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ケミカルフィルタ
【2021年版】ケミカルフィルタ メーカー14社一覧
ケミカルフィルタのメーカー14社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ケミカルフィルタとは
ケミカルフィルタとは、空気中に存在する有毒ガスや酸性、塩基性の微少な粒子を除去するためのフィルタのことです。特に、空気中分子状汚染物質(AMC)の除去が可能で、精密機器の製造過程や医療現場で広く使用されています。取り除きたい有害物質は何種類もある場合が多いので、異なるフィルタが組み合わされて作られることもあります。フィルタにはイオン結合を利用したものや、活性炭を利用して吸着するタイプなどがあります。
ケミカルフィルタの使用用途
AMCの除去が必要となる所は多いので、ケミカルフィルタは様々な場面で活躍しています。
- 半導体デバイスの製造、加工
ケミカルフィルタは半導体デバイスの製造過程でも使われます。微少な粒子はデバイスの不具合を引き起こしたり、酸性・塩基性の気体は絶縁不良を引き起こす危険性があるからです。
- 文化財の保護
ケミカルフィルタは美術館や博物館で貴重な文化財の保護にも使われています。古くからある芸術品や文化財は空気中も気体の影響を受けやすいため、ケミカルフィルタを使用して有害物質を取り除く必要があります。
- 医療機関
医療機関でもケミカルフィルタは使われます。具体的には、医療装置や手術室の除菌です。
ケミカルフィルタの原理
ケミカルフィルタは除去したい有害物質によって様々な吸着剤や樹脂が使われます。ここでは主に使用されている三つのフィルター素材についてご紹介します。
- イオン交換樹脂
酸性や塩基性の有害物質の除去にはイオン交換樹脂が利用されます。これは、物質のイオン反応によって有害な物質から無害な物質に交換するという方法です。酸性の物質には水素イオン、塩基性の物質には水酸化物イオンが含まれており、イオン交換樹脂と結合することで人体に無害な水や二酸化炭素に交換することができます。
- 活性炭
活性炭には微少な穴が空いており、気体を通すことで有害物質はここに侵入します。穴の大きさによって除去できる粒子の大きさも変わりますが、様々な有害物質を吸着させて取り除くことができます。
- ギガソープ
ギガソープとは多くの穴を持つポリウレタンと微少な球状活性炭を組み合わせたものです。通常の活性炭と比べて高効率な除去に成功しています。また、通気性が優れているため圧力損失も少なく済みます。
参考文献
https://www.nipponmuki.co.jp/media/2016/12/13/2
https://www.donaldson.co.jp/product/semicon/faq.html
https://www.nitta.co.jp/resources/catalog/airclean/Chemical_Filters(2F-39-P).pdf
ケミカルフィルタのメーカー情報
ケミカルフィルタのメーカーランキング
社員数の規模
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1 キヤノン株式会社
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2 清水建設株式会社
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3 ニチアス株式会社
設立年の新しい会社
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1 株式会社RS Technologies
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2 ジャパンユニティ株式会社
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3 日本ピュアテック株式会社
歴史のある会社
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1 清水建設株式会社
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2 ニッタ株式会社
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3 ニチアス株式会社
ケミカルフィルタのメーカー14社一覧
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創業: 1804年
従業員数: 10,384人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1969年
従業員数: 78人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 2010年
従業員数: 1,215人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1939年
従業員数: 297人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1964年
従業員数: 366人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1994年
従業員数: 80人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1885年
従業員数: 2,938人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1896年
従業員数: 6,260人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1937年
従業員数: 25,740人
本社: 東京都
会社URL
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