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破砕機のメーカー120社一覧や企業ランキングを掲載中!破砕機関連企業の2025年7月注目ランキングは1位:株式会社新居浜鉄工所、2位:株式会社大達精工場、3位:株式会社マキテックとなっています。 破砕機の概要、用途、原理もチェック!
破砕機 (読み方: はさいき) とは、刃のついたローラーを回転させて物体を破砕する機械です。
実験用に少量の岩石や木材、果実などを破砕する小型のものから、コンクリートや廃材を処分するための産業用まで様々な機種があります。
類似したものとして粉砕機がありますが、減速機 (ギア) を使用しており、20mm以上の物体に適用されるものが一般的に破砕機と呼ばれます。減速機によりトルクが上がり、大きなものや固いものを破砕することが可能です。このため、粉砕機の前処理として破砕機が使用されることがあります。
ステンレス鋼でできたローターを回転させ、物体を噛み砕くように破砕するので、ローターの回転速度と刃の細かさが重要です。最初は粗い刃を低速回転させて試運転し、少量ずつ破砕して様子を見ながら、細かい刃へ段階的に付け替えていきます。
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2025年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社新居浜鉄工所 |
9.7%
|
2 | 株式会社大達精工場 |
8.6%
|
3 | 株式会社マキテック |
6.1%
|
4 | 株式会社環境保全サービス |
5.5%
|
5 | 佐藤鉄工株式会社 |
4.2%
|
6 | 株式会社タイガーチヨダマテリアル |
3.0%
|
7 | 油圧機工業有限会社 |
3.0%
|
8 | 株式会社山本鉄工所 |
2.5%
|
9 | 株式会社ホーライ |
2.5%
|
10 | 遠藤工業株式会社 |
2.2%
|
4 点の製品がみつかりました
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実験用に少量の岩石や木材、果実などを破砕する小型のものから、コンクリートや廃材を処分するための産業用まで様々な機種があります。
類似したものとして粉砕機がありますが、減速機 (ギア) を使用しており、20mm以上の物体に適用されるものが一般的に破砕機と呼ばれます。減速機によりトルクが上がり、大きなものや固いものを破砕することが可能です。このため、粉砕機の前処理として破砕機が使用されることがあります。
ステンレス鋼でできたローターを回転させ、物体を噛み砕くように破砕するので、ローターの回転速度と刃の細かさが重要です。最初は粗い刃を低速回転させて試運転し、少量ずつ破砕して様子を見ながら、細かい刃へ段階的に付け替えていきます。
破砕機は主に硬い物体を粗く砕く用途で使われます。粉末状まで細かくする場合は、破砕後に粉砕機で処理する必要があります。
抽出や反応に用いる素材を破砕すれば、体積あたりの表面積が大きくなるので抽出効率や反応速度が上がります。また、嵩が減るので保存スペースを削減したい場合も破砕が有効です。ただし空気中で酸化されやすいサンプルは破砕することで酸化が進みやすくなるなど、破砕のデメリットもあります。サンプルに応じた判断が必要です。
破砕機の基本的な構造と破砕の仕組みは以下の通りです。
破砕したい物を投入口から入れます。投入しやすいように、ホッパーという漏斗の役割を果たす部品を投入口に装着します。
投入された物品は破砕室へ落下します。破砕室内では歯車のように刃のついたローターが回転しており、投入された物品を巻き込んで破砕します。ローターの回転数と刃の細かさが、破砕能力を決定します。
回転数が速すぎると、投入した物が弾かれてしまい巻き込まれません。刃が細かすぎると、目詰まりを起こして回転が止まってしまいます。最初は粗い刃を低速回転させて試運転し、少量ずつ破砕して様子を見ながら回転数と刃を最適化させることが大切です。
破砕室の底部には、スクリーンという「ふるい」の役割をする部品が装着されています。スクリーンには一定サイズの穴が空いており、この穴よりも細かく破砕された破片のみ、スクリーンを通過して排出口へ落下します。
排出口から出てくる破砕品を、袋やバットで受けて回収します。
図1. 破砕機の一軸と二軸の違い
破砕機は、破砕様式によって「一軸型」と「二軸型」に分類されます。それぞれ長所と短所があるため、この分類を知っておくと機種の選定に役立ちます。
一軸型破砕機は、破砕室の両壁に固定刃が並んでおり、それらの間をローターが駆動する構造です。投入口から入れられた物品は、プッシャという器具によって破砕室に押し込まれ、ローターに巻き込まれます。ローターと固定刃の間を何度も通過することで細かく切断され、スクリーンの目の細かさより小さくなった破片のみが排出されます。長所は裁断力が高く細かい断片にできる点、短所は処理速度が遅い点です。
二軸型破砕機は固定刃がなく、ローターが2つ並行に設置してあります。投入された物品は2つのローターの間へ巻き込まれて破砕されます。長所は処理速度が速い点、短所は断片が粗く、大きさも不揃いになりやすい点です。
破砕の細かさが求められる場合は一軸型、処理速度が求められる場合は二軸型が推奨されます。
破砕機の中には、木材の破砕に特化した機種もあります。端材を廃棄したり木材ペレットを作製したりする用途に使われており、家庭用の小型機種から木材加工場の大型機種まで様々なものが販売されています。
家庭用の小型機種は、選定した枝や小型の木製家具を破砕するのが主な用途です。「ガーデンシュレッダー」や「ウッドチッパー」などの呼称で販売されており、3万〜10万円で購入できる機種もあります。
業務用の大型機種の中には、エンジンを搭載してキャタピラで走行できるものもあります。広い作業場の複数箇所に木材が積まれている場合、木材を運ぶのではなく破砕機が移動して作業することで、効率を上げることが可能です。
木材用破砕機を使用する際の注意点は、ローターの強度が低い点です。岩石やコンクリートの破砕を想定した設計ではないため、誤って石などの硬いものを投入してしまうと、刃こぼれを起こし故障につながるおそれがあります。
参考文献
https://www.fjtex.co.jp/kankyo/products/crusher/
https://www.tsuganemachine.jp
https://www.sun-earth.jp/kikuzu-hasaiki?lang=ja