バックアップツールについての概要、用途、原理などをご説明します。また、バックアップツールのメーカー10社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。バックアップツール関連企業の2022年4月注目ランキングは1位:キャロルシステム株式会社、2位:日本電気株式会社、3位:富士通株式会社となっています。
監修: キャロルシステム株式会社
わたしたちの生活に普及しているコンピューターやスマートフォンなどの電子機器は、デバイス内部にデータを保存しています。そのため、デバイス本体が故障、もしくはデータの破損や紛失が生じた際にデータを復元することが困難になります。このような問題を解決するひとつの手段としてバックアップツールが挙げられます。
バックアップは、デバイス本体とは別のデバイスやクラウドにデータのコピーを保存する仕組みです。クラウドとは、インターネットを経由してプラットフォームの機能を提供するサービスのことを指します。
バックアップには、さまざまな方法があります。例えば身近な製品としてiphoneがありますが、独自の仕組みとしてicloudが利用できます。icloudは、バックアップとしても活用できるサービスです。そのほかにもアプリケーションとして有名なLINEがありますが、LINEでもトークのバックアップなどの機能が利用できます。
これらは、インターネット経由でのバックアップ機能ですが、インターネットを使用しない方法でもバックアップを行うことが可能です。
例として外付けのバックアップ機器があります。バックアップ機器は、パソコンに有線で接続することにより、パソコン内部のデータをバックアップ機器にコピーして保存する方法を採用しています。このほかにもCD-RやDVD-R、USBメモリを使用する方法があります。
データ保護は、一般的には、US-CERT(United States computer emergency readiness team:米コンピューター緊急事態対策チーム)が2012年の10月に公表した「Data Backup Options:3-2-1rule」をもとに考えられています。
3-2-1ルールは、まず、ルール3としてデータを保護する際は、対象のファイル1つのほかに2つ以上のコピーファイルを作成することを推奨しています。そして、ルール2では、データの保管先には、2つ以上の異なる媒体(クラウドやバックサップサーバーなど)を選択し、ルール1では、データの保管先をオフサイトにすることを推奨しています。
これら3つのルールを遵守することにより、災害などで機器が故障してしまってもデータを保護できる可能性が向上するとされています。また、近年、被害が拡大しているランサムウェアの対策にもなり得ます。
万が一デバイスがランサムウェアに感染した場合でも、安全に保護されたバックアップデータがあれば迅速に復旧することが可能です。
バックアップの方法にもいくつかの種類があり「システムを丸ごとバックアップするフルバックアップ」や「データの差分を定期的にバックアップする差分バックアップ」「バックアップしたデータを上書きせずにバックアップを行う増分バックアップ」「元のデータと同期しながらバックアップを行うミラーバックアップ」などがあります。
本記事はバックアップツールを販売するキャロルシステム株式会社様に監修を頂きました。
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バックアップツールのカタログ一覧はこちら企業
キャロルシステム株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年4月の注目ランキングベスト3
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | キャロルシステム株式会社 | 57.1% |
2 | 日本電気株式会社 | 28.6% |
3 | 富士通株式会社 | 14.3% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年4月のバックアップツールページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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