自動計量機のメーカー18社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
自動計量機とは生産ライン等で必要な原材料の量を計量し、一定量を自動に供給する装置のことで、重量もしくは容量を計測の対象とします。類似したものに原材料の数量を計測する自動計数機があります。
装置にははかりが備え付けられており、投入された原材料がはかりの基準量を超えた場合に供給を止めて区切ることにより、次の工程に一定量の原材料を供給することができます。
自動計量機の導入により、熟練を要していた計測作業の平準化や律速段階の解消による生産ラインの高速化をはかることができます。
自動計量機は工場での製品生産の効率化、作業平準化目的で広く使われています。
ある製品の生産に関して一定数の原材料が必要になる場合、自動計量機で基準量を設定することにより、常に一定の数量を人手を使うことなくラインに供給することができます。
また、食品等の包装に用いられる自動計量機では、個体それぞれの重量を事前に計量し、規定量についての最適な組み合わせを計算することで、包装毎の重量のばらつきを抑えることが可能です。
自動計量機の原理は大きく分けて2種類存在します。
1つは液体や粉体等を対象としたものです。供給された原料を一定量ラインに供給することを目的とし、原料の物性や時間経過、各種の外乱等の各種の要素を加味した上で投入の制御を行います。精度の向上のため、ラインへの投入時に原料が残らないような工夫が施されています。
もう1つは食品等、個々に異なる重さを持ったものを対象としたものです。投入された原材料は個々にストックホッパと呼ばれる部分に一時供給され、次に計量ホッパに送り込まれて重量を計測されます。ラインに供給される際には各計量ホッパに留まっている原材料の組み合わせの和が計算され、事前の設定と比較して最も適切な組み合わせが選択され供給されます。その後、原料が選択された計量ホッパに新しい原材料が送り込まれ、また最適な組み合わせが計算されて供給されるといったプロセスが続くことにより、ラインに安定して原材料が供給されます。
参考文献
https://dl.cdn-anritsu.com/ja-jp/test-measurement/reffiles/About-Anritsu/R_D/Technical/85/85_04.pdf
https://www.plusonetec.jp/products_cat/petit-scale/
https://alpha-kabu.com/product/weight/zero
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