表的なものは測定誤差と倍率誤差です。

万能投影機は、スクリーンに映されたエッジを目視で位置合わせして測定することが主なため、目視による合わせ誤差や、作業者の癖によるかたよりが無視できません。測定物の傾きとXYステージの平行が一致していないことによる誤差や、万能投影機本体や測定物の水平が出ていないことによる誤差も測定誤差の一因となります。

また、万能投影機は、その測定原理から、光源からスクリーンまでの光が平行光になっていません。そのため、内部に取り付けられたミラーが傾いていると、スクリーンの中央と端では倍率に差が出てしまいます。これを倍率誤差といい、倍率誤差が大きくなりすぎると、光軸中心から外れた箇所での測定値の信頼性が落ちてしまいます。

万能投影機という名称

投影機について規定しているJISはJIS B 7184になりますが、万能投影機という名称は規定されていません。JISでは測定投影機という名称で規定されています。つまり、正確に言うと、万能投影機という名称はJISに規定された製品ではないということになります。しかし、メーカー各社には万能投影機という名称でラインナップされています。

JIS B 7184は1972年に制定され、その際は投影機もしくは万能投影機として規定されましたが、1999年に書換えられ、その際に万能投影機の名称を測定投影機に差し替えました。万能投影機という名称ですとあたかも万能な測定機のように捉えられてしまい測定機の名称としてふさわしくない、という理由からです。そのため、それ以前に開発された製品には万能投影機という名称が残っている、というわけで、決してJIS規格から外れた製品というわけではありません。ただし、測定に必要なスケール、カウンタ、角度表示などができるもの、という規定がありますので、これらが搭載されていない投影機はJIS規格に当てはまるとは言えないので注意が必要です。

参考文献
https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/measurement-selection/type/projector.jsp
https://www.mitutoyo.co.jp/useful/catalog-13-51/html5.html#page=511

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万能投影機のメーカー情報

*一部商社などの取扱い企業なども含みます。

万能投影機のメーカー1社一覧


万能投影機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社ニコンソリューションズ

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社ニコンソリューションズ

歴史のある会社

  1. 1 株式会社ニコンソリューションズ

万能投影機のカタログ一覧(1件)


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株式会社ニコンソリューションズのカタログ

万能投影機総合のカタログ 万能投影機総合


万能投影機3選

V-20B

株式会社ニコンソリューションズ V-20B 画像出典: 株式会社ニコンソリューションズ公式サイト

特徴

株式会社ニコンインステックのV-20Bは、スクリーンの有効径が500㎜と大型で、重量が20kgまでの投影が可能な大型の投影機です。

大型のステージが装着可能なので大型の部品の投影に適しており、自動車、工作機械等の部品の投影はもちろん、小さな電子部品の投影も可能です。

デジタルプロトラクター、デジタルカウンターを内蔵している機種で、オプションで汎用測定支援システムを付けて測定を簡便化することができます。

投影レンズは5種類あるので、被写物に応じて選択してください。

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V-12B

株式会社ニコンソリューションズ V-12B 画像出典: 株式会社ニコンソリューションズ公式サイト

特徴

株式会社ニコンインステックのV-12Bは、卓上で使用できるタイプの万能投影機で、スクリーンの有効径が305㎜の投影機です。

デジタルプロトラクター、デジタルカウンターを内蔵しているため操作性が向上したことに加えて、投影像は正立正像のため使いやすいです。

剛性を高めることによって、被検物の最大高さが100㎜まで測定可能になりました。

同時に3本の投影レンズが装着できるので、5倍~200倍までゆがみなく高解像で観察ができます。

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万能投影機アクセサリー

株式会社ニコンソリューションズ 万能投影機アクセサリー 画像出典: 株式会社ニコンソリューションズ公式サイト

特徴

株式会社ニコンインステックの万能投影機アクセサリーには、倍率検定工具、ホルダ付き読み取りスケール、レトロカウンタがあります。

投影倍率を検定するために、倍率検定工具としてルーペ倍率は6倍で精度は(3+7L/1000)µmの専用工具が販売されています。

また、投影像の寸法測定に使用するホルダ付き読み取りスケールは、精度が(15+L/20)µmで、目盛りの範囲が200mmと300mmを2種類を選択することができます。

レトロカウンタは、V-12シリーズの2軸カウンターの表示部分と接続することで、作業の全体的な効率が向上し、さらに高精度の要求に答えることが可能になります。

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