株式会社池田理化
株式会社トミー精工
和研薬株式会社
倉敷紡績株式会社
フナコシ株式会社

【2021年版】卓上遠心機5選 / メーカー13社一覧

卓上遠心機のメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


卓上遠心機とは

遠心分離機とは、遠心力を利用して試料を粒子の比重に応じて分離させる装置のことで、卓上遠心機は遠心分離機の卓上型のものを指します。

卓上遠心機には、回転数が数千rpmのスイング型と数万rpmで高速遠心できるアングル型があります。

ローターには、容器の種類やサイズに合わせて試験管、マイクロプレートマイクロチューブ用など数種類のタイプがあります。

高速回転すると、ローターの温度が上昇するため、試料を損なう恐れがあります。
そのような場合は冷却機能が備わった冷却遠心機を用います。

加熱をしながら遠心分離を行える製品もあります。

メーカーとしては、日立、久保田、エッペンドルフ、トミー精工、コクサン、ヤマト科学等、多々あります。

卓上遠心機の使用用途

遠心分離機は様々な業種で使われていますが、卓上型は科学の実験用として使用されることが多いようです。

  • 細胞培養
  • 血液(血球、血清、血漿の分離など)
  • 生化学(DNA、RNA抽出など)
  • 分析関連(液-液抽出など)

など、回転速度の違いにより、幅広い実験で使用されています。

また、回転数を設定せずに使う、簡易の卓上型の遠心分離機もあります。

これはマイクロチューブや8連チューブなどに入れた試料をスピンダウンさせる等、手軽に使用できる製品です。
各種ありますが、「チビタン」という商品名で普及しているものが有名です。

また、医療用としても使用されています。

血液採取後、速やかに血漿や血清を分離する必要がある場合は、比較的場所を取らない卓上遠心機を医療現場に設置しておけば便利です。

卓上遠心機の原理

物質にはそれぞれ特有の比重があります。

その比重の差で分離させるために、遠心力を利用します。

例えば、比重の差が小さい時には遠心時間を長くするか、gを大きくします。

そのため、遠心分離を行う際は、目的に応じて対応可能な機種を選ぶ必要があります。

細胞培養や血球分離などの場合は、3000 rpm程度の低速遠心でほとんどが分離できます。

DNAやRNA抽出の場合は、数万rpmの遠心力が必要となるため、高速遠心機を用います。

ちなみにrpm (round per minute)は回転速度、対してg(gravity)は遠心力(相対遠心加速度)の事です。

使用時には、各メーカーが提供している換算表を用いてgとrpmの変換ができます。

試料の重さが偏った状態で高速回転させると、振動が生じ、遠心分離機が壊れる危険性があります。

遠心分離する前には試料のバランスを確認する、容器が損傷していないことを確認する、また、冷却下での使用後には、装置内の水分を乾燥させることが求められます。

遠心分離に使用する容器の素材にも注意が必要です。

遠心分離する前に使用する容器の材質の強度が遠心力に耐えうるか確認することも必要です。

参考文献
https://doi.org/10.14894/faruawpsj.2.2_110
https://www.himac-science.jp/useful/centrifugation/centrifugation.html

卓上遠心機のメーカー情報

卓上遠心機のメーカー13社一覧


卓上遠心機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 倉敷紡績株式会社
  2. 2 ヤマト科学株式会社
  3. 3 株式会社池田理化

設立年の新しい会社

  1. 1 エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社
  2. 2 フェニックスサイエンス株式会社
  3. 3 和研薬株式会社

歴史のある会社

  1. 1 倉敷紡績株式会社
  2. 2 ヤマト科学株式会社
  3. 3 株式会社コクサン

卓上遠心機5選

卓上遠心機 Z36 シリーズ

株式会社佐久間製作所 卓上遠心機 Z36 シリーズ 画像出典: 株式会社佐久間製作所公式サイト

特徴

回転数設定は200rpmから(10rpm刻み)、最高回転数は30,000rpm(Z36HK)、250mlボトルの遠心に最適な高速卓上遠心機です。250mlボトルを6本同時に遠心可能です(アングルローター使用時)。

1.5mlチューブの微量遠心から250mlチューブまで、さまざまなサイズや形状のチューブやマイクロプレートに対応可能なローター(アングル/スイング)が多数対応しています。

冷却機能付きタイプでは~-20℃での冷却遠心も可能です。

株式会社佐久間製作所の会社概要

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卓上多本架遠心機 LCXシリーズ

株式会社トミー精工 卓上多本架遠心機 LCXシリーズ 画像出典: 株式会社トミー精工公式サイト

特徴

最大回転数10,000rpm(アングルローター使用時)、最大容量1,000ml(250ml×4本)に対応可能な卓上遠心機です。スピンダウンに便利なフラッシュ機能も付属しています。

マイクロチューブから250mlボトル、ディープウェルプレートまで様々なボリュームの遠心に使用できます。

専用バスケットの使用により15mlチューブと50mlチューブを同時に遠心することも可能です。採血管にも対応しています。

ローターの付け外しはプッシュボタンで行うため、素早く確実なローター交換が可能です。

株式会社トミー精工の会社概要

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卓上遠心機 H-36α

株式会社コクサン 卓上遠心機 H-36α 画像出典: 株式会社コクサン公式サイト

特徴

遠心状態を判断可能なインジケータ搭載の卓上遠心機です。250mlチューブやマイクロプレートにも対応可能な12種類のローターを使用できます。

最大回転数は6,000rpm (ローター:RA-321(50ml×8本架け)使用時)、最大容量1,080mlの遠心に対応します。

密度勾配遠心モードでの運転など、回転数や遠心時間などを設定値を10種類まで保存できます(メモリー機能)。

安全機構により回転中は上蓋をあけられず誤った操作による事故を防ぎます。

株式会社コクサンの会社概要

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Allegra 64R

ベックマン・コールター株式会社 Allegra 64R 画像出典: ベックマン・コールター株式会社公式サイト

特徴

1.5mlチューブを最大30,000rpmで遠心可能な微量高速卓上遠心機です。

多数のローターが対応しており、0.25ml~85mlのサンプルを遠心可能です。不純物の除去目的など、NMRやGC/LC-MSなどの各種分析操作の前処理にも適しています。

遠心操作時は装置のフタが開かない安全設計です。

冷却機能付きで-20℃から40℃の範囲で温度設定可能です(設定は1℃刻み)。タイマーは最大9時間59分までセットできます。

ベックマン・コールター株式会社の会社概要

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himac CS150NX

エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社 himac CS150NX 画像出典: エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社公式サイト

特徴

最大回転数150,000rpmの超遠心に対応した卓上遠心機です。

ローター設置時のねじ固定やボタン操作は不要、回転軸へ載せるだけで使用可能な簡単ローターセッティングです。またインバランスセンサーを搭載しており、超遠心機でありながら史郎のバランスは目分量でOKと簡便な操作性を誇ります。

終了時刻と遠心時間を設定するだけで他の実験操作にタイミングを合わせた遠心を可能にします。

USBインターフェースを有し、遠心データをCSV形式で出力可能です。

エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社の会社概要

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