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ウェット膜厚計
【2021年版】ウェット膜厚計 メーカー7社一覧
ウェット膜厚計のメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ウェット膜厚計とは
ウェット膜厚計は、物体上にある濡れ面の膜厚を測定する装置になります。ウェット膜厚計の多くは、アナログ式の膜厚計となり、実際に濡れ面に膜厚計を当て、その膜厚計がどの程度濡れたかを目視などで確認し、膜厚を測定します。実際に濡れ面に膜厚計を接触させて測定を行うため、破壊式の検査になります。デジタルで濡れ厚さを測定する製品も発売されています。くし型とローラー型に分類できます。手動読み取り式のため、手早く膜厚を取得できます。
ウェット膜厚計の使用用途
ウェット膜厚計は、自動車などの塗装工程、食品工場、実験場などで使用されます。具体的な使用例としては、塗装工程における塗装厚さの管理、食品の製造工程における塗布量の管理、濡れの測定になります。ウェット膜厚計の選定の際には、膜厚の測定精度、読み取りやすさ、破壊する量の大きさなどを考慮する必要があります。使い捨てが可能な安価な素材から、洗浄して利用できるタイプもあり、使用する液体の種類に応じて選択できます。
ウェット膜厚計の原理
ウェット膜厚計の動作原理を、くし型とローラー型に分けて説明します。
- くし型
くし型のウェット膜厚計は、くし状の高さの異なる溝が等間隔で掘られています。膜厚計を測定対象の膜に押し当てると、溝の部分に液が侵入します。その液が侵入していない部分の数値を読み取ることで膜厚を測定することができます。膜厚の測定の範囲は、溝の高さの間隔に依存します。価格が安価で、使い捨てが可能な製品が多くあり、洗浄が容易ではない場合や、直接触ることが危険な薬品などの膜厚の測定にも適しています。
- ローラー型
ローラー型は、ローラーの遠心方向の中央に溝があり、その溝の高さが異なる形状となっています。測定時は、測定対象の膜に対して、ローラーを回転させ、中央の溝に液体が付着したかどうかを判別することで、測定が可能になります。液体を破壊する部分がくし型に比べて少ないことが特徴になります。滑り止めの加工がされている製品もあります。
参考文献
https://www.tetsutani.co.jp/sokutei/pte/wetgage.html
https://www.allgood.co.jp/products/wet_film_wheel/
http://www.sanko-denshi.co.jp/makuatsu/wet.html
ウェット膜厚計のメーカー情報
ウェット膜厚計のメーカーランキング
社員数の規模
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1 オーウエル株式会社
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2 DKSHジャパン株式会社
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3 宇野株式会社
設立年の新しい会社
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1 DKSHジャパン株式会社
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2 株式会社サンコウ電子研究所
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3 宇野株式会社
歴史のある会社
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1 株式会社テツタニ
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2 オーウエル株式会社
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3 株式会社ケツト科学研究所
ウェット膜厚計のメーカー7社一覧
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創業: 1940年
従業員数: 55人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1963年
従業員数: 54人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1946年
従業員数: 79人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1952年
従業員数: 190人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1943年
従業員数: 660人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1965年
従業員数: 300人
本社: 東京都
会社URL
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