プッシャについての概要、用途、原理などをご説明します。また、プッシャのメーカー4社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。プッシャ関連企業の2022年6月注目ランキングは1位:株式会社広島メタル&マシナリーとなっています。
プッシャ(pusher)とは、“押す人や物”という意味から、艀(はしけ)を押す船やケーブルドラムを押す装置、さらに遠心力を利用して比較的大きな粒子を押し出し分離する機械などを含めた総称を指します。
分離機は、固形物と液体の混合物を高速で回転させることで、大きい粒子よりなる固形物を分離除去する目的で使用する機械です。
なお、分離機については「プッシャー」として商標登録され、現在も更新登録中で、指定商品区分「07:化学機械器具」に類した区分での同名の使用には注意が必要です。
プッシャは、海上での船舶としての利用をはじめ、各種ケーブルの製造工場やケーブルドラムを保管している倉庫内などで活用されています。
そのほか、プッシャは、生産現場でいろいろな治工具に取付けて使用されています。取付けられている治工具には、高さ測定用治具や複数ワークを吸着し、反転する治具、溶接用ワークセット治具などがあります。
治工具に使用されているプッシャは、素材には樹脂をはじめウレタンゴム、シリコンゴム、金属と各種製作されており、取付のためのねじもおめじタイプとめねじタイプが製作されています。
プッシャは、動作を行うデバイスの名称として使用されているため、使用されている装置や機器の分野は多岐にわたっており、プッシャの使われている関連分野を特許出願件数という視点で見てみました。
プッシャというキーワードで検索してみると、意外なことに医療関連分野での出願が目立って多くなってきていることがわかります。
とりわけ、内視鏡やカテーテル関係、医療検査といった分野にその傾向が目立っています。
昨今の医療が、人体への負担が軽減するため、内視鏡やカテーテルを使った医療行為が多くなってきています。これは、遠隔操作で「プッシャ」動作を行うデバイスの利用が増えてきているためと考えられます。
そのほか、従来から使われていた生産現場での自動化に伴う利用や機械加工での利用、倉庫での入出庫での利用などの利用が続いているようです。
このように、ある機器やデバイスの最新動向を特許・実用新案の出願状況から追うのも有効となる場合もあり、使い分けするのもいいかもしれません。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年6月の注目ランキングベスト1
順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 株式会社広島メタル&マシナリー | 100% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年6月のプッシャページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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