【2021年版】ハンドタップ メーカー6社一覧

ハンドタップのメーカー6社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


ハンドタップとは

各種ボルトをねじ込む、メスネジのネジ山を切削加工する工具をタップといいます。

タップには、さまざまな種類があります。

ポイントタップスパイラルタップ、ハンドタップ、管用タップなどがあります。

すべてのタップに共通して、あらかじめ加工された下穴に各種タップをねじ込むことで切削加工を施します。

その下穴には、通り穴と止まり穴があります。加工する下穴によって、使用するタップが異なる場合もあります。

スパイラルタップは、らせん状の溝があり、そこに倣って切粉が後ろに排出される仕組みになっているため、止まり穴に優位になります。

ハンドタップは、文字通り手で持って使用するタップであり、手作業を前提としています。通り穴と止まり穴両方に使用されます。

ハンドタップの使用用途

手動でネジ穴を切削加工するハンドタップには、先・中・上もしくは、呼び方の違いで1番・2番・3番の種類があります。

先(1番)タップとは、下穴に対して初めに使用するタップです。

先端が細くなっており、下穴の喰いつき部となる先端部の刃部が9山削られています。

中(2番)タップとは、主に、先タップで加工したネジ山に喰いつきながら加工する用途に使用します。

先端部の刃部は5山削られています。

上げ(3番)タップは、先端部の刃部が1.5山しか削られていません。止まり穴であっても、先・中では加工できない奥まで加工することができます。

ハンドタップの原理

タップは、1回転させるとネジの1ピッチ分加工される仕組みとなっています。

ハンドタップの場合は、先(1番)タップの先端部を下穴に喰いつかせた後は、そこにタップが倣う形になり、回転させるごとに、1ピッチ分加工がすすみます。

通常は、1回転させて1/4回転戻すといった具合に、一度に削り込まないように加工します。

ハンドタップの場合、あくまで手作業となるため、下穴に対してタップをまっすぐ加工していくことが重要となります。

先(1番)タップの先端部を喰いつかせる際に、曲がっているとそのネジにならってしまうので、斜めにならないように注意が必要です。

タップの番手順に、タップの切込みに倣いながら、無理やりにならないように加工していくことが重要です。

加工する際に、切削油を塗ります。

それによって、タップの摩擦抵抗が軽減され、切粉の排出性が高まり、よりスムーズに切削をすすめることができます。

加工によって出る切粉は、タップの溝より適時排出されます。

ハンドタップ 下穴一覧

一般的なネジ穴加工と同様にドリルで下穴を開ける必要があります。実際の加工の際には、ネジ径とドリル径(下穴)の規格を確認し加工する必要があり、規格に沿わない加工を施すとネジが閉まらないなどの不具合が発生します。

ここでは、ネジ穴加工を間違わないために、一般的に使用される「並目」のM20までの規格をご紹介します。

  • 並目

ネジ径M1 : ピッチ0.25 : ドリル径(下穴)0.8
ネジ径M1.2 : ピッチ0.25 : ドリル径(下穴)0.9
ネジ径M1.6 : ピッチ0.35 : ドリル径(下穴)1.3
ネジ径M2 : ピッチ0.4 : ドリル径(下穴)1.6
ネジ径M2.5 : ピッチ0.45 : ドリル径(下穴)2.1
ネジ径M3 : ピッチ0.5 : ドリル径(下穴)2.5
ネジ径M4 : ピッチ0.7 : ドリル径(下穴)3.3
ネジ径M5 : ピッチ0.8 : ドリル径(下穴)4.2
ネジ径M6 : ピッチ1.0 : ドリル径(下穴)5.0
ネジ径M8 : ピッチ1.25 : ドリル径(下穴)6.8
ネジ径M10 : ピッチ1.5 : ドリル径(下穴)8.5
ネジ径M12 : ピッチ1.75 : ドリル径(下穴)10.2
ネジ径M14 : ピッチ2.0 : ドリル径(下穴)12.0
ネジ径M16 : ピッチ2.0 : ドリル径(下穴)14.0
ネジ径M18 : ピッチ2.5 : ドリル径(下穴)15.5
ネジ径M20 : ピッチ2.5 : ドリル径(下穴)17.5

これ以上の大きさや並目以外の加工を行う場合はそれぞれの規格に適応させる必要があります。

ハンドタップハンドル

タップドリルにハンドルを取り付け手動でネジ穴を開けることが出来る工具です。タッピングオイルを使用しながら少しづつ回し加工します。

  • 注意点
    タップのサイズに合ったハンドルを選定する必要があります。また、サイズの合わないハンドルを使用するとタップが空回りし、破損する場合があります。加工の際はタッピングオイルを必ず使用してください。

ハンドタップとスパイラルタップ

スパイラルタップは、溝の部分が螺旋状(ねじれ状)になっており、切粉が溝に沿って排出されます。また、切粉が外に排出されタップ穴に切粉が溜まることがなく加工できる特性から止まり穴のタップ加工に利用されます。

止まり穴の加工に使用されるので特定の位置までの加工を行う必要があり、手動ではあまり使用されません。手動での加工を行う場合は、ハンドタップの1番、もしくは2番のタップで加工します。

参考文献
https://www.nachi-fujikoshi.co.jp/tool/tap_c/index.htm
https://www.osg.co.jp/products/tap/index.html
https://info.alumania.net/diy/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%97%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E6%99%82%E3%81%AE%E4%B8%8B%E7%A9%B4%E5%BE%84%E6%97%A9%E8%A6%8B%E8%A1%A8%E3%81%A8%E6%B7%B1%E3%81%95%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%96%B9%E6%B3%95/13542/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/223004966518/
https://blog.f-gear.co.jp/item/tap2/#i-3
https://pon-osi.com/taptukaiwake/

ハンドタップのメーカー情報

ハンドタップのメーカー6社一覧


ハンドタップのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 オーエスジー株式会社
  2. 2 株式会社彌満和製作所
  3. 3 株式会社田野井製作所

設立年の新しい会社

  1. 1 足立総業株式会社
  2. 2 株式会社エスケーシー
  3. 3 オーエスジー株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社田野井製作所
  2. 2 株式会社彌満和製作所
  3. 3 株式会社早坂精密工業

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