日本無機株式会社

【2021年版】オイルセパレータ5選 / メーカー10社一覧

オイルセパレータのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


オイルセパレータとは

オイルセパレーターとは、潤滑油(エンジンオイルなど)に混入した気体(空気やガス)を分離するための装置です。

イメージしやすいのは内燃機関(エンジン)です。エンジンで発生したブローバイガスはエンジン上部の上方空間(ヘッドカバー近辺)より排出し、吸気側へ還流しているのが一般的です。しかし、オイルセパレーターを使用する事でブローバイガスからオイルのみ抽出し、エンジン内部に戻すことができる装置がオイルセパレーターです。

エンジンオイル中に空気やブローバイガスが混入すると潤滑油としての機能が十分に果たせなくなります。また、オイルクーラーでの放熱効率も悪くなります。

潤滑油(オイル)を用いる機械全般に言える事です。

オイルセパレータの使用用途

オイルセパレーターは、内燃機関や冷凍回路などオイルを分離させる際に使用します。どちらも、高速で回転するクランク部品でオイルと気体が掻き回わされ、オイルに気体が混入しやすい環境下にあります。

オイルセパレーターを用いる事で、オイルの減りの抑制、潤滑特性の維持、放熱特性を維持することでオーバーヒート等を防ぐこともできます。

冷凍設備では高圧力下での使用になるので、オイルが冷却器に侵入する恐れがありますが、冷媒中からオイルを取り除くことで、冷却器の故障を防ぐ役割も果たします。

このように、機械・機器、及び環境を守るために使用されるのがオイルセパレーターです。

オイルセパレータの原理

オイルセパレーターはその使用環境により、簡素な構造のものから内部が蛇行形状の複雑なものまでありますが、オイルと気体を分離させるオイルセパレーターは慣性式分離器として構成することができます。

これは、オイルを壁面に分離させる方法で、直径が20μmを超える液滴(オイル)の分離に適します。

遠心分離機では、気体は湾曲した通路に沿って流れ、オイルは遠心力によって通路の外側に集中する事で壁面に分離させ抽出することができます。遠心分離機内側からはオイル混在量が減少した気体を取り出すことができます。

簡素な構造のものでは、衝突板を用いたものがあります。衝突板式の場合、液滴(オイル)が混在する気体は衝突板に当たります。気体は衝突板に当たり流れ方向を変えますが、オイルは質量慣性により流れ方向を維持します。その結果、衝突板にオイルを分離させることができます。

気体とオイルの分離はその質量の違いを利用して分離させることが一般的です。

水とオイルを分離させるオイルセパレーター(工場排水設備など)でも、水と油の質量の違いを利用しています。

参考文献
https://patents.google.com/patent/JP2007283290A/ja
https://astamuse.com/ja/keyword/10087709
http://www.sunnyltd.co.jp/library/54e44d0d0f615d0f20001136/5cdcdddb297c40342de9d6ab.pdf

オイルセパレータのメーカー情報

オイルセパレータのメーカー10社一覧


オイルセパレータのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 ヤマト科学株式会社
  2. 2 日本無機株式会社
  3. 3 株式会社コンヒラ

設立年の新しい会社

  1. 1 Xinxiang Zhongyue Filter Co., Ltd.
  2. 2 Walker Filtration Ltd.
  3. 3 株式会社コンヒラ

歴史のある会社

  1. 1 ヤマト科学株式会社
  2. 2 日本無機株式会社
  3. 3 サニー・トレーディング株式会社

オイルセパレータ5選

オイルセパレーター OSシリーズ

株式会社コンヒラ オイルセパレーター OSシリーズ 画像出典: 株式会社コンヒラ公式サイト

特徴

コンヒラ製のオイルセパレーターは、主にコンプレッサードレンや工場排水に対し、油分を分離して河川に放流する目的で使用されるオイルセパレータです。分離方式としては強制比重分離方式を採用しています。

従来は対応が難しかったエマルジョン油の処理も行えるように設計されているため、多様な用途に用いることが可能です。分離能力が優れており、50,000ppmという高濃度の油分を含有している水であってもワンパスで3ppmまで低減できます。

株式会社コンヒラの会社概要

  • 会社所在地: 愛媛県今治市北高下町2丁目2番23号
  • URL: https://www.conhira.com/
  • 創業: 1973年
  • 従業員数: 45人

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オイルミスト除去装置

日本無機株式会社 オイルミスト除去装置 画像出典: 日本無機株式会社公式サイト

特徴

オイルミスト除去装置 ミストラップは、ガラス繊維製のフィルターを搭載しており、空気中にただようミストの除去に適したオイルセパレータです。

99%以上と高効率で粒子を捕集できるため、食品工場をはじめとしたオイルミストが発生しやすい職場に設置すれば、職場環境を大きく改善できます。

フィルター本数は4本、8本、11本のタイプがそれぞれ用意されており、目的に合わせて適切な風量・圧力損失の製品を選択することが可能です。

日本無機株式会社の会社概要

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オイルミストセパレータ

ヤマト科学株式会社

特徴

オイルミストセパレータ OMC-200は、本体素材にステンレスを使用している耐食型のオイルセパレータです。オイルミストを除去するためのフィルターとしては、グラスウールを使った特殊なフィルターエレメントを採用しています。

ポンプとセットで利用するタイプのオイルセパレータで、耐食型油回転真空ポンプのオプションにあたる製品です。真空ポンプの排気口に取り付けることで、ポンプから排出される空気を清浄化します。

ヤマト科学株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟36階
  • URL: https://www.yamato-net.co.jp/
  • 創業: 1889年
  • 従業員数: 759人

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オイルミストセパレーター

サニー・トレーディング株式会社

特徴

サニー・トレーディング製のオイルセパレーターは、船舶や発電機・ガスタービンといった大型設備におけるオイルミスト対策に適した製品です。エンジンなどの精密機器をオイルミスト汚染から守ることにより、機器の信頼性を向上させると同時に、メンテナンス頻度を下げてコストを低減できます。

機器の汚染だけでなく潤滑膜が形成されるのを防ぐこともできるため、作業場の安全性を確保し清潔さを保つことが可能です。クローズドクランクケースで使用すると、燃焼室において燃料を循環させることで、ガスエンジンの効率を高めることができます。

サニー・トレーディング株式会社の会社概要

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真空ポンプオイルセパレータエレメント

Walker Filtration Ltd. 真空ポンプオイルセパレータエレメント 画像出典: Walker Filtration Ltd.公式サイト

特徴

真空ポンプオイルセパレータエレメントは、100万個以上オイルセパレータエレメントを製造した実績を持つWalker Filtration社のオイルセパレータです。

主な導入事例としては、真空ポンプや循環プロセスにおける利用が挙げられます。真空ポンプにおいては排気ボックスに直接取り付けることで、排出ガス中のオイルミスト除去が可能です。

循環プロセスでは残留オイルミストを捕集して再循環および再利用する目的で使用されており、メンテナンスにかかるコストや手間の低減に加え、過剰な反応の抑制に役立っています。

Walker Filtration Ltd.の会社概要

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