【2021年版】遠心濃縮機 メーカー6社・21製品一覧

遠心濃縮機のメーカー6社・21製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


遠心濃縮機とは

遠心濃縮機とは、一般に、遠心機と真空乾燥機を組み合わせた減圧濃縮・乾燥装置のことです。

遠心力で突沸を抑えつつ、減圧により沸点を下げ、加熱により気化熱を補うことにより溶媒を蒸発させて目的サンプルを濃縮させることができます。

微量サンプルの分析用途に用いられるほか、下水汚泥の沈着性が悪化してきていることを踏まえ、汚泥処理システムに大きな影響を及ぼす濃縮プロセスにも導入されている装置です。ほとんど無人で連続運転することができることから今後のさらなる普及も期待されています。

遠心濃縮機の使用用途

溶媒の突沸や泡立ち等を遠心力によって防ぐことができるため、サンプルのロスを抑えることができることから微量分析のためのサンプルの濃縮に適しています。

たとえばDNAやRNA、ペプチドなどを濃縮したり、その他の濃縮や乾燥を必要とするアプリケーションを作成したりする際に使用されています。

その一方で、遠心濃縮機は操作性に優れており、自動運転が容易であること、維持管理が簡単であることから下水の汚泥処理にも多く採用されるようになってきています。

遠心濃縮機の原理

遠心濃縮機は、“物質の3態”を利用して、サンプルを濃縮します。具体的には、固体⇔液体⇔気体の過程を、減圧による低温乾燥を行うことで濃縮しています。

まず、サンプルにかかる圧力を下げることでサンプル(溶媒)の沸点を下げます。それとともに加熱を行うことで、溶媒の揮発を加速することができ、かつ減圧時に起こる溶媒の凍結を防ぐことができるという仕組みです。

大まかな全体のシステムとしては、遠心濃縮機、冷却トラップ、真空ポンプで構成されています。真空ポンプにより遠心濃縮機内を減圧させ、サンプルを濃縮します。そこで冷却トラップにより気化した溶媒を凝縮し回収します。

また、汚泥濃縮用の遠心濃縮機は、余剰汚泥を遠心力によって濃縮します。汚泥供給管を中心として外胴、内胴がそれぞれ一定の回転差を保ちながら回転しています。汚泥は汚泥供給管から外胴内に連続的に供給され、遠心力によって汚泥内の固形物は外胴内壁に沈殿・堆積します。その後、内胴に設けられているスクリュウの作用により濃縮汚泥として外へ排出される仕組みです。

参考文献
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/technical-resources/products-faqs/vacuum-concentrators-faq.html
https://taitec.net/type/%E9%81%A0%E5%BF%83%E5%BC%8F%E6%BF%83%E7%B8%AE%E6%A9%9F%E4%BD%8E%E6%B8%A9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97/
http://www.lsrc.u-toyama.ac.jp/sic/div/01seika/lab1/concn.html
http://www.kakoki.co.jp/products/e-014/index.html
https://www.enshinbunriki.com/principle/

遠心濃縮機のメーカー情報

遠心濃縮機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 巴工業株式会社
  2. 2 三菱化工機株式会社
  3. 3 和研薬株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 和研薬株式会社
  2. 2 久保田商事株式会社
  3. 3 株式会社トミー精工

歴史のある会社

  1. 1 三菱化工機株式会社
  2. 2 巴工業株式会社
  3. 3 タイテック株式会社

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