東京硝子器械株式会社

【2021年版】デュワー瓶 メーカー10社一覧

デュワー瓶のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


デュワー瓶とは

デュワー瓶とは、1982年にJames Dewarにより実用化された断熱容器のことです。日本語ではデュアー瓶やジュワー瓶と表記されることもあります。

日常でよく耳にする「魔法瓶」や「サーモスの水筒」の先駆けでもあり、構造は類似しています。

デュワー瓶は3つの特徴的な構造により、長時間の保冷・保温を可能にしています。

  1. 容器は2枚の壁から成る
  2. 2枚の壁の間には真空層が設けられる
  3. 真空層に面した壁は反射により熱放射を遮断している

デュワー瓶の使用用途

デュワー瓶は低温・高温いずれの断熱にも優れています。そのため、マイナス200℃程の液体窒素から、300℃近いオイルバスのオイルを入れる容器としても使用することができます。

主に、化学実験や、一時的に冷媒を保存・運搬するために用いられます。

例えば、その保温性を利用して、自己反応性を有する物質を保管する際の危険性を測定するBAM(ドイツ連邦材料試験研究所)蓄熱貯蔵試験にも、デュワー瓶を用いるようプロトコルに盛り込まれています。

デュワー瓶はステンレス製であることが多いですが、容器内を観察できるように透明のガラス製のデュワー瓶も近年開発されています。

デュワー瓶内での作業がしやすいように口が広くなったタイプや、可能な限り内容物の蒸発を防ぐために口が小さくなったタイプなど種類が豊富です。

デュワー瓶の原理

熱の移動には「熱移動の3原則」と呼ばれる下記の3種類のファクターが関わっています。
①熱伝導 ②対流 ③熱放射
このうち、①②はデュワー瓶の2つの壁に挟まれた真空層によって妨げられています。

分子は常に分子運動をしており、この分子運動は高温ほど激しく運動します。高温で激しく振動する分子運動は次々に隣の分子へと伝わり、平衡を保とうとします。これが、熱伝導です。真空では分子が存在しない(厳密には微量の分子は存在しますが無視できる程度)ため、デュワー瓶では熱伝導が抑えられます。

また、気体や液体はあたためられることで分子運動が激しくなり、密度が低くなります。密度の平衡を保とうとして、気体や液体が循環し動くことを対流といいます。対流も、真空の状態では無視できます。

しかし、熱放射は真空であっても生じます。熱放射は分子運動を介してではなく、電磁波が伝わることで熱が移動します。熱放射を容器の外に伝えないよう、真空を挟む2枚の壁の内側は鏡面仕上げになっています。鏡面で電磁波が反射することで、容器内の温度が保たれます。

参考文献
https://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/138.html
http://mahobin.org/episode.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsj1966/28/8/28_8_427/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/35/3/35_196/_pdf/-char/ja

デュワー瓶のメーカー情報

デュワー瓶のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 和研薬株式会社
  2. 2 フナコシ株式会社
  3. 3 東京硝子器械株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社インミディアム
  2. 2 株式会社テックジャム
  3. 3 ハーマンズ株式会社

歴史のある会社

  1. 1 フナコシ株式会社
  2. 2 東京硝子器械株式会社
  3. 3 株式会社三商

デュワー瓶のメーカー10社一覧


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